無事にフリンジでの公演が終わりました!
【ご支援いただきましたみなさまへ】
太鼓集団響はエジンバラ・フェスティバル・フリンジ・2016への参加と全22公演が予定通りに終了しましたことをここに報告いたします。ご支援と応援が大きな励みとなりました。日本とは生活も環境も異なる中で、時に勇気づけられ、力をいただき、やり切ることができました。特に今年のエジンバラは例年に比べて雨続きで肌寒く、日本の真夏から移動してきた私たちにとっては厳しいところでしたが、事故や怪我もなく終えることができました。
フリンジ参加の合間でカールトンヒルにてスチール撮影。
【現地での反応色々】
響は太鼓の新しい可能性を探究・追求してきました。しかし思い付きだけでは近代的なエゴになりかねず、トラディショナル(太鼓や踊り、唄など)から身体の合理的な動きや、普遍的なリズム等々を学び身を通し実感することで、今を生きる自分達に必要な表現に変えていきました。
響の太鼓を聴いて踊り出す小さな子どもたち、こんな経験は初めてだと興奮気味に終演後に声をかけられたり、またエジンバラに来てほしいと頼まれたり、何度と足を運んでいただいた方もいます。その笛のスコアはないの?とフルートを学ぶ女性から質問がありもしました。自分たちの太鼓は音楽として世界に伝えることができた瞬間でした。
実はテレビのオーディション番組(スーザンボイルが一躍有名になったBritain's Got Talent様)からコンタクトをいただいたのですが、就労ビザや永住権の関係で可能性がなくなってしまいました。一番の収穫かなとも思ったのですが、残念です。
【収支報告】
今回の収支は以下のようになっております。
収入として
自己資金(現地でのチケット収入、物販を含む) 3,566,378円
クラウドファンディング資金 2,078,000円
計5,644,378円 (5,291,118円 左記は手数料を引いた額)
支出として
移動費(5人分) 712,550円
旅行保険(5人分) 93,800円
貨物輸送費(太鼓等の機材) 1,138,096円
超過手荷物(太鼓) 92,100円
会場費 765,780円
宣伝費
・現地print業者印刷費 82,696円
・野外広告費 124,468円
・雑誌・Web広告費 146,642円
フリンジ登録費 55,437円
移送費(タクシー) 12,512円
宿泊費 1,153,487円
現地通訳費 113,600円
グッズ制作費(缶バッジ) 35,432円
デザイン料 50,432円
PV制作費 20,000円
現地制作費 230,000円
出演料 200,000円
手数料 353,260円
リターン品費 250,000円
計5,641,835円
上記、収支の報告とさせていただきます。
みなさまからいただきました支援金は、予定通り貨物輸送費(機材等の輸送費)と超過手荷物(太鼓)、会場費等に使用させていただきました。ありがとうございました。
終演翌日の荷造り(二回目となると再梱包も慣れたものでした)。
【リターンの発送について】
リターンは当初の通りに今年の12月以内の発送を予定しております。しばらくお待ちくださいませ。今後は金額に応じたリターンの準備を進めていく関係で、太鼓集団響からご連絡を差し上げる場合(Tシャツのサイズ確認など)がございます。その際はどうぞよろしくお願い致します。また、リターンの受け取り方法などにご希望がある場合は、可能な限り調整いたしますので、合わせてお伝えくださいませ。
サンクスメールはエジンバラで用意した絵葉書に直筆メッセージを添えてお送りいたします!お楽しみに!
【今後の太鼓集団響について】
Edinburghでの成果をぜひ確認しに来てくださいませ!
太鼓集団響は、2017年3月29日(水)さいたま市文化センターしらさぎホールで行われる、Super Asiaへの参加が決まっています。
※チケットの販売は10月以降に予定しております。ホームページやブログ、Facebookで最新情報をご確認くださいませ➡http://moonlight-project.net/
上記は、リターンでもご用意しているコンサートチケットになります!音楽家である克曲氏がプロデュースする音楽イベントです。二胡やエレキギター、シンセサイザー、歌などの中に響の太鼓が溶け込みます。もちろん、これまでの響の既存曲もアレンジングされ、新しい生命を宿すことになります。新しい響の歴史の1ページになる事、間違いありません。ご友人、ご家族などをお誘いの上、どうぞご来場くださいませ。また、毎月、どこかで埼玉県内を中心に演奏をしています。どうぞ足をお運びくださいませ。会場でみなさまにお会いできることを楽しみにしております。
中央、音楽家の克曲氏。