タイ最大のスラム発のブランドを立ち上げ現地の女性を応援したい

タイ最大のスラム発のブランドを立ち上げ現地の女性を応援したい

支援総額

2,335,000

目標金額 2,000,000円

支援者
190人
募集終了日
2016年12月27日

    https://readyfor.jp/projects/Klongtoey-Sikkha?sns_share_token=
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2016年12月22日 02:26

滞在を振り返って―FUJI TATE Pさんからのコメントです!

デザイナー・FUJI TATE Pさんがシーカー・アジア財団に泊まり込みデザインを進めた2か月間。滞在を振り返ってのコメントです!

 

縫製所のお母さんたちとデザインを進めたFUJI TATE P(フジタテペ)さん

 

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クロントイ・スラム(バンコク)からブランドを作り、スラム地域のイメージ改善・収入向上を目指すプロジェクトの資金を募るクラウドファンディング〈Ready for〉が、残り6日(12/27終了)となりました。


これまでに100名以上のご支援をいただき、本当にありがとうございます。目標金額まではもう少し!残念ながら達成しなかった場合は、不成立となりこれまでの温かいご支援もいただけないのがReady forのルールです。

僕は10~11月の2ヶ月間のスラム滞在を通して、沢山の経験をしました。目的はスラムからインスピレーションを得る事でしたが、それ以上に、バンコクに住む“その他”の人々との関係性を体感したんです。

 

一言でいえばタイは階級社会で、バンコクに住む貧困層〜富裕層に差別されています。何年か前まで麻薬王が住んでいた場所で、そのイメージが国民には定着しており、クロントイ・スラム=危険というイメージが強いのです。バンコク市街地に住むタイ人に会う機会があり、このプロジェクトの話をした時、「なんであんな危ない場所にいるの?」「日本人のデザイナーが行くべきところではない。」など、とてもリアルな意見が出てきました。

 

縫製所でデザインを進めた2か月間


実際に犯罪に巻き込まれたという話も聞きました。10万人も住む巨大なスラムなので、様々な人がいます。でもそれってどこの土地でも同じじゃないですか?悪さをする人がいれば、真面目な人も優しい人もいる。それってスラムに限らず、東京でも一緒ですよね?

 

不法占拠から始まったスラムは、現在は港湾局に管理されています。バンコクの急発展に伴い街を作るために地方から労働者を集め、低賃金で働かせ、住処もない人々がスラムを形成しました。スラムの人々が作った街に住むのは、差別をしている人々です。

 

その世代から時代は進み、3~4世代目が今のスラムの子供たちです。誰も生まれる場所を選ぶ事は出来ません。そこに生まれ育ったから差別される事が、僕には納得いかないんです。

 

NHKの取材を受けるFUJI TATE Pさん


もちろん苦境に負けず勉強し、外の世界に飛び出した人もいます。でもその確率って何パーセント?明らかにスタート地点が違いすぎます。英雄になれるほどの強さは、僕にだってありません。みんなだって同じじゃないですか?

 

負の連鎖をどこかで断ち切らなければ。

 

どうしてそう思ったかというと、僕個人としてはこのスラムが、とても心地のいい場所に感じたからです。一言で言うと “RELAX” 日本でいう下町のような雰囲気で、人と人との距離が近く、ホッとする感じ。2ヶ月も現地にいると顔見知りも増え、朝ごはんを買いに行く時に、すれ違う人々と挨拶を交わす日常。東京に住んでいる僕が、忘れていた感覚でした。

 

とはいいつつも、スラムに入ればゴミだらけ。これって自分たちで掃除すればいいんじゃないの?と思いますが、幼い頃から働き、教育の機会がなかった世代があり、僕らにとって当たり前の感覚で判断してはいけないんだなという事にも気がつきました。縫製所のお母さんは、お金を稼がなきゃいけないから、学校に行けたのは小学校4年生まで。それから働き始めたと話していました。

すごく複雑でまだまだ理解出来ていない事があります。でもひとつだけ言えるのは、縫製所のお母さんと一緒に仕事をした2ヶ月間、お母さんたちがキラキラしてたんです。なにか希望を見ているようなキラキラ。

 

スラム地区での素材探しです。驚きでテンションが上がるクラフト担当のメーさんと一緒に。


これまで縫製所で色々なモノを請け負って作ってきたけれど、スラム発のブランドが自分たちで作れるんだ!ブランドのタグがつけられるんだ!僕からしたら当たり前の事も、ひとつひとつに感動し、キラキラしていたんです。レディーフォーを見ては、日本の人達が応援してくれている、支えられていると、希望を感じていました。

 

誰のために、何のためにデザインをするか。

それに気がついた僕は、とても幸せものです。

FTP

リターン

3,000


サンクスレター

サンクスレター

シーカー・アジア財団がスラムで運営する図書館の子どもたちと作成するサンクスレターと、展示会開催時のご案内。

支援者
62人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年4月

10,000


プロジェクト応援コース

プロジェクト応援コース

サンクスレターと、展示会開催時のご案内。いただいた資金はプロジェクトに活用させていただきます。

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年4月

10,000


スラム発のブランド「Feemue KLONG TOEY」特製トートバッグ

スラム発のブランド「Feemue KLONG TOEY」特製トートバッグ

スラム発のブランド「Feemue KLONG TOEY」のトートバッグです。またサンクスレターと展示会開催時のご案内。(写真のトートバッグはサンプルです。“スラム”をデザインに落とし込むべく試行錯誤を重ねています。完成品をお楽しみに。)

支援者
88人
在庫数
3
発送完了予定月
2017年4月

10,000


スラム発のブランド「Feemue KLONG TOEY」特製のアクセサリー

スラム発のブランド「Feemue KLONG TOEY」特製のアクセサリー

スラム発のブランド「Feemue KLONG TOEY」の刺繍ピアスです。サンクスレターと展示会開催時のご案内。刺繍のお色はアソートですので、お届け時のお楽しみになります。

支援者
16人
在庫数
83
発送完了予定月
2017年4月

30,000


プロジェクト応援コース

プロジェクト応援コース

新しくできるブランドのサイトにあなたのお名前を記載いたします。サンクスレターと展示会開催時のご案内。いただいた資金はプロジェクトに活用させていただきます。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年4月

30,000


スラム発のブランド「Feemue KLONG TOEY」ブックレット

スラム発のブランド「Feemue KLONG TOEY」ブックレット

今回のプロジェクトで製作するクロントイ・スラムとブランド「Feemue KLONG TOEY」を紹介するブックレットです。サンクスレターと展示会開催時のご案内。

支援者
8人
在庫数
92
発送完了予定月
2017年4月

100,000


現地スタディツアーコース

現地スタディツアーコース

クロントイ・スラムのご視察へご案内します。現地のスタッフこそ知るおいしい屋台でランチ付きです。サンクスレターと展示会開催時のご案内。

支援者
2人
在庫数
28
発送完了予定月
2017年4月

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