百人一首を美しいメロディにのせて歌うアルバムをアナログ録音で

本日　三千円のリターンの方々へお礼状とストラップを郵送致しました。

本当にありがとうございました。

この新着情報が私自身がみなさまにメッセージを送れる最後になると思います。

あと2日でこのプロジェクトの管理者用サイトは閉じられると。

まだ　一万円からのスポンサーへのリターンが終わっていません。まずはアルバム完成品がこちらに届いてからの作業になります。

このサイトでの連絡はもうできませんが、何か手違いなどが生じた場合は遠慮なくこちらへメールをください。

nene@cyber.ocn.ne.jp      もしくはface bookの早苗ネネにメッセージを。

昨年の今頃はただ決意だけがありました。それが一年が過ぎて、その決意が実行に移され、レコーディングも終わり、今ではプレス会社からの完成品が届くのを待っている。和歌うたの「小倉百人一首」を

クラウドファンディングによって作る。という情熱にに明け暮れた一年でした。

お礼を言いたい人はたくさんいますが、最後に　このプロジェクトを立ち上げる時に助けて！と言ったら本当に最後までパソコンオンチな私をしっかりとサポートしてくれた優子ちゃん。あなたがいなければこのプロジェクトは成り立ちませんでした。ありがとうね。

さあ！小倉百人一首　草の根活動の　第１章の始まりです。

皆様、聞いていただいて　良い！と　思ってくださったら是非　いろんな方々にこのアルバムのことを広めてください。　

口コミと個人のネットでの紹介　そして　手渡しでのアルバム販売で、全国に広めていければ幸せです。それが早苗ネネの等身大の生き方だから。最後の歌詞を以下に載せます。

 

第１３章　天つ風　（三首）                            　　  作曲      Walter Schmid & 早苗NeNe

 

天つ風　雲のかよひ路　吹きとぢよ　をとめの姿　しばしとどめむ　（１２番　僧正遍照）

花さそふ　嵐の庭の　雪ならで　ふりゆくものは　わが身なりけり（９６番　入道前太政大臣）

高砂の　をのへの桜　咲きにけり　外山のかすみ　立たずもあらなむ（７３番　権中納言匡房）

 

 

 

第１４章　忍れど君がため　（七首）　　　　　　　　　　　　　　　　作曲　早苗NeNe

 

しのぶれど　色に出でにけり　わが恋は　ものや思ふと　人の問ふまで　（４０番　平兼盛）

逢ひみての　のちの心に　くらぶれば　昔は物ものを　おもはざりけり　（４３番　権中納言敦忠）

君がため　春の野に出でて　若菜つむ　わが衣手に　雪はふりつつ（１５番　光孝天皇）

月みれば　千々に物こそ　悲しけれ　我が身ひとつの　秋にはあらねど（２３番　大江千里）

つくばねの　峰より落つる　みなの川　こひぞつもりて　淵となりぬる　（１３番　陽成院）

みかの原　わきて流るる　いづみ川　いつみきとてか　恋しかるらむ（２７番　中納言兼輔）

春過ぎて　夏きにけらし　白妙の　衣ほすてふ　天の香具山　（２番　持統天皇）

 

第15章　独りかも寝む　九首                             作曲　 Walter Schmid & 早苗NeNe

 

 ( from “One Hundred Poets,  One Poem Each.“ by  PETERE McMILLAN)

In spite of myself

I spend so much time

brooding over things―

There are some I love,

some I hate,

and even times 

when I hate

the very ones I love.　

 

あしびきの　山鳥の尾の　しだり尾の　ながながし夜を　ひとりかも寝む（３番　柿本人麻呂）

奥山に　もみぢ踏み分け　鳴く鹿の　声聞く時ぞ　秋は悲しき　（５番　猿丸太夫）

瀬をはやみ　岩にせかるる　滝川の　われても末に　あはむとぞ思ふ　（７７番　崇徳院）

かささぎの　渡せる橋に　おく霜の　白きを見れば　夜ぞふけにける（６案　中納言家持）

淡路島　かよふ千鳥の　鳴く声に　幾夜ねざめぬ　須磨の関守　（７８番　源兼昌）

人もをし　人も恨めし　あぢきなく　世を思ふゆゑに　もの思ふ身は　（９９番　後鳥羽院）

世の中よ　道こそなけれ　思ひいる　山の奥にも　鹿ぞ鳴くなる　（８３番　皇太后宮大夫俊成）きりぎりす　鳴くや霜夜の　さむしろに　衣かたしき　ひとりかも寝む　（９１番　後京極摂政前太政大臣）

百敷や　ふるき軒端の　しのぶにも　なほあまりある　昔なりけり　（１００番　順徳院）