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READYFOR?をご覧のみなさん、新年あけましておめでとうございます。復興応援団代表の佐野哲史です。

 

発災6日目から宮城県に入り活動を続けてきた立場(※)から、先月4回にわたって「発災直後の現地の状況」と「防災減災研修のめざすもの」について述べました。

 

発災直後の現地の状況①
 https://readyfor.jp/projects/_ccj/announcements/6037
発災直後の現地の状況②
 https://readyfor.jp/projects/_ccj/announcements/6064
発災直後の現地の状況③
 https://readyfor.jp/projects/_ccj/announcements/6081
防災減災研修のめざすもの
 https://readyfor.jp/projects/_ccj/announcements/6103

 

年明けの今日4日からは、復興応援団が中心となって鋭意開発中の「防災減災研修」の具体的な中身について4夜連続で述べていきます。

 

まずは、本研修事業のコンセプトの確認です。

 

①マニュアルをつくらない/ただし事例集はつくる
②現場で深く学ぶ/実際に見て、問いかけて学ぶ
③自分で考える/自分の環境に置き換えて考える
④ひとりひとりがよき避難者をめざす

 

今日は、①マニュアルをつくらない/ただし事例集はつくる についてです。

 

発災直後のように多種多様な状況が混在する状況下では一元的なマニュアルではなくひとりひとりの避難者が「自分で考えて動く」ことが不可欠となります。僕たちの事例集は、その「考える材料」となることを志向しています。

 

事例集は、宮城県沿岸部の避難所20数カ所の運営に携わっていた方々へのインタビューに基づき、すべて「実際に起こったこと」から構成されています。

 

事例集の章立ては、このような感じです。

 

第1章 大規模災害で起こること 
第2章 避難所とは
第3章 避難所での生活について 
第4章 被災者として知っておいた方がよいこと 

 

第1章は「そもそも大規模災害ではどのようなことが起こるのか」を時系列で認識してもらうことを目的とします。発災直後から最初の3日間を「緊急期」、一週間から10日目を「非常期」、二週間から一ヶ月間程度を「小康期」と定義し、それぞれの時期に何が起き、また、東北ではそれらをどう解決したのかという事例を紹介します。

 

第2章は「そもそもどういう場所に避難するのか」の基礎知識・イメージを持ってもらうことを目的にします。イメージされやすいのは小中学校など公共施設だと思いますが、ホテルやお寺、ご近所の広い家、自宅など実に多様な避難所のかたちがあります。これらも東北の実際の事例を紹介します。

 

第3章は「そもそも避難所での生活はどのような感じか」の基礎知識・イメージを持ってもらうことを目的にします。食事は?水は?トイレは?…など気になってはいるものの、実際はどんなことになるのか把握できている人は少ないはずです。これらも東北の実際の事例を紹介します。

 

第4章は、避難所にまつわること以外に「被災者として知っておいた方がよい基礎知識」を紹介します。相談できる公共機関は?一時金の入手のしかたは?罹災証明って?…などを東北の実際の事例から抜粋して取り上げます。

 

それでは今夜はここまでです。
第2回目の明日は、現地フィールドワークツアーについて述べます。
それでは、また明日。

 

 

※注
佐野は、2011年3月14日に発足した仙台・東京・関西のNPOと日本財団の合同プロジェクト「つなプロ」の現地本部長に就任、全国から集まった500人以上のボランティアスタッフと共に宮城県全域の避難所調査と人材・物資のマッチング活動に発災直後から数ヶ月間取り組んでおりました。

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