寄付総額
目標金額 6,000,000円
- 寄付者
- 104人
- 募集終了日
- 2023年11月30日
留萌の命と健康を守り続ける!心臓カテーテルシステムの更新にご支援を
#医療・福祉
- 現在
- 13,544,000円
- 寄付者
- 196人
- 残り
- 10日
あしながサンタ2024|笑顔を灯すエールをこどもたちに届けたい
#子ども・教育
- 現在
- 3,630,000円
- 寄付者
- 221人
- 残り
- 10日
広島市安佐動物公園|マルミミゾウの赤ちゃん誕生をみんなで支えよう!
#子ども・教育
- 現在
- 13,481,000円
- 支援者
- 1,027人
- 残り
- 45日
奈良 常照寺|1300年の歴史をもつ小さな山寺|客殿建設にご支援を
#地域文化
- 現在
- 826,000円
- 支援者
- 28人
- 残り
- 44日
松江城国宝指定十周年|後世に想いを伝える「節目」をみんなで祝いたい
#地域文化
- 現在
- 2,835,000円
- 支援者
- 153人
- 残り
- 52日
アフリカの留学生を東京外大へ!日本とアフリカの交換留学を続けたい。
#子ども・教育
- 現在
- 1,192,000円
- 寄付者
- 126人
- 残り
- 31日
国体・とちぎ大会レガシー「とちまるくん階段」を未来へ残したい!
#地域文化
- 現在
- 2,326,000円
- 支援者
- 108人
- 残り
- 31日
プロジェクト本文
終了報告を読む
「できることから始めよう。」
大好きな芽室町のために、地域医療の砦として患者様の声に寄り添う。
私たちが勤務する公立芽室病院は、北海道の広大な十勝平野の中央部・帯広市に隣接する芽室町の自治体病院です。当院は芽室町の入院機能(許可病床数120床)を持つ病院として、地域の一次医療、二次医療を担っています。
当院の経営理念は、「できることから始めよう。」~地域医療の砦として、町民の皆様の健康・医療・介護・在宅を支える役割を果たし続ける病院となる~です。
当院の経営状況は2015年くらいから悪化し、2019年に厚生労働省が発表した医療構想では、「再編統合について特に議論が必要」とする全国424の公的病院のなかの1つにピックアップされました。
経営改革を進めるなかで当院として目指すべきは、「ミニ総合病院」ではなく「地域包括ケアシステムの医療分野の中核を担う」という方向性に立ち、経営理念・基本方針もこれに沿った内容としました。
この理念に掲げた「できることから始めよう。」を職員の合言葉にさまざまな経営改革にチャレンジしています。町民有志の公立芽室病院を支える会様の多大なるご協力をいただきながら、地域の皆様と会話をさせていただく機会もたくさん増えました。
2022年2月からは院長直下の「できることから始めようプロジェクト」を始めました。これは「経営改善に取組みたい!」という職員を募集し、部活動・クラブ活動のようなイメージでQCサークルを組織し、当院にある課題を考え、解決に取り組んでいます。
私たちが現在行なっている訪問診療・訪問看護も、患者様の要望から生まれたものでした。
「今の患者の状態での通院は、高齢になった私たち家族や治療を受ける患者自身にとっても負担が大きいです。家にお医者さんが来ていただき診察や治療などをしていただくことはできますか?」
自宅で家族を介護をしていた患者様から上記のお声を受けて、患者様の希望に可能な限り寄り添う形で訪問するところから始まりました。
広大な面積を有する北海道・十勝のなかにあって、当院は積極的に訪問診療・訪問看護の体制を整備し、お陰様で地域の皆様からのニーズも高まっており、今後さらに訪問看護対象者様も増える想定です。
地域の皆様のため、また、日々訪問看護に尽力する看護師のためにも専用の四輪駆動車を購入し、1件でも多く訪問ができるよう万全の体制を整えたいと考えております。加えて豪雪時に訪問するスタッフの負担や、訪問介護活動の阻害要因の軽減のためにも、豪雪時でも安心して走行できる四輪駆動車を備えたいと思います。
皆様の温かいご寄付を、よろしくお願いいたします。
「ずっと家にいたい」という想いに寄り添いたい。
在宅医療のニーズに応え、訪問診療・看護を始めました。
当院は、2019年に厚生労働省が発表した地域医療構想で、「再編統合について特に議論が必要」とする全国424の公的病院のなかの1つにピックアップされたことを受け、「地域包括ケアシステムの医療分野の中核を担う」という方向に転換しました。
それに先駆けて2017年に訪問診療をスタート、2018年に「みなし」の訪問看護を開始しました。その後のコロナ禍により、病院内でご家族が患者様に面会ができない状況が続き、自宅でお看取りを願うニーズが高まりました。
在宅医療はますます需要が増え、2022年に訪問看護ステーション(24時間制)を開設し、在宅での方々の医療・介護を支援しています。その後、病院へ行くにも体が不自由で移動できない高齢者の方々の利用が広がり、現在では、訪問診療・訪問看護それぞれ月平均30~40名の患者様のお宅に伺っています。
そんな中でも、自宅で看取られたご家族から、「ずっと家にいたいという患者本人の願いを叶えることができた。ありがとうございました。」と感謝のお言葉をいただくことが、私たちの仕事の支えでもあります。
訪問した時に、患者様、ご家族の安心した笑顔を守るために、24時間私たちは町民の皆様のもとへ車を走らせていきます。
雪にタイヤがはまって立ち往生
豪雪時における北国ならではの訪問看護の難しさがあります。
芽室町は、人口約18,000人の第一次産業を主とした十勝の農業王国です。病院のある芽室町中心地の隅々まで広大な畑に囲まれているため、車で片道30分ほどの距離にあるお宅への訪問もあります。
四季折々の風景を眺めながら、夏は青々とした農地の間を快適に運転していますが、一転して冬は-20℃前後まで気温が下がります。
美しい雪景色や樹氷も雪国の醍醐味ですが、時には50cm以上の大雪や吹雪の中で出動しなければなりません。夜間にお看取りで伺うことも多く、吹雪の中30分かけて訪問することもまれではありません。
訪問看護で訪問中、雪に車が埋まって出られなくなったこと、また雪だけではなく雪解けの泥に車が埋まって出られないなど、車にまつわるエピソードは数々あります。過去には、豪雪時に患者様宅に向かう際に雪道に車両が埋まってしまい、訪問ご家族に院内から救出の応援要請を出すこともありました。
2月のある日、氷点下で雪が降る中、訪問看護業務のため患者様のご自宅へ向かいました。30分ほどの訪問看護を終え、次の診療に向かうため車を発進しようとしたところ、雪にタイヤがはまってしまい前に進むことができませんでした。
抜け出そうとアクセルを踏み込んでもキュルルルルルルンという空回る音が聞こえるのみで進まず、だんだんと焦る気持ちが大きくなってきました。 何とか抜け出そうと思い、先ほどの患者様のお家を訪ね、スコップをお借りしてタイヤ周りの雪をかき、再度アクセルを踏み込みましたが空回りするだけ。抜け出せませんでした。
状況が変わらない中、時間が過ぎ、焦りがさらに大きくなりました。次の診療もあるため病院に連絡。事務スタッフに状況を説明し救助を要請しました。しばらくして事務スタッフが到着。車にロープをつなぎ引っ張る準備をし、患者様と近くに住む親せきの方にも手伝っていただき車体を押しました。
多くの方の協力もあり、抜け出すことができました。極寒のなか長時間対応してくれた方々、協力してくれた患者様やご家族様、近くの住民の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちは、一件でも多くの患者様の元に駆けつけ、寄り添いたいと強く願っています。そのためには、遠距離での訪問ニーズに応えられる車両を増やすこと、冬場にも滞りなく訪問できる体制を整えること、深い積雪時も訪問可能な車両を準備することが必要です。
患者様・ご家族様の安心した笑顔を守るため
訪問車両を購入したい。
現在は3台のリース車両で訪問看護・リハビリに出向いています。
地域の皆様からのニーズも高まり、訪問看護者は増加している中、なんとかこの3台を調整しながら使用している状況です。増加する在宅医療の患者様を支えていくために、冬場にも滞りなく深い積雪時も訪問可能な車両を備えたいのです。しかしながら、当院の財務状況では車両の購入も容易ではありません。
高齢化進展の中で地域包括ケア構想を実現する当院への期待を院内外の皆様に感じていただきつつ、ご寄付を集め、地域の皆様の温かい想いで地域医療を支えるための車両を購入したく、今回のクラウドファンディングプロジェクト検討に至りました。
■目標金額:6,000,000円
■ご寄付の使い道:四輪駆動車の購入費用
■実施内容:2024年7月1日(月)までに購入、納品を行います。
※All-in形式のため、目標金額に関わらずご寄付いただいた金額を車両購入費用として使用させていただきます。目標に満たない場合は、自己資金で補填します。
少子高齢化が加速する2025年まであと3年、芽室町の人口動態も同様に高齢化率は上昇しています。医療・介護のニーズが高まる中、住み慣れたまちで住み続けられるように当院の経営理念でもある地域医療の砦として、在宅医療の支援体制はまだまだ強化していかなければなりません。
患者様・ご家族様の安心した笑顔を守るために、24時間私たちは町民の皆様のもとへ車を走らせていきます。地域医療・在宅医療で、日本の、そして北国の高齢社会を支える当院の取組みにご理解とご寄付をお願いいたします。
プロジェクトメンバーの紹介
大沼 崇
診療技術科リハビリテーション係(主査)
住み慣れたところで生活を送ることは、患者様・ご家族様にとっての幸せに繋がると考えております。リハビリ部門はそれぞれのニーズに向き合いながら身体機能や日常生活動作、生活関連動作のお手伝いをさせていただいています。今年度からは訪問リハビリ事業所を立ち上げ、さらに在宅等での生活支援を進めていきます。当地域の対応範囲が広く、片道20kmを超える移動や、冬期間は雪や風の影響を受けることがあります。そのような状況下でも皆様へサービスがお届けできるように、新たな車の購入へ皆様のご寄付をお願いいたします。
村上千恵美
訪問看護ステーション管理者(師長)
患者様・ご家族より「家まで看護師さんやリハビリの方が来てくれて本当にありがたい。家族が安心して暮らせます。」と感謝の言葉をいただくことがあり、私たちの仕事に対するやりがいに繋がっています。
現在専従看護師4名と、病院業務と兼務の理学療法士で訪問しています。当院の訪問看護サービスは少しずつ地域の皆様に浸透しつつあります。利用される皆様が安心して過ごせるよう、またこれから訪問看護を利用される方により良いサービスの提供ができるよう、新たな車の購入を考えています。
地域の医療の要として、多くの人に手を差し伸べられるよう皆様のご寄付よろしくお願いします。
岡山有美子
総看護師長
わが町芽室町は、高齢化比率30%を超え全国平均を上回っています。これに伴い高齢夫婦世帯、高齢単身世帯も増加しており、老老介護や介護者の負担などにより、病院への通院が困難になる方々が多くいらっしゃいます。私たちは、看護科理念の基本方針の一つに「町民や地域住民が、住み慣れた地域で暮らし続けることを支えます。」を掲げており、患者様の思いである「住み慣れた芽室町で、わが家で、安心できる家族の声を聞きながら、好きなように暮らし続けたいんだ…。」これを実現させたい一心で、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリ体制を強化しています。
病院で患者様を待つだけの時代は終わりました。これからはさらに当院の医療を必要とされている方々の元へ私たちが伺います。お一人おひとりが大切にされてきた想い、これからも大切にしていきたい想いに愛をもって寄り添い、「自分らしく生きること」「自分らしく暮らすこと」をお支えしたいと思っています。そのためには、この広域な十勝の冬道でも、不安なく訪問できる四輪駆動車が必要です。
私たちをご自宅で待ってくださっている患者様とご家族の元へ!!これが通年可能になる環境を整えたいのです。
皆様のご寄付をどうぞよろしくお願いいたします。
三上真紀子
副総看護師長
広大な農地や日高山脈を一望できる芽室町。食料自給率150パーセントと言われる美味しい農産物や牛乳で生活を彩ることが、当たり前の日常である、この町を皆愛しています。年老いて、どんなに体が不自由になっても愛する家族とこの土地で暮らし続けたい。そう願う町民は、7割以上と言われています。
「自分らしく生き続けるために。」当院は、そう願う町民の健康を守るために、地域包括ケアシステムの中核を担う病院として、責務を果たし続けなければなりません。広大な土地故に通院が困難な高齢者、また最期まで自宅で家族と過ごしたい終末期を迎える方のために、私たち在宅医療のスタッフが日夜車を走らせています。
自宅を訪問した患者様の安心した表情。自宅で最期まで看取り故人の願いを果たせたと満足感を語る家族。その人らしい生活が満たされるために寄り添うことが私たちの使命だと思っています。
町を愛し、家族を愛する町民が生活する場所へ向かうために、命を吹き込む専用車両を私たちに。
公立芽室病院を支える会様からの応援メッセージのご紹介
鳥本ヒサ子
公立芽室病院を支える会会長
私たち公立芽室病院をみんなで支える会は、個人180人と9法人が会員となっています。町民のための病院、医師や看護師が働きやすい環境づくりを支え、経営計画の定期的な点検も行い、町民としての素朴な意見を発言地域医療を取り巻く状況を学習する機会をつくっています。全国の地方病院がそれぞれ直面するさまざまな問題に学び・知恵を出し合い・人に優しい病院づくりを支援していくなかで、2年前からは地域包括ケアシステムの推進をテーマに公立芽室病院総合診療科医や訪問看護ステーション看護師を講師とした町民向けの地域医療講演を開催しています。2023年3月には、「公立芽室病院は『最期まで自宅で過ごしたい』にどう応えているか」をテーマにフォーラムを開催し、在宅医療・看取りを経験した家族の体験談をはじめ病棟看護師が「在宅医療に向けた入院中の準備」を、理学療法士が「訪問リハビリ」、医療ソーシャルワーカーが「在宅療養における地域連携室の役割」、副総看護師長が「ご本人とご家族が安心できる在宅療養」について講演し、町民約150名が来場くださいました。改めて、地域包括ケアシステムの中核としての公立芽室病院の役割を再認識する機会となりました。
税制上の優遇措置について
公立芽室病院へのご寄付については、確定申告を行うことにより、税制上の優遇措置が受けられます。
●寄付金領収証の発行日とお手元に郵送される予定月と注意事項
寄付金領収書はREADYFOR株式会社を通じて寄付金が公立芽室病院に入金された日付(2024年1月の日付)で発行いたします。領収書は2024年3月末までに送付します。そのため、公立芽室病院への入金は募集終了の翌々月になりますので、税制上の優遇措置をお考えの方は対象となる年にご注意ください。
●寄付金領収書の発行について
寄付をされた方には、後日「寄付金領収書」を送付致します。
※寄付金領収書の宛先は、基本的にギフトのお届け先にご登録のご住所・お名前となります。
※寄付金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります。
※確定申告の際は、ご本名と現住所(住民票に記載のご住所)、法人様の場合は登記簿上の名称とご住所での領収証明書が必要となりますので、ご注意ください。
個人からのご寄付について
○所得税の優遇措置(所得税法第78条第2項第2号)
寄付金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。
寄付金額 - 2,000円 = 所得控除額
(控除対象となる寄付金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です。)
○個人住民税(県民税・市町村税)の優遇措置
寄付金控除の対象法人として条例で指定している都道府県・市区町村にお住いの方は、翌年の個人住民税が軽減されます。都道府県・市町村により取扱いが異なりますので、お住まいの都道府県・市町村にお問合せ願います。
法人からのご寄付について
○法人の場合(法人税法第37条第3項第2号)
寄付金の全額を損金算入することができます。
プロジェクトにおける留意事項
▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
▽All in方式のため支援後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
▽ご寄付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽ご寄付に関するご質問はこちらをご覧ください。
▽ご寄付確定後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所にギフトをお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
▽ページ内の画像、写真はすべて、特別な許諾をいただいております。無断転用はお控えください。
- プロジェクト実行責任者:
- 公立芽室病院 院長 研谷 智
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年7月1日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
四輪駆動車の購入費用に充てさせていただきます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
ギフト
3,000円+システム利用料
応援コース|3,000円
●寄付金領収書
●お礼のメール
●活動報告書(PDF)
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月
5,000円+システム利用料
応援コース|5,000円
●寄付金領収書
●お礼のメール
●活動報告書(PDF)
- 申込数
- 28
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月
3,000円+システム利用料
応援コース|3,000円
●寄付金領収書
●お礼のメール
●活動報告書(PDF)
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月
5,000円+システム利用料
応援コース|5,000円
●寄付金領収書
●お礼のメール
●活動報告書(PDF)
- 申込数
- 28
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月