原発事故で被ばくした牛たちを守り、科学的根拠なく安楽殺しない未来を

5月14日(土)に本研究会のメンバーが大熊町にある池田牧場を訪問しました。
福島市から車でゆられること約2時間、途中信号機も少ない道路ですが中通りから浜通りまで結構かかります。大熊町民の避難先の一つの会津若松からだともっとかかります。福島県は広いです。
池田牧場のある区域は、「立入規制緩和区域」に設定されています。避難指示は継続していますが、通行証なしでの立ち入りが可能です。しかし、自由に出入りして自宅の手入れや農地の管理などができますが、夜間の宿泊はできないそうです。普通の生活に戻るのは、まだまだのようですね。
当日は天気には恵まれて、雨も降らず、薄曇りで暑くもなく、自然を楽しむには上々でした。

牛たちは広い牧野でのんびりと遊んでいました。
メンバーから草の束（ヨモギ）をもらって喜んで食べている牛は、体表面に白斑があるために継続的に観察されている たまみちゃん です。見慣れない人でもあまり警戒せずに寄ってきてくれるので、人気の子です。
この牧場では最高齢の牛は17歳、最も若い牛は8歳ということです。みんな、元気でいてくださいね。