
寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 264人
- 募集終了日
- 2023年4月26日
コミュニティベースの教室女性教員の声
「彼女たちが教室に来て勉強を続け、将来大切な人たちを守ることができるように…。」
ページをご覧いただきありがとうございます。
アフガニスタンの女子教育プロジェクトを開始してから一か月以上が経ち、おかげさまで達成率47%を超えました。しかし、500万円の目標にたどり着くまでは、まだまだ遠い道のりです。
本新着情報では、コミュニティベースの教室で実際に働いている女性教員マララさん(仮名)の経験と想いを届けます。女の子たちのために一生懸命働くマララさんもまたアフガニスタンで生きる一人の女性です。彼女の人生や経験は、タリバン暫定政権下のアフガニスタンで、女子教育を続ける原動力となっています。

アフガニスタン東部の山岳地帯にある小さな村でマララさんは生まれ育ちました。
そこでは、多くの村人が農業や畜産業から得る少ない収入で生活を送っています。彼女を含む女性の役割としてはもっぱら家事をして家族を支えることです。そんな中、マララさんは子どものころから、家事の途中に時間を見つけては勉強していました。
10代後半になり、多くの若いアフガニスタン人女性同様、マララさんにも結婚の話が舞い込んできました。本人の意思とは関係なく、両家の親同士の話し合いによってマララさんはある男性と結婚することとなり、遠く離れた場所の家に嫁ぐこととなりました。
その時のことをマララさんはこう振り返りました、
「嫁ぎたての頃、私は義父に簡単な野菜料理を作ることもできないほど若かったです。」
その後二人の大切な子どもに恵まれたのにもかかわらず、マララさんの結婚はうまくいきませんでした。結婚から少しして、旦那さんは家を空けることが多くなりました。それどころか、賭け事に興じたり、高価な車を購入したりし、10万アフガニー(約20万円)の借金を作り、借金取りが頻繁に家を訪れるようになりました。
そして、結婚から3年目にして、マララさんの旦那さんは遂に家に帰ってこなくなり行方が分からなくなりました。義父からは不当に扱われ、そんな生活に耐えきれなくなったマララさんは、「2人の天使(娘)」を連れて、実家に帰ることを決意しました。
残念ながら、実家に帰ってもマララさんの生活状況が良くなることはありませんでした。
2021年8月、カブールがタリバンの手によって陥落し、多くの人が職を失いました。マララさんのお父さんもそのうちの一人で、仕事を失った後家計を支えるために土地や家財を売ってお金を工面しました。政変から1年が経ち、お金も底をつきそうで、先の見えない生活に不安は募る一方でした。
「家には親戚を合わせ18人が住んでいます。子どもも多く、安定した収入のある人は誰もいませんでした。私たちは、ただ奇跡が起こることを待つ他何もできなかったのです。」
「奇跡」を待っていたそんなある日、村のモスク(イスラム教の礼拝堂)にて、新規設置予定のコミュニティベースの教室の女性教員募集がかかりました。マララさんのお父さんは、担当者に連絡を取り応募方法を調べました。
マララさんは、その枠に応募することとなり、採用試験を受けました。
多くの人が就職難に陥っていたこともあり非常に倍率が高く、候補者間で厳しい競争がありました。
マララさんは、家族と最愛の2人の娘のため最後まであきらめず試験に挑み、見事コミュニティベースの教室の教員として採用されたのです。その時の様子をマララさんはこう語ります。
「家に帰って真っ先にお父さんに合格の結果を伝えました。結果を聞いたお父さんと、近所に聞こえるくらい大声で泣いて一緒に喜んだことは一生忘れません。」
マララさんは、アフガニスタンで生きる一人の女性としてあらゆる状況に立ち向かってきました。子どもの頃から勉強をして、教員採用試験ではその成果が発揮され、今教員としてコミュニティベースの教室で女の子たちに日々勉強を教えています。
「私のクラスに来る女の子たちが熱心に勉強し、私と同じように、将来家族を支えてくれることを願っています。」
マララさんの物語はなぜアフガニスタンの女の子たちに教育を届け続ける必要があるのか、その重要性を思い出させてくれるものでした。
私たちは、タリバン暫定政権下という厳しい状況のなかで、女子教育を続けるため努力しています。
クラウドファンディングは現在46%を超えましたが、達成にはまだまだみなさんのご支援が必要です。
引き続き、温かいご支援とSNS等での拡散協力をどうかよろしくお願いいたします。
プロジェクト実行者 喜納
アフガニスタンで女子教育継続を。学ぶ権利、夢と希望を取り戻すために
https://readyfor.jp/projects/Shanti_Afghanistan2023
ギフト
3,000円+システム利用料

【3,000円】応援コース
●お礼状
●報告書
●寄付金領収証
※寄付金控除の対象となります。
※領収証の名義・発送先は、原則としてご支援の際に入力したお届け先の宛名と住所となりますのでご注意ください。
- 申込数
- 56
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年6月
5,000円+システム利用料

【5,000円】応援コース
●お礼状
●報告書
●寄付金領収証
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- 申込数
- 58
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年6月
3,000円+システム利用料

【3,000円】応援コース
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- 申込数
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- 2023年6月
5,000円+システム利用料

【5,000円】応援コース
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- 2023年6月

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