前回のこの紙面でサラセミアの患者さんには正常な赤血球が作られず貧血になるとお伝えしましたが、貧血を改善するには輸血をしなければなりません。

 

Sさんファミリーには、お子さんが2名いますがその2人ともがサラセミアです。病院から自宅までは車で2時間半。2人の子が輸血をするために、ほぼ毎月病院まで来なければなりません。村のある郡内にも病院はありますが、必要な血液が無いことが多々あります。

 

輸血をするには血液を血液バンクから買わなければなりません。1パック約10ドルです。これがルアンパバーン県立病院内にある血液バンクです。

1パックで済む時もあれば2パックしなければいけないこともあります。Sさん家族の1か月の収入は200ドル(約2万円)に満たないのですが、2名の子供に費やしている医療費は年間約600ドル(約7万円)もかかり、経済的な負担はとても大きくなっています。

永遠と続く経済的出費を想像しただけで私はため息が出てしまう。休まずずっと山を登っている感じです。そんな家族にも登山の途中の休憩所を作れたらいいなと思います。

 

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