
寄付総額
目標金額 3,000,000円
- 寄付者
- 154人
- 募集終了日
- 2024年11月26日
ご支援者100名突破!!- E9は、なぜ5周年の節目にふたたびクラファンを立ち上げたのか -
みなさま、こんにちは。THEATRE E9 KYOTOです。
本日も、大変嬉しいご報告がございます。
公開から1ヶ月が経過しまして、100名の方にご支援いただきました!
改めまして、応援してくださるみなさまに心より感謝申し上げます。

私たちは、現在クラウドファンディングで300万円の資金を集めようとお願いしています。いただいた資金は、「若手育成に関わる事業、THEATRE E9 KYOTOの新体制引き継ぎ時の運営費」の一部にあてる計画です。改めて5周年節目の思いをまとめたいと思います。
* * * * *
1.もともと、THEATRE E9 KYOTOが目指していることは何か?
THEATRE E9 KYOTOは「100年つづく小劇場を」という思いで、5年前に立ち上がりました。
それは、舞台芸術を残し・発展させるには「小劇場」という場所は欠かせないものであるという思いからです。
私が、アトリエ劇研のディレクターに着任したのが、2014年9月です。2015年4月から、これまでになかった年間プログラムの策定と劇場支援会員制度の発足、また、新しい施作を顕にするための舞台芸術祭「アトリエ劇研SPRING FES」の準備から仕事を着手しました。並行して、11月から2月初頭にかけて、文化庁の在外研修員としてパリそのほかの都市で、芸術監督・演出家としての勉強を同時にしておりました。帰国後まもない2月。アトリエ劇研館主の波多野茂彌先生から電話をいただき、3月末で劇研を閉じたいとのご意向を伺いました。あまりのことに、言葉を失いましたが、以後、ご事情をよく伺い、劇研の存続可能性について具体的な検討に入りました。その過程の中で、波多野先生の小さくなられたお体を丸くされ、拳を握って俯いておられる姿に、私は、先生のお心を痛いほど感じたことは、昨日のことのように思い出されます。幸い関係各位のご了承をいただき、1期目の任期の2017年8月末まで劇場を続けていくことができました。波多野先生はじめ、ご親族の皆様、杉山準事務局長(当時)ご関係いただいた全ての方々に対しまして、感謝の念に堪えません。
アトリエ劇研は、当時稼働率が97%ほどあり、決して、プレイヤーがいなかった訳ではありません。また、年間の動員も初めて1万人を超えたのではないかと推察します。
民間劇場には、経済的にも文化的にも土台とする基盤があまりにも、個に頼っているが故の脆弱性を感じざるを得ませんでした。
この重大な局面に立ち会った関係者として、私はどのような行動を取れるのか考えました。無事に劇場を閉じて、私の創作活動に専念するか、あるいは、ダメ元でも、代わりとなる劇場建設の可能性に労力と時間を割くか。自分がこれまでの環境に育てられたことを振り返り、あるいは、民間劇場の存続できないことの悔しさを思い、なんの勝算もない中で、場所を探し始めました。100年続くような小劇場があれば、この苦しさや、危機に晒されることはない。もし、それが叶う世であれば、それは土台から変わっている世界だ。そのようなことを思いながら、京都の街を歩いていました。
以降、小さな声は少しづつ広がり、仲間ができ、本当に多くのご支援をいただいて、THEATRE E9 KYOTOは、2019年6月、館長茂山あきらによる狂言「三本柱」によって開館いたしました。
続く私が作・演出しました音楽劇「触覚の宮殿」では、この劇場ではあらゆる表現か可能な自由があることのメッセージを私なりに精一杯込めて上演をいたしました。アトリエ劇研がそうであったように、様々なアーティストが集い、混ざり、挑戦的、野心的な作品が生み出され続ける場であるよう、そして、それが、100年を超えて続くよう願いを込めたものでもありました。
だからこそ、次の世代に「THEATRE E9 KYOTOがある」ことが、新たな創造の機会を絶やさないものだと考えています。THEATRE E9 KYOTOは観客も劇団も、舞台に集中し切ることができるそんな場であり続けたいと思っています。
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2.芸術監督を交代する理由
当初より「100年続く劇場」を目指して参りましたので、世代交代は予め予定していたことであります。その最初の試みが、芸術監督の交代です。芸術監督とは、劇場の芸術上の責任を預かるもので、主には、プログラムの策定やその実施に伴う人的経済的なリソースを集め、実行に移す者です。どんな劇場になるかは、芸術監督の手腕にかかる重要なポジションといえます。
小劇場はもとより、若い才能の挑戦の場所として、あるいは、新たな試みを創造する最初の場所としての役割があります。この場の運営を40代後半の演出家が担うことも否定するものではありませんが、20代の若い演出家が、直接的に指揮を取ることで、一層、劇場の役割を明白にすることができるのではないかと考えます。もう一点は、劇場の所在する東九条地域は、2017年に策定された京都駅東南部エリア活性化方針にある「文化芸術を基軸としたまちづくり」という主題があります。ここでは「芸術」と「若者」をキーワードに挙げています。劇場建設当初より、私たちは、当該方針に賛同の意を表し今日に至っております。まちづくりの方針に向き合い、最大限の表現を劇場としても実行することで、この街の一員としての役割をささやかながら果たして行きたいという思いです。
私どもの、運営委員会及び理事会での審議を経て、この度、村上太基氏に時期芸術監督をになっていただく運びとなっております。20代後半の若い演出で荒れる村上氏には、私などには無い、様々な才能と可能性に満ちています。先般の「ロミオとジュリエット」でも満員御礼をいただき、昨年度の上演と比べてもアップグレードした内容に万来の拍手をいただいたところであります。またそこに集う、俳優スタッフ陣にも、今後を大きく期待させる可能性に満ちております。
変化は大きくなるところもあれば、時間のかかることもあろうと思います。ですが、間違いなく新たに生まれ変わるTHEATRE E9 KYOTOに、一層のご期待をお寄せいただきたく思います。
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3. なぜいま大掛かりな寄付を募るのか?
一方で、小劇場の運営はそれほど簡単ではありません。コロナ禍で受けた経済的ダメージは、未だ回復できておらず、この頃の物価など高騰も相まって、コロナ以前に比べて、維持費が高騰しております。
その中でも、THEATRE E9 KYOTOは、利用料を廉価に抑え、東京・大阪の同規模の劇場利用料の6割程度を維持してまいりました。劇場を廉価に維持することは、利用団体の作品制作に入念なリハーサルを実施しやすくすることで、作品のクオリティ向上にダイレクトにつながること、興行上の採算について、赤字ではなく、ペイまたは利益を上げる可能性を高めること、長く使うことで、集客を大きくできる可能性を保持することにあります。これは若い劇団を支えることでもあり、劇場文化を支えるための基礎的な創造環境でもあります。
それ故、劇場の利用料収益だけでは、稼働100%であったとしても1500万円の不足があります。これを解決するために、E9サポーターズクラブの会費、コワーキングスペースや、カフェ等他事業での家賃収入のほか、ビジネスパーソン向けのアート講座、行政の文化事業の受託、テーマパークでのイベント制作などと合わせてやりくりをして参りました。
それでも、コロナ禍による不足を解消するには至っておらず、上記に挙げた廉価な利用料を維持していくことが極めて困難な状況を迎えています。保持していた稽古場施設の解約のほか、様々な経費削減を既に実施し、今後は、私の経費についても全てカットを予定しております。
今できる準備を全て行った上で、次の世代が活躍できる場を維持すべく、この度、みなさまにご支援を募っております。2026年度までの諸活動に対し、総額1000万円をお願いしております。そのうち、この度のクラウドファンディングでは、300万円のご寄付をお願いしております。
クラウドファンディングの目標金額300万円は、絶対に達成したい目標です。THEATRE E9 KYOTOが目指す先はまだまだ遠くにあります。どうぞみなさまのご賛同何卒よろしくお願いします。
THEATRE E9 KYOTO芸術監督 あごうさとし
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ギフト
5,000円+システム利用料
5周年ファウンダー|5,000円コース
◯お礼のメールを送付
◯事業報告書を送付
◯ホームページへのお名前掲載
◯寄付金受領証明書
※税制優遇の対象になります
※寄付金受領証明書のみ、2024年12月中にお送りいたします
- 申込数
- 52
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月
10,000円+システム利用料
5周年ファウンダー|10,000円コース
◯お礼のメールを送付
◯事業報告書を送付
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◯寄付金受領証明書
※税制優遇の対象になります
※寄付金受領証明書のみ、2024年12月中にお送りいたします
- 申込数
- 80
- 在庫数
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5,000円+システム利用料
5周年ファウンダー|5,000円コース
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- 2026年3月
10,000円+システム利用料
5周年ファウンダー|10,000円コース
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※税制優遇の対象になります
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- 申込数
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