プロジェクト概要

まちづくりプロジェクト「Kapuk Kids Creative City」を行いたい!

カプック(Kapuk)の子供達に自分のまちに必要な仕事や役割を考える機会を提供したい!

 

はじめまして、NPO法人cobonの松浦です。今回私たちが日本の皆さんと一緒に創りたいのは、インドネシア、ジャカルタ近郊のカプックに暮らす子ども達向けのまちづくりプロジェクト「Kapuk Kids Creative City」(KKCC)です。

 

インドネシア人の平均月収24,000円の中で、Kapuk Muaraというジャカルタ特別州に住む彼らの平均月収は8,000円【2013年夏時点】工場による井戸水汲み上げのために、30年間で4m地盤沈下し、その上に、洪水で流れ着いたゴミが3m溜まる場所、その上に住居を作って住む人々がいます。この場所に住む彼ら(特に子ども達)と共に、未来を創るためのアイディアを生み出すのがこのプロジェクト「Kapuk Kids Creative City」の目的です。

 

この「Kapuk Kids Creative City」を通じて、カプックの子ども達に新しい夢を与えるだけでなく、東南アジアの若者や教育にも新たなきっかけを提供したいと考えています。

 

しかし、イベントを開催するための材料費、渡航費、人件費などの運営費が足りません。ぜひ一緒にこのプロジェクトをお手伝いいただけないでしょうか。


(2013年3月に訪問した際、Kapukの子ども達と一緒に。)

 

まちづくりプロジェクト「Kid City!」をアジアに発信していくプログラムへ

2回目「Kapuk Kids Creative City」を開催したい!

 

昨年のKKCC2013に参加した学生は150名を超えます。参加者全体から100点満点でとった満足度平均点は86点でした。昨年実施したSMP122の中学校校長が300名の参加を超える校長会で、KKCCについてプレゼンしたところ、自分の地域でも実施したいという学校がたくさんありました。実際、カプック地域の他の中学校でも実施してほしいという声があります。

 

cobonでは、このプログラムをインドネシアだけでなく東南アジア圏にも発信していきたいとも考えています。日本だけではなく、世界中の様々な場所で、子どもたちが将来何を行っていけばよいのか、どう学べばよいのか悩んでいる状況があります。それは学ぶことが自分たちの身の回りの課題解決に直結しないからです。自ら主体的に学ぶためには、目的やその活動の中での楽しみが必要です。今回のプログラムは、IDEOのデザイン思考をベースに行った昨年の内容をより社会課題解決に特化させ、リニューアルしたものにしていきます。


KKCC2014では、特に近隣の高校や中学校などにも声をかけて、一中学校区の活動ではなく、より広い対象層にインパクトを持つプログラムとして提供していきたいと考えています。


(カプックでのダイアログ)


■KKCCの目的

カプックの子どもたちが対話し、これからの自分たちのまちに必要な仕事や役割を考え、新しく創る中で、自分たちのまちを変えて行く未来へのアクションを生み出す。
■KKCCのサブ目的
①カプックの子どもたちが、自ら考え行動し、カタチにする習慣(アントルプレナーシップ)を身につける。
②カプック地域の子ども、大人のマインドセットの変化を生み出し、社会課題を根本から解決していく。
③この取り組みを世界に発信していくことで、子どもたちが自ら学ぶ意欲を発揮できる新しいプログラムを策定する。
具体的には、これまで日本で7年間、述べ20回以上実施してきたKidsCity運営の手法を活かしながら、現地の子どもたちやそれをサポートする関係者との関係性構築を重視したプログラムを実施します。

 

KKCC2013についてより詳しい内容は、下記のURLから昨年度の実施報告書をダウンロードしてください。
http://p.tl/VPOt

 

(カプックの子供達)

 

cobonの原点について

 

cobonの原点は、私が、学生時代に「盆栽」いう名前の学生団体の2期代表を行なっていた経験です。当時夜間大学生であった自分にとって、大学の枠を越えた学生が集まり、お互いをサポートしながら就職活動支援を行なう場はとても貴重なものでした。
その過程で、そこに参加する、プログラムを受け取るだけではなく、自ら運営する、プログラムを創る側に立つことで、より深く学びが得られるということに気がついていきました。また、仕事の中に含まれる自己表現や、他者との関係性構築にも重点を置いていきました。

 

そして、子ども達の段階から、自分自身で仕事を創っていくためには「自ら考え行動する体験」が重要であると考え、2007年にNPO法人こども盆栽(現:cobon)を設立しました。過去6年間でこれまで日本の子ども達が自ら考え行動し、未来を創りだす活動を支援するために、「KidsCity(旧:こどものまち)事業」「Touch on Art.(現代芸術体験プログラム)j事業」を10,000名を超える子ども達に提供してきました。

(未来についてカプックの子どもたちと行ったワークショップ)

 

日本と世界をくらべてみた時に、日本の教育は世界平均から見ても非常に質が高いプログラムです。同じ指導内容をどの学校にも、提供することが出来ています。しかし一方で、その「均質」な教育を受けたことにより、逆に新しい変化を起こす若者や、疑問を言葉にしたり行動に移したりする若者が少なくありません。

 

おそらくこのページをご覧になる多くの方は大学に通ったことがあると思うのですが、そもそも高校を卒業して、大学に行くときに理由を明確に持っていましたか? 

「なんとなく〇〇大学に入りたい」「偏差値が〇〇だったので通える範囲の大学にした」ではなく、「自分で□□を学び、その専門性を高めたい」「□□学の教授がいるから、そのゼミに入りたい!」
という目的がありましたか?

日本のような教育システムが整っていない近隣の国ではどうなのだろう?


そんな疑問が海外に目を向けるきっかけでした。インドネシアの教育システムは、まだ発展途上と言ってもいいかもしれません。政府の力が弱く、汚職も多いこの国ではモラルハザードが起きやすく、それは子どもたちの学びの場にまで悪い影響を与えていました。

しかし一方で、教育を受ける側である子どもたちや親、地域、先生が一体となって、これまでとは違った新しい教育環境を創る取り組みがあることを知りました。決して授業料が高い私立の学校や富裕層だけが質の高い教育を受けられているわけではないのです。まだ数は少ないですが、そうして地域主体となった取り組みが各地で育ちつつあります。

そうしてリサーチを進めている間に、カプックという地域を知ることになります。


(2013年、カプックに関わったメンバーと共に。)

カプック(Kapuk)とは?

 

KapukMuaraはインドネシアの首都ジャカルタの北側に位置する場所で、約1万2000名の人が住んでおり、人口密度の高い地域でもあります。そのため多くの火事が起きる場所であり、雨期には毎年多くの洪水が発生することで知られています。


カプックに水問題、ゴミ問題、貧困問題、コミュニティ喪失の問題、華僑による土地買収の問題など深刻な問題があります。この状況を打破するため、政府やNGOが数多くの対策を試みていますが、一向にそれは解決に至っていません。

(洪水後のカプック。流れ着いたゴミが散らばっています。)

 

まちに対するカプックの子どもたちの強い想い!

「カプックを変えたい」という夢を実現できる体験を届けたい!

 

しかし、このような状況の中でも、私が出会った子どもたちや先生は自分たちのまちを変えたい!良くしていきたい!将来自分のまちのために何かしたい!という強い想いを抱いています。

 

「将来大人になったら、必ず大学に行って、博士号までとって、海外に行って働きたい。そこで貴重な経験を積んでお金を貯めてから、このカプックに戻ってきて、このコミュニティをサポートする仕事がしたい」(14歳 中学生)


「自分の家族はとても貧しくて、両親は、輸入されてくるゴミの仕分けの仕事をしていた。小学校の時から、放課後は、毎日屋台でご飯を売ってお金を稼いでいた。この頃のことは消せないけど、思い出したくないもの。だから普段は人に話さない。昔はたくさん泣いた。だから今は涙を流すのではなく、汗を流すんだ。」(31歳 コミュニティリーダー)

 

(カプックでのダイアログ)

 

つまり、彼らはKKCCに参加する中で、「自分たちが学ぶ目的」を持っていくのです。中学生でさえ、自分たちの住む地域を自ら変えたいと強く感じています。昨年、Kapuk Kids Creative Cityの試験版を行ってみたところ、中学生の女の子から下記のようなコメントをもらいました。

 

Kapuk could be better than before, among others: the flood that hit is not there anymore, Kapuk be clean with no garbage, no jams, and poverty as well as the more advanced.
It should be an area that is even better because the activities of KKCC been motivated to become better.(原文ママ)


(カプックは、以前のようにはならない、洪水も来なくて、ゴミもない、渋滞もなく、貧困も改善されていく。KKCCの活動が私たちをモチベートしてくれるから、この地域はよくなっていくに違いない)

 

過酷な環境を乗り越える若者を育みつつ、これからどの国や地域もが今後立ち向かわなければならない格差や資本主義による軋轢を乗り越えていく試みをカプックからつくっていく、それがKapuk Kids Creative Cityです。

 

ぜひ皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

プロジェクトのスケジュール

 

2014年
4月:企業協力獲得のための営業
5月:実施したいKapuk地域での学校の再特定
6月:FaceBookと現地コーディネーターによるプロジェクトフォロー
7月:FaceBookと現地コーディネーターによるプロジェクトフォロー
8月後半:プロジェクト実施(子どもたちによる事前会議:3日間、シュミレーションWS:1日
本番WS:1日間)

集まった資金は、本プロジェクト遂行にあたり、かかる人件費・渡航費および研究開発のために利用させて頂きます。


現状について


カプックのコミュニティリーダーとの協力関係ができており、彼を通じて地元の中学校(800名在籍)の校長にも協力要請が完了しています。カプックコミュニティの一部では自主事業として食用ナマズの養殖を始めています。この事業はBritish Council Indonesiaのサポートを受けており、2012年にインドネシア全土で200名以上が応募したcommunity leader competitionで第3位となっています。

 

2013年3月には株式会社Doorz主催のグローバルラーニングジャーニーin Indonesiaで現地の場所を訪問し、6名の日本人が参加しており、その地域の目指す方向性に対してそれぞれの専門性や想いを活かして支援をスタートさせようとしています。


今回の子ども達によるまちづくりもその流れの中で、現地のニーズと私達ができることを掛けあわせた中で生み出されたプログラムです。

http://www.youtube.com/embed/_iQ7fEgDAwA
カプックの中学校の先生のコメント(動画です)

 

引換券について


*活動報告メールを送付します。

 

*支援者様用情報ツールへの登録(facebook)と定期的な進捗情報の更新を届けます。

 

*現地より、子どもたちのサンクスレターを送付。

 

*現地のアクセサリーか小物を送付。
(選定はおまかせとなります。kapuk の子どもたちが気持ちを込めて大事に選びます。ご了承ください)

                (一例)

 

*子どもたちの『未来への手紙(宣言)集』(冊子にまとめたもの)をお送りします。また、上記『未来への手紙(宣言冊子)』に、お名前とあなたの『未来への手紙(宣言)』を載せます。(希望者の方のみ)

※未来への手紙:

「Kapuk Kids Creative City」当日終了後すぐの時点で、『子どもがその後、どうなりたいのか』を宣言し、それを、紙に落とします。
スタッフの『未来への手紙』も、『READYFOR? 支援者(3万円以上)』の手紙も載せていきます。目的は、彼らの未来と、自分の未来に責任を持つため。タイムマシーンのように、小さい頃の文集のように、未来に、『自分が10年前に宣言したこと』を見返せるように作成いたします。

 

*関係者限定の本事業の報告会(東京で開催)にご招待いたします。

 

*約1週間、NPO法人cobon松浦およびインターン生、現地大学生、パートナーと共に、社会課題を解決する協働はどのように行っているのか。カプック地域でKKCCイベントを作る状況に参画していただけます。(ただし、この引換券にはスカイプ上での面接があります。) 宿泊費はこちらで負担します。(食費、諸経費は別)

 

*カプックでの2日間の開催日+KKCCに関わるインドネシアの関係者をご紹介します。(こちらは面接がありません。)

2泊3日の宿泊費、航空券はcobonで負担致します。(食費、諸経費は別)※航空券はLCCを予定しております。

 


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