車体(屋根)の修復についてのノウハウ(元・東急5000系の実績を例に)

このたび、今回のプロジェクトで保存を予定している元銀座線2000型（現銚子電鉄デハ1002号）ですが、すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、その傷みは相当なものです。

屋根が抜けるのではないか、もう手遅れではないのか、などのご意見が寄せられているのも事実です。

しかしながら私どもは、これまでに培った実績とノウハウがあれば、まだ十分に修復が可能と考えております。

例えば、私たちと協力関係にある赤城の保存会では、東急5000系の相当傷んだ外板の修復に成功しました。
また、塗装に関しても、屋根は寒暖差による収縮膨張が大きく、普通の塗装ではすぐにひび割れてしまうという難しさがありますが、それについてもすでに対策法を確立しております。

ただ、なにも残っていなければそれらのノウハウも発揮することは出来ません。

なにより車両を残すことが最重要課題なのです。

そのためにも、今回のプロジェクトを成功させるためぜひ皆様のご支援を賜りたく、お願いいたします。