
支援総額
目標金額 20,000,000円
- 支援者
- 476人
- 募集終了日
- 2022年5月23日
矢方美紀さん登壇セミナーレポート:治療中の悩みと工夫したこと
ここまで287名の皆さまから1159万円ものご支援をいただき、本当にありがとうございます!
なかなか厳しい進捗ではありますが、残り3日、必死にプロジェクトのことを知っていただく努力をしていきたいと思います。応援をよろしくお願いいたします。
*本プロジェクトは、All or Nothing方式のため、2000万円に到達しなければ全て返金となります。
本日は4月末に開催したオンラインセミナー『嚥下食カフェKam Yomが考える「誰もが楽しめる食事」』レポートとして、プロデューサーの矢方美紀さんにお聞きした【がん治療中の食事にまつわる体験談】をご紹介します。
治療に伴う症状や影響の出方は人それぞれです。ふくりびは、ご本人やご家族それぞれが気軽に話しやすい場や、お悩みに寄り添える場をつくっていきたいと考えています。

|抗がん剤治療中、「太ったね」の言葉に傷ついた
乳がん治療中、抗がん剤治療を始めたのが一番大きな治療の一つでした。
まず、抗がん剤=辛い、髪の毛脱毛しちゃうというイメージがあったんですが、私の場合は見た目のダメージももちろんあったんですが、体内のダメージがすごく大きかったです。
その一つが、お薬の副作用もあって消化器官がすごく弱くなってしまい、便秘になってしまいました。そこからパッと鏡を見ると、今までも顔は丸いねと言われる方だったのですが、さらに顔が丸くなってしまっていて「これ太ったんじゃないかな」という感覚に陥ってしまいました。
病院の先生には、「薬の副作用でむくみが出ているから太ったわけじゃないですよ」と言われたんですが、明らかに周りの方からは「最近太ったね」と言われちゃって、それがすごくショックでした。
そこからは、食欲もないし、なるべくこのままゼリー系の飲み物でごまかそうとか、炭水化物を取らないようにして痩せようとしていたんですが、全然痩せなくて。
でも、見た目はすごい太っているなという状態が続いて、そこから「食に対してすごく嫌だな」というイメージがついてしまいました。
|味覚が変化し、自分に合う食べものを試行錯誤
ちょうど夏だったのですが、熱いものを食べると具合が悪くなっちゃうということがあったので、なるべく食べ物も飲み物も冷たいものを選ぶのが自分には合っていました。
ちょうど、かき氷ブームが起きていて、私はすごくかき氷が好きだったので、抗がん剤治療をがんばったら、ごほうびにかき氷を食べていました。
味覚の変化もすごく出てしまったので、もともと白米や納豆が大好きだったんですが、全て美味しくなくなってしまいました
なるべくあっさりしたポン酢などで、なんとか味変したり、バリエーションを増やして食を楽しもうとしていました。
そこから抗がん剤が終わると、味覚が戻り、むくみも治ったので、自分の好きなものを好きなだけ食べて、運動をして、バランスよく過ごそうとするようになりました。
|食に関するアドバイスへの迷いとストレス…
治療中は、「がんだからこれは食べちゃダメ、これは食べていいよ」といったコメントをたくさんいただきました。
食べちゃダメと言っていただいたものの中に、自分のすごく好きなものもあったので、私は「好きだから食べるよ」と思って食べてはいたんですが、治療中の人によっては「免疫力を高めるから毎日これを食べています」という方もいらっしゃったりして。
自分はいったいどれを選択すればいう迷いが出てしまってそれがストレスになっていました。
がんになったから、食べ物の選択もちゃんとしなきゃいけないのかな、もっと食に対してストイックに向き合わなきゃいけないのかなと悩んだこともあったんですが、そうすると自分に負荷がかかるということも感じられたので、今は特に制限はせず、バランスはちゃんと考えながら食べることを続けています。
|美味しく食べられない悩み
味覚の変化は当時いろいろあって、濃いものの味がしなくなりました。UFOのカップ麺を食べたときに、UFOのあの味がしないんです。それで味覚の変化を感じました。
あとは、コーヒーの味もしない。納豆は独特の味だけでなく、嗅覚も鈍っていてにおいが感じられないことに、めちゃくちゃショックで。美味しく食べられないことにずっと悩んでいました。
ほかにも揚げ物系やスナック菓子など、重ためのものが全然食べられなかったです。
それでも、冷たい系のもの、酸味のあるものであれば味がわかってきたので、うまく発見しながら食べていました。
それでも食べてみないと食べられるかどうかがわからなかたので、友達とご飯に行く時は、本当は食べたくても、食べたら気持ち悪くなるのではどうしようと迷ったりすることはありました。
ふくりび岩岡:
患者さんの中には、抗がん剤治療で味覚がわからなくなってしまったがために、お料理するときに味見ができなくて、作った料理をお子さんに「ママ美味しくない」と言われてすごく落ち込む、というようなお話もうかがいます。
治療中にもう少し楽をできる、調理キットなどもあるといいですよね。
あとは、痩せやむくみの話も、がん=痩せるというイメージがあるなか、むくむという副作用もあって、特に若い方はすごく気にされて食べなくなっちゃうというのも良くないですよね。こうしたことの改善も考えていきたいです。
「TOTONOU」にできる『嚥下食カフェKam Yom』では、プロデューサーの矢方美紀さんと嚥下メニュー 開発アドバイザーの戸原玄先生(東京医科歯科大学)や地域の方々とともに、味覚の悩みや飲み込みやすさに配慮したお食事メニューを開発・提供していく予定です!
さまざまな方にお食事を楽しんでいただいたり、治療中の食のお悩みを気軽に話せる場としても、ぜひ多くの方にお越しいただける場所にしていきたいです。
実現に向けて、クラウドファンディングへのご支援を皆さまどうかよろしくお願いいたします!
矢方美紀さんからご提供いただきました特別なリターン(返礼品)については、こちらからご覧いただけます。
リターン
5,000円+システム利用料

応援コース|5,000円
・お礼のメールをお送りします。
ーーーーーーーーーーー
本コースは、いただいたご支援をできるだけ多くプロジェクト実行のため大切に使わせていただくコースです。
※お一人様複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 150
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
10,000円+システム利用料

応援コース|1万円
・お礼状をお送りします。
・「TOTONOU」のホームページにお名前を掲載いたします(ご了承いただいた方のみ)
ーーーーーーーーーーー
本コースは、いただいたご支援をできるだけ多くプロジェクト実行のため大切に使わせていただくコースです。
※お一人様複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 156
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月
5,000円+システム利用料

応援コース|5,000円
・お礼のメールをお送りします。
ーーーーーーーーーーー
本コースは、いただいたご支援をできるだけ多くプロジェクト実行のため大切に使わせていただくコースです。
※お一人様複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 150
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
10,000円+システム利用料

応援コース|1万円
・お礼状をお送りします。
・「TOTONOU」のホームページにお名前を掲載いたします(ご了承いただいた方のみ)
ーーーーーーーーーーー
本コースは、いただいたご支援をできるだけ多くプロジェクト実行のため大切に使わせていただくコースです。
※お一人様複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 156
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月

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- 13人

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- 0人
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