いよいよメイドゥムに向けて出発である！

皆様

　メイドゥム・ジャパン・プロジェクト調査隊は、3月8日（日）に成田国際空港を発ち、カイロ国際空港へと向かいます。そして到着の午前4時過ぎに空港を出てすぐに、エジプト人スタッフのアハメドとオマルと合流し、小型バスでメイドゥムに直行します！そしてそのまま現場で作業に入ります！なかなかハードな行程です。

　ただ昨今の国内外の状況も考慮し、今回は期間を一週間とし、最少人数の4名で三次元デジタル測量とVR（バーチャルリアリティー）の作成のためのデータ取得を目指します。現在の状況が収束するであろう秋にメイドゥム遺跡の本格的な調査に入る予定です。

　皆様からの熱い応援を受けたクラウドファンディングが12月末に終了した後、予期せぬ様々な状況に柔軟に対応すべく（まさか新型コロナのような事態になるとは思いも寄りませんでしたが）、発掘以外にも「できること」、「やるべきこと」、そして何より「自分がやりたいこと」をメンバーとともに準備してきました。下の写真はVR作成に向けてのミーティングの風景です。6月の報告会で支援者の皆様に御披露ができるよう、日本にいる間にもデモンストレーションを行ったりしています。後は本番を待つまでとなりました。現地の様子は、可能な限りSNSを通じて発信して行く予定です。ご注目下さい。

　また私は調査が終了した後、一週間エジプトに残り、駒澤大学の学生たち、OBOG、そして私とともにエジプトを旅行してみたいという一般の方々と一緒にエジプトツアーに同行します。その模様もお届けできればと思います。

大城道則（メイドゥム・ジャパン・プロジェクト隊長）