
支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 84人
- 募集終了日
- 2015年9月17日
【参加者Story 大学生編7】MISSION!! - 正久卓哉
等身大だからこそ、そのメッセージはまっすぐで、心に入り込んできます。
仕事をしている人、
また、就活をしている人は特に、
何か感じる部分も多いかなと思います。
ぜひ読んでみてください。
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みなさん、こんにちは。
今年3月に筑波大学を卒業し、今現在マルハニチロ株式会社に勤めている正久卓哉(しょうきゅうたくや)といいます。
いきなりですが、
サミットから帰国して9ヶ月間ずっと考えてきたことがあります。
「自分にしかできない仕事ってどんなものがあるんだろう」
そして今の心境は、
「世界中の人々に満足いく食事、栄養素を提供できたらいいなあ」
というものです。
私は小さい頃に父親の転勤にてフィリピンに住んでいた影響もあってか、ぼんやりと「貧困問題」に対して興味を持っていました。
そんな私がOYWに参加した理由は、「190ヵ国から世界のリーダー達が集まる現場を見たい」、「世界中のリーダーが貧困問題に対してどんな意見を持っているのか知りたい」という漠然としたものでした。
(会場内の様子)
② 参加した感想、一番印象に残っていること
感想は、「周りがすごすぎて僕は打ちひしがれました」
サミット参加前:「自分がこれまでやってきたことを堂々と話してくる!」
サミット参加中:「うわっ、すごすぎる。自分ちっちゃ。どうしよう…」
サミット参加後:「何とかして自分にしかできないことを探し出す!」
といった具合に見事なまでに私の心境は変化をしました。
こうした変化をもたらしたのは、サミット中に出会った一人の女性から聞いた”mission”という言葉の力強さです。
その女性とは偶然バスの中でばったり会い、彼女は私と同い歳のシエラレオネ人でした。

(サミットで発表中の彼女)
シエラレオネ生まれで、大学はアメリカのボストンで公衆衛生学を専攻していました。
卒業してすぐにWorld Health EquityというNPO団体を立ち上げ、ローカルコミュニティの医療啓発運動や、十分なリソースにかけた医師などに対して資金援助やプログラムの提供を行っています。その目的は、国内の貧困や治安の悪化に苦しむ母国シエラレオネの立て直しにあります。
そうした目的は彼女の原体験にあり、彼女とその家族はシエラレオネの実家にて強盗事件に遭いました。家族の命は助かりましたが、もっと国を良くしたいという強い思いから米国で教育を受け、彼女自身でNPOを設立しました。
そんな彼女との会話の中で、
“So I finished talking about my mission. what are you doing in Japan? What is the thing that only you can do?”
と私は聞かれました。
「…日本のそこそこの大学、アメリカ1年交換留学、国際関係学専攻、インドでコミュニティ開発ボランティア、東日本大震災ボランティア、サッカー…」
という自分が主体的に取り組んできたキーワードからは、残念ながら自分の将来のmissionは導き出せませんでした。
自分のleadershipでchangeを実現しようとしている彼女を前にして、もちろん就活で培った謳い文句は通用しませんし、自分の中身、特に問題意識の欠如にがっかりしました。
「なんなんだ、この差は…」という圧倒的な敗北感。
③参加後のアクション・変化
このサミット後には、国連フォーラムのプログラムにてミャンマーを、大学のプログラムを通じてバングラデシュを訪問しましたが、特に「これを達成しました!」というものはありません。
ただ、冒頭にある通り、これから自分がどういう方向に進んでいくのかという点を、帰国して9ヶ月間より具体的に考えることができました。
フィリピンに滞在していた時、「ご飯が食べられずに死んでしまう人がいるなんて可哀想」とぼんやり考えていた自分、大学時代に「飢餓」という単語に敏感だった自分、新興国を訪れる度に現地の食事がなんとなく気になっていた自分は、「食」や「栄養」に興味があるのかもしれないと気づいたのです。
④福島プロジェクトへ一言
このサミットに行ったからといって、将来大きな達成が約束されるわけではありません。ただ、日常ベースにて小さな達成を積み重ねられるようになった人もいます。私のように、「自分にしかできないことってなんですか」という問いを突きつけられ、「自分は将来何をしたいんだろう」と具体的に考えた人もいます。
こうした体験をもし今の高校生がすることができたら、これからの大学生活、社会人生活がどれほど有意義になるのかは計り知れません。
そんな高校生達が将来活躍するための土壌を私たちで準備できたら、それは素晴らしいことじゃありませんか。

リターン
3,000円
① 高校生によるビデオレター
- 申込数
- 55
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
<¥3,000(≒$24)>
① Thank you video from highshoolers
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
① 高校生によるビデオレター
- 申込数
- 55
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
<¥3,000(≒$24)>
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- 申込数
- 2
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