『応援メッセージ』：バベット・マンティングさん

こんにちは。
「ラオスで訪問看護を続けたい」という思いに賛同し、プロジェクトへご支援くださった皆さま、ありがとうございます。皆さんからいただく応援メッセージ、一つ一つ読ませていただき、たくさんの力をいただいています。

 

今日は、カンボジアでの出会いから23年来の付き合いとなる、ボランティアとして関わっていただいている専門家のバベットさんからの応援メッセージをご紹介します。

*バベットさんが書いてくれた原文（英語版）は明日お届け予定です。*

 

🌸赤尾和美さんとの出会い🌸
 

私の名前は、バベット・マンティングです。赤尾和美さんとは23年来の付き合いです。カンボジアのシェムリアップにあるアンコール小児病院（AHC）で6か月間ボランティアとして働いていた時に、カズこと、和美さんに初めて会いました。AHCでのボランティア活動は、それまでに経験したことがないほど持続可能なボランティア活動でした。AHCでの和美さんの役割は、看護師臨床指導者として発展途上国の訪問看護やアウトリーチ、HIV 疾患や緩和ケアなどの発展の為に働くことで、その活動は24年にのぼります。

 

今年、また和美さんと一緒にラオ・フレンズ小児病院（LFHC）でボランティア活動をさせていただける機会を得ることができとても嬉しいです。

 

最も興味深く、やりがいがあることは、如何に現地の人々が彼らの文化的信念や価値観など、とりわけ病気や苦しみに関する事を理解するかを知ろうとすることです。

 

和美さんと彼女のチームは、自らの探求や学びからの経験を共有し、Compassionate care（心のこもった質の高い医療）の概念を理解し、活動しています。

 

和美さんのチームは、LFHCから退院した患者さんがその後に必要となるケアについて、地方の郡立病院やヘルスセンターと協力し、問題の解決策を見つけるという課題も抱えています。多くの患者さんが病院から遠く離れた場所に暮らしていることもあり、交通の便が悪く、道なき道を行くというようなケースもあります。和美さんとチームは、患者さんと彼らの家族に対して、身体的のみでなく、心、そして、文化的背景に配慮しながらケアを提供しています。

彼らはまた、必要に応じて地方のヘルスセンターの看護師を教育し、彼らのクオリティオブライフの向上を第一優先としてサポートを行っています。

 

和美さんという模範的リーダであり、メンター、指導者である彼女と一緒に、私の人生において一度のみならず二度、こうして一緒に働くことが出来たことを光栄に思います。

 

和美さんのLFHCでの素晴らしい活動へ、皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

 

バベット・マンティング、専門家（ボランティア）