「4.3TAISHI」の開催にあたり

連日の新型コロナウイルスの報道により、病気にかかる不安は募り、経済にも深刻な影響が出始めています。また、感染者や人種、国に対する差別も、国内外で起こっています。また、各種イベントも次々と中止されています。しかし、私たちの平和揮毫は元々、集客が目的のイベントではありません。神仏への奉納と世の中へメッセージを発信するためのものです。

 

新型コロナウイルスによって今、世界中が被災化しています。そして、ボディーブローのように、じわりじわりと深刻化しています。不安や争い、批判や対立、混乱が高まっています。被災地と同じ状況になりつつあります。東日本大震災から丸9年。あの時は「絆」という言葉が人々の心を結びました。

 

このたび私たちが世の中へ発信すべきメッセージは、あの震災の時のような、互いに対する思いやりと落ち着き。そして、分断や対立ではなく「和の精神」です。

そこでこのたびは特に病の終息と争いや対立、人々の不安の解消を願って、平和揮毫を行いたいと考えています。そして、それを新聞やテレビを通じて、世の中へこのメッセージを発信したいと考えています。

 

プレスリリースは例年よりも早くに行いました。NHKをはじめ、テレビ局、新聞社から取材申込が入ってきます。

人種や国、感染者に対する差別や分断が広がらないよう、融和と和の精神が世間に広く伝わりますよう、努めたいと思います。

 

http://www.tatsu.ne.jp/wa/taishi/