【今日限り!!】戻ってきたマルミミゾウを密猟者の手から護りたい!!

寄付総額

3,775,000

目標金額 6,000,000円

寄付者
197人
募集終了日
2022年12月23日

    https://readyfor.jp/projects/Lobekepontcasseprotection?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
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2022年11月26日 09:00

【ジャングルこぼれ話】🐘マルミミゾウとゴリラ🦍の出会い(2)

プロジェクトを公開して5日目に入りました。あと一息で、来年からのポン・カッセのガードポスト運営費1カ月分(平均)に手が届きます! ぜひご支援をお願いいたします!!

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。UAPACAA国際保全パートナーズの岡安です。

 

今回の緊急募集では、ご支援が一歩、一歩進むごとに「ああ、これでX月X日までは、ポン・カッセ班をガードポストに派遣できる、あ、Y日まで伸びた!」と、来年のポン・カッセ・キャンプの様子が想像されて、胸が痛くなります…。

 

9月中旬、ポン・カッセに「UAPACAA号」でたどり着き、プチ・サバンナまでの6kmの遊歩道を歩きはじめると、マルミミゾウの丸い足跡で埋め尽くされていることを発見。30年前に未開だった同じジャングル(コンゴ共和国側)の中で、「これが純野生というものか」と感動した同じ光景が蘇っていました。

そして高度に武装した密猟団にとっては、あまりにもたやすいターゲットが出現していることにも、愕然としたのです。

 

どうぞ皆さまのお力添えで、このゾウの楽園の入り口の守りを固める、ガードポストを再開させてください!

 

2022年8月、広大なダンガイエのバイで、仔ゾウを護りながら水浴びを楽しむマルミミゾウの群れ

 

さて、マルミミゾウとゴリラの出会い(1)では、ガボンのジャングルでのドキドキ話をご紹介しましたが、今日は本元のロベケ国立公園で観た面白エピソードです。

 

ロベケ国立公園の北西部には、プロジェクト概要の地図でも見られるように、サンガ川に注ぐ水脈が広い湿地帯を作り出していて、その中にパッチ状に広がる大小の浅い水草のスワンプが、バイと呼ばれる動物たちの憩いの場となっています。マルミミゾウやゴリラ、バッファローといった大型哺乳類だけでなく、アフリカアオバトやヨウムたちが、何万羽という単位でやってくるバイもあり(また後日、面白エピソードをご紹介します!)、ロベケ国立公園が世界自然遺産に指定された理由の一つとなっているのです。

 

そんなバイの一つダンガイエで、今年8月初旬にドローンで撮影された、マルミミゾウの群れが今回のプロジェクトのトップ写真ですが、全景はここに挙げたドローン写真のように広大なもので、バイの縁に設置されている観察台からは、遠くて双眼鏡でも反対の端がよく見えないほどです。

 

ダンガイエは国立公園の北端に近く、湿地帯の真ん中に位置するおかげもあって、アプローチが悪いので逆にマルミミゾウやゴリラが我が世を謳歌しています。初めて視察に訪れた時も、伐採道路から車で行ける終点まで2時間、そこからさらに歩いて4時間近い行程で、プチ・サバンナの比でない行軍でした。その苦労の末に目にした野生動物たちは、人間をあまり知らないピュアな自然の姿だったと思います(この「人間を知っている」か「人間を知らない」かは、地域の自然保護活動を組み立てる上で実はキーになる点です)。

 

そしてダンガイエの純野生のエピソードの一つが、マルミミゾウとゴリラの出会い。観察台からかろうじて見えるか見えないかの、バイの北の縁のけもの道からゴリラのグループが顔をのぞかせ、シルバーバックと若いオス、それに子供たちがカヤツリグサの藪に入り込んで食事を始めました。グループの全貌をつかみたいと、双眼鏡で目を凝らしていると、バイの反対、南側で水浴びをしながら、ゆっくり動き回っていたマルミミゾウの親子が、ゴリラの方に近づいています。

 

仔ゾウはまだやんちゃ盛りらしく、お母さんの周りを跳ね回っていますが、そのジャボジャボいう水音が聞こえ始めたあたりから、ゴリラ・グループの方がキョロキョロと緊張しはじめました。

「へー、こんなに見晴らしのいいところでも、ゴリラは気にするんだ」

と、珍しい光景に好奇心を掻き立てられていると…。

 

シルバーバックと若いオスがおもむろに二本足で立ちあがり、音のする方を一生懸命、観察しはじめたではありませんか! ジャングルでしょっちゅう出会ってそうなマルミミゾウを、そんなに気にするとは想像もしていなかった私はびっくりしました。さらに仔ゾウがゴリラたちを発見し、喜び勇んでガボガボと跳ねながら走り寄っていくと…なんとシルバーバックが「ゥワー!」と叫び声をあげたかと思うと、パニックになってけもの道を逃げ去ってしまいました。もちろんグループ・メンバーは慌てて後を追い、いかにも遊びたそうな仔ゾウだけが取り残されたのです。
​​

確かにマルミミゾウは気性が荒く、「森で会ったら気づかれる前にとにかく逃げる」が原則なのですが、それはこっちが人間でマルミミゾウにとっては天敵だから、向こうも容赦しないのだと(勝手に)解釈していました。しかしこんな場面を見ると、実はマルミミゾウたちは他の動物にも不寛容!?!?

​​​​

ゴリラはシルバーバックによってかなり性格が違い、そのシルバーバックの性格がグループの行動パターンに大きく影響します。この時のゴリラ・グループが、なぜ自分と変わらないような体格の、ルンルンした仔ゾウにこんな神経質?な反応をしたのか…? それとも、そもそもあまりマルミミゾウを観たことがなくて、自分より大きな動物が近づいてくる、ということ自体に怖気づいたのか…?

 

今となっては真相はジャングルの闇の中ですが、ゾウやゴリラが見せてくれるこんな微笑ましい(笑​​​​​​ エピソードも、アフリカジャングルの野生動物観察の醍醐味の一つです。そんな楽園の将来を護るため、どうぞ皆さまのご協力をよろしくお願いいたします!!

ギフト

10,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

・ガードポストに詰めるチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもります。10,000円あれば、彼ら4人の1日分の食費と日当をまかなうことができます。
・予算に10,000円の余裕があれば、密猟の痕跡を見つけるなど緊急事態が発生した場合に、臨時部隊を派遣することが可能になります。

<ギフト>活動報告
◆ メルマガ配信(1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
80人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

3,000+システム利用料


【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料がまかなえます!

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料がまかなえます!

・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・3,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!

<ギフト>
◆ 寄附金領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

寄付者
43人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

5,000+システム利用料


【お気持ちコース】ガードポスト用救急箱1カ月分が補充できます!

【お気持ちコース】ガードポスト用救急箱1カ月分が補充できます!

・ガードポストに詰めるのは、レンジャーと地元コミュニティメンバー総勢4人のチーム。5,000円あれば、出発前に彼らの救急箱の中身を補充することができます。
・他にもキャンプで必要な、細かな消耗品1カ月分など、さまざまなことに役立てられます。

<ギフト>
◆ 寄附金領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

寄付者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

15,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】ランドクルーザー派遣経費支援コース

【野生動物を守る仲間!】ランドクルーザー派遣経費支援コース

・レンジャー送迎の際、悪路での安全確保のため、運転手以外に助手とチェーンソー担当者が同乗します。彼ら3人の日当と燃料等、ポン・カッセのガードポストまでの往復に必要な経費全体をまかなうことができます。

<ギフト>「お宝写真」
◆ 今回の出張で入手した「お宝写真」から、お好きなものをPC壁紙として配布します
◆ 10,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

30,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密猟を許さない!緊急対応支援コース

【野生動物を守る仲間!】密猟を許さない!緊急対応支援コース

・30,000円あれば、通常のチーム交代のためのランドクルーザー派遣に加え、緊急事態に駆けつける応援部隊の足の確保にもつながります。

<ギフト>「お宝映像」
◆ 今回の出張で受け取ったドローンやカメラトラップの「お宝映像」をUAPACAA YouTubeから配信します
◆ 15,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

50,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】縁の下の力持ちコース

【野生動物を守る仲間!】縁の下の力持ちコース

・現場で50,000円あれば、3,0000円や10,000円などでできる支援を、状況に応じて臨機応変に組み合わせることが可能になります。
・さらに、密猟対策最前線を支えるランクル運転手や自動車整備士、ロジ担当や経理担当など、基幹チームの給料1カ月分を支えることもできます。

<ギフト>個人様向けHPお名前掲出
◆ 感謝を込めてお好きなお名前を掲載します(1年間;感謝状にリスト形式でアップ;希望者のみ)
◆ 30,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
14人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

80,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】地域コミュニティとの協働コース

【野生動物を守る仲間!】地域コミュニティとの協働コース

・現場で80,000円あれば、30,000円や50,000円コースの密猟対策に加え、地元コミュニティの若手人材を1人か2人、アシスタントとしてポン・カッセの生物多様性モニタリングやゴリラ・トランゼクトに派遣し、育成するとともに収入の道を確保することができます。
・このような地元の若手人材の存在は、ジャングルに入り込もうとする密猟者を摘発する上でも重要な役割を担います。

<ギフト>
◆ UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け
◆ 30,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
3人
在庫数
7
発送完了予定月
2023年12月

125,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】1週間あれば心強い支援コース

【野生動物を守る仲間!】1週間あれば心強い支援コース

・プチ・サバンナ~ポン・カッセラインの確実な保護のため、今回のガードポストへのチーム派遣は、途切れ目なしの30日交代を目指しています。しかし、万一、資金不足に陥ってしまった場合でも、ひと月(CF手数料等を含めて約50万円の経費)に最低1週間の派遣が確保できれば、密猟対策への貢献ははかり知れません。

<ギフト>HPお名前掲出(+ロゴも可)
◆ 感謝を込めてお好きなお名前/ロゴを掲載します(1年間;感謝状形式でお好きなロゴも挿入いただけます;希望者のみ)
◆ 80,000円コースのギフト
・UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールで伺います)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

300,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】2週間派遣に緊急対応で安全強化支援コース

【野生動物を守る仲間!】2週間派遣に緊急対応で安全強化支援コース

・プチ・サバンナの入り口ポン・カッセのガードポストは、さらに12キロ奥に入ったジャンギのバイの入り口でもあります。昨年のジャンギのバイの密猟を繰り返さないためにも、ポン・カッセのガードポストの保護を手厚くし、さらに緊急事態に備え応援部隊を素早く送れることが、今後の保護の決め手になります。

<ギフト>現地と繋ぐオンライン報告会
◆ UAPACAAスタッフ現地渡航中に、感謝を込めてオンライン報告会を開催します(時差の関係で、夕方以降になります)
◆ 125,000円のギフト
・代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールにて確認)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
・UAPACAAホームページにお名前掲載(希望者のみ)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

500,000+システム利用料


【UAPACAAゴールドサポーター!】1カ月まるっとポン・カッセ保護支援コース

【UAPACAAゴールドサポーター!】1カ月まるっとポン・カッセ保護支援コース

・50万円のご支援で、ポン・カッセのガードポストをひと月の間、維持運営することができます。

<ギフト>現地からの独占報告会または感謝状
◆ UAPACAAパートナーズスタッフ現地渡航中に独占オンライン報告会、またはロベケ国立公園から感謝状をお届けします
◆ 300,000円のギフト
・UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールで伺います)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
・UAPACAAホームページにお名前掲載(希望者のみ)
・オンライン現地報告会
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

1,000,000+システム利用料


【UAPACAAプラチナサポーター!】2カ月まるっとポン・カッセ保護支援コース

【UAPACAAプラチナサポーター!】2カ月まるっとポン・カッセ保護支援コース

・100万円のご支援で、ポン・カッセのガードポストを2か月間、維持運営することができます。

<ギフト>現地からの独占報告会と感謝状
◆ UAPACAAパートナーズスタッフ現地渡航中に、ご都合に合わせて独占報告会、そしてロベケ国立公園から感謝状をお届けします
◆ 300,000円のギフト
・UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールで伺います)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
・UAPACAAホームページにお名前掲載(希望者のみ)
・オンライン報告会
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ ギフト内容は50万円とほぼ同様ですが、その分いただいた資金は大切に使わせていただきます。
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

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