
支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 84人
- 募集終了日
- 2015年9月17日
【参加者Story大学生編8】「新しい多様性」がそこにある!原朋弘
あるはずの壁がOneYoungWorldでは取っ払われている。
そうして生まれるのは何か・・・?
改めてあの空間が他にはないこと、
そしてそんな空間がもっと世界にあればいい、
そんなことを感じさせてくれるストーリー。
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「新しい多様性」がそこにある!
原朋弘
突然ですが私には、生涯をかけて取り組みたい課題があります。
「『虹の世界』を実現すること」です。
私は、少年期の3年間を2013年のOne Young World開催地でもある南アフリカはヨハネスブルグで過ごしました。
美しい景色、過ごしやすい気候、おいしい食事とは裏腹に、南アフリカはアパルトヘイトの後遺症とも言える人種間の貧富の格差や差別感情が今なお残る、矛盾を孕んだ国です。国内の不平等度を測る「ジニ係数」という指標は、2011年当時世界最悪です(世界銀行推計)。プールやテニスコートのついた家に住んでいるのは「白人」が多く、一方でそこから5分車で移動すれば電気も水もないところで暮らす「黒人」がいる、幼いながらに、そんな状況に疑問を感じていました。

アパルトヘイト終了後初の大統領である故ネルソン・マンデラ氏は、民族や人種の多様性を認め合える「虹の国」創りを掲げていました。

(故ネルソン・マンデラ氏の銅像)
帰国し、勉強を続けると、南アフリカに関わらず世界には人種や民族の違いが様々なところで直接的・間接的に問題になっていることが分かってきました。移民排斥運動や民族紛争などなど…。「なぜ私たちは、人種や民族の違いを理由に対立するのか。」この「なぜ」の部分を解き明かすことが、今の私の目標です。いつの日か、マンデラ氏が目指した「虹の国」、そして「虹の世界」を目指す一助になりたいと思っています。

One Young Worldには、私たちの世代の「新しい多様性」があるような気がしました。今までの時代では「壁」として大きく立ちはだかっていた様々なものが、取っ払われた空間がそこにはある気がします。
一つ目の「壁」は、「年齢」の壁。
情熱あふれる若者をサポートしてくれる人々のおかげで、資金力のない若者はOne Young Worldに集まることが出来ます。そして、世界各国を様々な方面から引っ張るリーダーたちと、アツく議論を交わすことが出来ます。かつての時代では考えられなかったことでしょう。「若者の会議」One Young Worldですが、「大人」が若者との間にある垣根を取っ払ってくれたからこそ成り立つ会議だと思います。今のリーダー達の私たちの世代への「期待」を感じました。

二つ目の壁は、「距離」の壁。
以前の時代ならば出会うことの出来なかった人々が一堂に会し意見をぶつけ合う、そしてその後離れ離れになってもネットを通じてやり取りを続けられる。距離の壁を取っ払った結果、私たちはお互いの経験や体験を、生身の体で見聞きすることが出来ます。北朝鮮から命を懸けて逃げてきた青年の話やインド洋の小国モルディブで一人汚職撲滅に向けて戦う青年の話を、生で聞き、その後離れても関わり続けられる。そんな環境、今まではほんの一部のエリートにしかできない体験だったのではないでしょうか。

(モルディブ、モンゴルからの参加者と、アパルトヘイト解放に向けた踊り「Toi Toi」を踊っているところ)
そして三つめは、「アイデンティティー」の壁。
上記の2つの壁を取っ払った結果、お互いのバックグラウンドを尊重しつつ多様な議論が出来る環境があります。今まで世界では、「多様性」はお互いの理解を阻む大きな壁だったと思います。しかし、年齢も距離も取っ払った環境において、「多様性」はむしろ強みであると感じました。お互いが全く違う経験をしてきたからこそ、そしてそれを一つの場所に集めたからこそ、新しいアイディアが生まれてくる、多様性が武器になる、そんなパワーがOne Young Worldにはあるのではないでしょうか。
One Young Worldを眺め、私はそこに「新しい時代の多様性」があるような気がしました。しかし、One Young Worldのような場所は残念ながらどこにでもあるわけではありません。距離を縮めるはずだったインターネットは、時としてステレオタイプや悪意を拡散するツールにもなってしまいます。One Young Worldで実感した「多様性が武器になる」という世界が実現されるよう、私自身も今後考え続けていきたいと思っています。
福島の高校生が、今、この「新しい多様性」を感じること、私はすごく意義があることだと思います。多様性の荒波にもまれ、世界中で活躍する同世代のリーダーから刺激を受け、これから世界の中で福島の経験を伝えていく。未来のリーダーとなる高校生たちにとって、きっとかけがえのない経験になると思います。
皆様、ご支援よろしくお願いいたします。
リターン
3,000円
① 高校生によるビデオレター
- 申込数
- 55
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
<¥3,000(≒$24)>
① Thank you video from highshoolers
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
① 高校生によるビデオレター
- 申込数
- 55
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
<¥3,000(≒$24)>
① Thank you video from highshoolers
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし

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