原発事故で被ばくした牛たちを守り、科学的根拠なく安楽殺しない未来を

支援総額

8,854,000

目標金額 6,000,000円

支援者
645人
募集終了日
2022年6月10日

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達成のお礼とネクストゴールの挑戦

 

4月11日(月)からスタートした当プロジェクトは、5月31日(火)に、第一目標額の600万円を達成しました。

 

これまで私たちの活動を応援してくださっていた方々から、このクラウドファンディングを通して初めて被ばくした牛たちのことを知っていただいた方々までのご支援が、温かい応援コメントと一緒にたくさん届いています。

 

目の前の動物の命を守ることと、よりよい未来に向けて研究を続けること。どちらが欠けていてもいけません。両輪で活動を進めることが、私たちにとっても、牛たちをはじめとした多くの動物たちの未来にとっても、大きな意義につながると信じています。

 

そんな私たちの活動と想いを知ってもらうための機会にもなればと思い踏み出した挑戦でしたが、本当に多くの方にご賛同いただけて大変うれしく感じています。
あらためまして、ここまでのご支援、ご声援、本当にありがとうございます!

 

終了日までの残り期間、ここからは、プロジェクトページにもすでに記載しておりました第2目標900万円と最終目標の1200万円に向けて、掲載終了日である6/10(金)まで、少しでも農家の皆様のご負担を減らしていけるように飼料代を集めるべく、引き続きご支援の呼びかけを続けていきます。

 

 

最後まで、どうか応援をよろしくお願いいたします。

 
追記:2022/6/2
一般社団法人原発事故被災動物と環境研究会一同

 

はじめに

 

東日本大震災による福島原発事故から10年。

この事故で被ばくし、旧警戒区域内で今も生き続けている希少な牛群があることを、知っていますか。

 

私たち一般社団法人原発事故被災動物と環境研究会は、その牛たちの健康を保ちながら、天寿を全うさせたいと考えています。

 

 

この牛たちは、農学や獣医学の研究者たちにより生活環境調査や健康診断が定期的に実施され、これまでの被ばく線量も把握されていて、世界的にも希少で重要な意味を持つ牛群です。チェルノブイリ原発事故の時にも多くの牛が被ばくしましたが、食料にできないことがわかった時点で軍によってすべて殺されてしまいました。

 

福島原発事故で被ばくした牛達から、現時点ではその影響について明確な結果は得られていませんが、この牛群が天寿を全うするまで飼育観察を続けることは、世界的に見ても意義のあることです。

 

負の影響が現れるのか、全く現れないのか、あるいは動物にとって有利な影響が現れるのか。

牛たちの命を守り、研究を続けることで、そんなことがわかるかもしれません。

 

そして、もし被ばくの影響について知ることができれば、この先たとえ同じ事故が起きてしまったとしても、そのときに「被ばくした動物は全部殺処分する」という選択をせず、多くの命を生かすことができるかもしれないのです。

 

 

こうした研究に必要な経費は研究者による自らの研究費で賄うことができていますが、牛が生きていくための飼育費が別途必要です。牛達の飼育費は農家が負担しており、草がなくなる晩秋から春先までの約7ヶ月間の飼料代は1頭につき14万円ほどかかり、農家にとって非常に重い負担となっています。

 

そこで、このクラウドファンディングを通して皆様からいただいたご支援で、今飼育されている約70頭の牛が冬季に消費する飼料を購入し、農家の負担を軽減できればと思っています。

 

「安楽殺」という辛い選択を繰り返さないために。そして「牛が被ばくしたことで白血病や甲状腺がんは増えないのか」などの調査研究を継続するために、皆様のご支援をお願いします。

 

一般社団法人原発事故被災動物と環境研究会とは

 

本プロジェクトにご興味・ご関心をお寄せいただきありがとうございます。

一般社団法人原発事故被災動物と環境研究会です。

 

 

研究会発足から今日までの歩み

 

2011年、東日本大震災に伴って起きた福島第一原子力発電所の事故により、周辺地域に放射性物質が飛散しました。当時、国は農家の同意の下での全頭安楽死処分の方針で半径20kmの警戒区域内の牛の処分を進めました。

 

しかし、科学的根拠もなく処分される牛を前に、安楽死処分に同意できない農家が続出しました。

 

当時、私たちは生き残った雄牛の去勢や各農家への獣医療の提供を始めましたが、牛の飼料調達さえ困難で、獣医師も呼べない劣悪な環境で牛を飼養しなければならない状況が見えてきました。

 

そこで日本獣医師会が事務局となって農家に参加を呼びかけ、2012年末までに12農家と1団体が参加して本研究会の骨格ができました。現在では、当研究会は被災地の畜産農家と協力し、低線量の放射線を長期間被ばくした3牧場70頭の牛を対象に、科学的な調査を行っています

 

 

私たちが大切にしていること

 

警戒区域では動物愛護(Animal Protection)と動物福祉(Animal Welfare)の激しいせめぎ合いが起きました。

 

この2つの概念について、動物愛護は人間目線の“かわいい”、“かわいそう”など感情的な概念になります。それに対して動物福祉は、動物の満足度を科学的に捉える、いわば動物目線のQOL(生活の質)の評価とその確保という違いがあります。


家畜の世界では2004年に国際獣疫事務局(OIE)が“動物福祉の原則に関する指針”を出してから、家畜に対する福祉が重視されています。生きている間は最高の環境で、死ぬときは苦痛なく、という原則と共に、本来の動物の行動を保証する“5つの自由”という考え方が世界共通認識として広く浸透しています。

 

動物から研究データを得るときにも、この条件は満たされなければなりません。動物が不幸でない状態を維持しながら研究を進めることが重要です。そのため私たちは、研究活動において何よりも牛のQOL確保を大切にしています。

 

 

ご支援で実現したいこと

 

皆様からのご支援は、放射線影響研究に活用される牛の十分な餌の確保を含めたQOL(生活の質)の向上のために使用します。

研究費は各研究者が各々用意するため、牛の飼育に関わる経費とは分けて管理されます。

 

|プロジェクト概要

 

●目標金額

600万円

 

●プロジェクト実施内容(資金使途)

冬期の飼料の購入費用、飼育環境を適切に維持する など牛の管理に必要な資材の費用、定期的な健康診断や病気の予防のための獣医療の費用

 

※本プロジェクトは期日までに集まった支援総額に応じて、当会から充当する牛の飼料購入費やQOL向上のための経費を調整するなどして、実行内容及びその規模を決定します。

 

 

福島第一原発事故の被災動物に関するご寄付の総額は数億の単位に達しています。しかし、その大半はイヌやネコに対する支援であり、牛をはじめとした家畜に対する寄付はペット動物に比べて非常に少ないものでした。また、農家の方々の活動に賛同してご寄付してくださった篤志家の方々からのご寄付も、事故からの年月の経過とともに少なくなっている状況です。

 

現在、本研究会(法人)への寄付口座は2つに分けられており、ご希望に添って「法人の運営費やボランティアさんの交通費等」や「農家への支援(飼料費など)」に分けて使われています。法人メンバーへの報酬などには充てられていませんが、もともと法人収入が多くないため、牛たちの経費の大半は農家の方々の負担によって維持されてきました。

 

餌が不足する時には、法人メンバーの所属する各大学付属牧場や農家さんたちの相互扶助によってしのいできましたが、北米の天候不順による牧草不足、そしてCOVID-19に関連した国際海上輸送のコンテナ不足による牧草の逼迫と高騰で苦しい状況が続いています。

 

旧警戒区域の牛のうち浪江町の牧場では農地や山林などへの放牧を行っており、5月半ばから10月半ばまでは自生野草を食べていますが、残りの7ヶ月は購入飼料を食べなければ生きていけません。

 

これに対応するためには余裕を持って牧草を入手し、数ヶ月分を貯蔵することも必要です。


そのため、牛たちの飼い主である農家の方々の経済的負担を軽減し、世界的にも希少で価値のある牛群が健やかに維持されるよう、クラウドファンディングに挑戦することを決断しました。

 

いただいたご支援の使いみち

 

 

✔︎ 飼料代

被ばく牛が生きるのに必要な乾草の量は1頭1日平均9kgくらい、野草だと45kgくらいです。すべてを野草でまかなうには、1頭あたり1ヘクタール(100メーター四方)が必要です。浪江町の牧場では農地や山林などへの放牧を行っており、5月から10月までは自生野草を食べていますが、冬には野草も枯れ果ててしまうため、残りの6ヶ月は購入飼料を食べなければ生きていけません。乾草は通常は1kgあたり60円くらいで購入できるのですが、昨夏の北米の大干ばつなどで価格が高騰しているため、冬期間に限定しても900万円くらい必要になります。 大型研究予算があった期間はそこから飼料代を支払っていましたが、2017年以降は農家の負担で牛を飼い続けています。この飼料代補填がご支援の大きなウエイトを占めることになります。 

 

✔︎ 牛の管理に必要な資材の費用

牛を集めるときに与える配合飼料、牛を捕まえるのに必要なロープ、追い込み柵の修理、牧草地から牛が逃げないように設置している電気牧柵部品の購入と修理、牧草調製のための草刈り機・梱包資材や燃料、消毒薬や動物用医薬品、牛の個体管理のための首輪、牛の身体をきれいにするブラシ、長靴や作業着などなど、様々な物に経費がかかっています。大半を農家の皆さんが自己負担でやってきましたので、これらを支援できたらと考えています。

 

✔︎ 獣医療の費用

放射線影響の研究のためには、牛が怪我や病気をせずに健康でいることが必須です。人間に例えると老齢の牛が大半であるため、健康診断や病気の予防は欠かせません。家畜の獣医療には農水省が管轄する家畜共済制度があるのですが、旧警戒区域の牛は出荷できないので家畜と認められず、この補償が適用されないため、1回の診療経費は少なくとも1〜3万円くらいかかってしまいます。動物を飼っている以上、動物福祉の原則に沿った獣医療の提供が必須になります。これに皆様のご支援が生かされます。

 

クラウドファンディングという手段を使い資金調達をすることによって、資金調達の機会にするだけでなく、福島原発事故で被ばくして旧警戒区域内で生き続けている世界的にも希少な牛群があり、農家と研究者の協力によって大型ほ乳類の放射線影響研究が最後の1頭になるまで続けられようとしていることを広く知っていただく機会にもできればと思っています。 

 

被ばくした牛たちとともに、
よりよい未来をつくるための挑戦。

 

あらためて、このクラウドファンディングの目的は、東日本大震災による福島第一原発事故当時に福島の旧警戒区域におり、被ばくしたものの生き残った牛たちの健康管理を進めることです。

 

これにより、ただ牛たちの命が守られるだけでなく、私たち自身の未来が豊かになることが、この挑戦のもっとも重要な意義だと考えています。

 

 

現状、原水爆被爆のような大線量急性被ばくについては多くの情報がありますが、原発事故被災者などのように「すぐには身体的な影響が出ない線量」を浴び続けた人たちには、将来どのような影響が出るのかなどについて、情報やデータが不足しています。

 

そのような中、実験的にではなく事故によって被災した大型ほ乳類としての牛たちのデータは大変貴重なデータとなります。

 

 

原発事故から11年が経ち、今後の研究の中心は被ばくした牛で白血病やその他のがんが増加するのか否かを検証する段階に入ります。

 

放射線による発がんは「確率的影響」ともいわれ、被ばくした動物でがんを発症する割合が少しだけ増えるというものなので、この検証には同じ条件で被ばくした多数の動物を観察する必要があります。原発周辺で生息している野生動物ではこれらの条件を満たすことはできませんし、実験的に再現することも現実的には不可能です。

 

私たちが調査対象としている牛も今は70頭足らずなので決して十分な数とはいえませんが、だからこそ、ここで得られるデータは、他では得られない貴重な知見を私たちにもたらすと私たちは信じています。

 

 

この先何十年、何百年と続く未来で、チェルノブイリ原発事故や福島第一原発事故と同じような、悲しい事故がまた起きてしまうかもしれません。そんなとき、放射線の影響がよくわからないという理由で「被ばくした家畜は殺処分」という安易な選択を繰り返さないように。

 

このクラウドファンディングは、目の前の牛たちの命を守ると同時に、私たちがよりよく生きていける未来をつくるためのアクションでもあります。どうかあたたかいご支援を、よろしくお願い申し上げます。

 

左から:佐藤至(岩手大)・佐藤洋(岩手大)・望月和美(事務局)・村田淳(農家)・渡部典一(農家)・寶示戸雅之(北里大)・池田光秀(農家)・山本幸男(農家)・夏堀雅宏(北里大)・伊藤伸彦(北里大)・岡田啓司(岩手大)

 

プロジェクトメンバー紹介

 

|伊藤伸彦

(原発被災動物と環境研究会 代表理事/北里大学名誉教授/元北里大学獣医学部長、元北里大学副学長)

東電福島第一原発の事故後に被ばくした牛群のうち、健康状態が継続的にチェックされているのは、私たちが関わっている牛群のみです。飼い主さんたちは、牛たちの餌代の大半を自分で調達し、11年間毎日のように世話を続けています。一時は、遠く離れた仮設住宅から通っていました。本当に頭が下がる思いです。 

 

事故後数年間は、急性被ばくの影響が出る可能性も考慮され、餌代などが研究費に入っていましたが、その後は頭数は減ったものの、飼育費は考慮されていません。しかし、慢性被ばくの影響を知るには、牛が天寿を全うするまであと10年くらい観察を継続する必要があります。 

 

原発事故直後には、野外で放射性プルームにさらされ、その後も草地や樹木に沈着した放射性物質からの外部被ばくと食べた植物からの内部被ばくを受け続けているのは、野生生物とこの牛群だけです。しかも、健康管理や血液検査等が継続的に行われているのは、世界的にも例がありません。 

 

研究担当のメンバーには、長期的展望を持った若手の研究者も加わっていますので、何かわずかな影響が生じても見逃すことはないと考えます。この希少な牛群を維持するために皆様のお力添えをいただければ、得られた知見は人類共通の貴重な財産となるでしょう。ご協力を是非よろしくお願い申し上げます。

 

|岡田啓司

(岩手大学教授/原発被災動物と環境研究会 理事・事務局長

動物愛護と動物福祉は別の概念です。私たちは“かわいい”“かわいそう”といった人間目線の動物愛護ではなく、動物の生活の質(QoL)を高めることを目標とした動物の立場に立った動物福祉を心がけています。

 

小丸共同牧場はそのような視点で見ると理想郷です。まだまだ線量が高いので、これからも被曝動物のサンクチュアリとして維持していければと思います。また池田牧場は福島第一原発に一番近い牧場で、ここの牛たちは震災後に原発周辺を放浪していたために初期被曝レベルの高かった可能性がある貴重な存在です。

 

これらの牛群を維持するために、皆様のご支援をお願いします。

 

|渡部典一(浪江町)

(参加農家)

我が家は代々稲作と畑作の傍ら、和牛を飼っていました。稲作と畜産を中心として、農地の有効活用と耕作放棄地を利用した和牛の放牧、自然や環境と向き合ったコメつくりなど、集落内の循環型農業形成を目指して頑張って来ました。

 

2011年3月11日に起った東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故による放射能汚染のため、双葉郡全域が避難対象となりました。しかし私には、これまで育ててきた数十頭の牛達がいました。牛達の面倒を見なければという気持ちで4月上旬まで居座り続けましたが、原発事故が収束しない状況でしたので世話を諦め、やむをえず牛を牛舎から放しました。牛たちは何も知らず楽しそうにはしゃいで飛び出していきましたが、私は「これで全て終わった」と、断腸の思いで避難しました。
 

避難先からは牛達の様子を見るために週に2回片道約3時間かけて牧場にかよった時期もありました。政府が、食肉として出荷された場合の風評被害を恐れて全家畜の殺処分を指示しましたが、様々な方々のご支援ご協力をいただき、何とか生かし続けることが出来ました。今、元気に生存している牛達は約40頭です。
 

これから何年、牛達と研究会が続くのか、肉として出荷できない牛達が何を後世に教えてくれるのか、残してくれるのか、確信できる答えは判りませんが、引き続き調査・研究・実証試験ができることを期待しております。

 

|池田光秀(大熊町) 

(参加農家)

私は福島県農業短大畜産科を卒業後、就職と同時に就農しました。朝は5時前に起きて水田の水管理と家畜の飼養管理を行なってから会社に行き、夕方は肥料散布や草刈等水田の管理を行ない、休日は牛舎の掃除と牧草等の作付けや収穫作業などと休みなく働いても、苦労だとは思いませんでした。
 

しかし、3月11日の震災による原発事故で生活は一変しました。12日の朝、牛達には「これが最後のエサだよ、ごめんね、ごめんね……」と言いながら乾草を与えつつ、涙が止まりませんでした。避難したとき牛のことは半分あきらめていましたが、牛が柵を壊して逃げ出した結果、最悪の餓死だけは免れることができて、一安心しました。
 

その後大熊町から「国からの指示で殺処分をするから同意しなさい」という文書が届きましたが、家族同様の牛を殺処分するのは忍びなく、同意することはできませんでした。無駄に殺処分するのではなく、農地に放牧して牛に草を食べてもらえば、エサ確保の労力と資金も少なくて済み、農地の荒廃を防ぐこともできます。さらに、我々人間の未来のための放射線被ばくの研究に使われることになり喜んで協力してきましたが、この牛からは収人が無いので、毎年手出しが続いています。
 

いつ営農を再開できるのか、はっきりとした見通しはありませんが、その時までこの牛たちを飼い続け、農地を維持管理し、ふる里の景観を守りながら、いつでも帰還・営農再開ができるようにしていきたいと思っています。 

 

|望月和美

(一般社団法人日本小動物繁殖研究所 専務理事/一般社団法人原発事故被災動物と環境研究会 理事

東日本大震災発生から一ヶ月ほどして福島県で千葉小動物クリニックを開業している友達の河又院長から連絡が来た。原発事故で被災した犬猫達が大変なことになっているとの情報であった。


直ぐにでも駆け付けたいと思うのだが,まだ余震等の影響で高速道路の通行止めとガソリンの入手が困難であり思うようにいかないのが現状であった。当時日本獣医師会長をされていた山根先生も現地の状況を早く把握したいとのことでした。


ペットのコジマの小島会長に相談、キャンピングカーを購入してもらい現地に向かった。福島、宮城、岩手、青森の獣医師会を訪問し被災地の現状把握につとめた。現地において地震、津波の被害による恐ろしさは想像以上であった。特に福島県においては地震、津波と原発事故で想像を絶するものであった。
 

原発事故で被曝した家畜は全頭殺処分とするとの国の方針でもあった。唯一相馬の馬追で飼われていた馬は例外とされ殺処分を免れた。又、オス豚の一部は元東大の副学長をされた林先生の尽力により東大の牧場に移送された。

 

牛においては国の方針に従い泣く泣く安楽死処分に同意された農家さんが大半であった。一部の農家さんにおいて同意を受け入れることが出来ないとのもと現在に至って飼育されている。

※…安楽死処分は飼い主の合意が必要との文言がある
 

牛達を生かして行くには餌を食べさせるのが前提です。今までも農家さんがほぼ自前で飼料を確保し飼育してきた。ここに来てアメリカ、カナダの干ばつ、コロナ問題、戦争等により牛に与える餌が急騰しております。


現在70頭ほどの牛がおります。せめてこの牛達には、飼い主さんが泣く泣く同意し安楽死処分された牛達の分も含め生涯を全うしてほしく思います。

 

応援メッセージのご紹介

 

|林 良博

(国立科学博物館 顧問/初代代表理事)

<原発事故被災動物と環境研究会(AEN)へのご支援をお願いします>

 

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と、それに伴って発生した福島第一原子力発電所事故によって、わたしたち人間だけでなく、多くの動物たちも犠牲になりました。風評被害を恐れる政府は、生き残った家畜に対して「全頭処分」を決定しました。

 

しかし牛については、「食用のための殺処分であれば同意できるが、安全性を確認しないで殺処分することに同意できない」と主張する農業者が存在しました。一方で、こうした農業者の気持ちを理解し、科学的知見を収集して原発事故の影響を明らかにすることで、 将来の日本のみならず世界の放射能災害に役立てようとする研究者も存在しました。

 

原発事故被災動物と環境研究会(AEN)は、農業者と研究者の両者が一緒になって設立した研究会です。本研究会の10年に及ぶ活動は、先入観や思い込みを排除し、データに基づいた目線そのものです。環境(土壌、森 林等)の被曝線量測定や、家畜の科学的知見の収集という、まさに地に足のついた10年間の活動の成果は、昨年刊行した「警戒区域の畜産農家と研究者の軌跡」と題する報告書に示されたとおりですが、まだまだ道半ばです。

 

しかし今後の活動は、従来通り会員のボランティア精神に基づいて進めますが、世界的に牛の飼料が高騰したことによって、断念せざるを得ない状況が生まれています。どうか本研究会の活動を継続させるために、皆様のご支援を賜りたくお願いいたします。

 

|山根 義久

(公益財団法人 動物臨床医学研究所 理事長/元日本獣医師会会長)

東北地方太平洋沖地震に遭遇したのは、東北の十和田に所用で滞在していた時でした。地震、雷、火事、親父というぐらい地震は一番怖いものです。 

 

あれからすでに11年が過ぎました。この地震に伴って福島第一原子力発電所の爆発が起こり、放射能汚染の危険性のため発電所周辺に緊急避難命令が発令されました。大地震の影響で新幹線や高速道に大きな被害があり、航空便の予約も取りにくくなったため、青森港からフェリーに乗り函館発の航空機でなんとか帰京しました。  

 

その後、徐々に被害の概要が判明し、被曝した家畜(牛や豚)は殺処分されることになりました。私はその後、実際にこの目で現状を確認しようと車で青森、岩手、宮城、福島に出かけて驚きました。警戒区域内では、何の罪もない家畜が人の手により殺処分され、裏庭に掘った穴に放棄され山積みになっていました。さらに周辺の空地、道路、田畑のいたる所に黒いものがあり、近づいてみると空腹等で死亡した牛の死体でした。直ちに帰京し、農林水産省に出向き、現地の家畜は科学の宝物であるから殺処分すべきでないと説明しました。  
 

1979年に発生したアメリカのスリーマイル原発事故、1986年のウクライナのチェルノブイリ原発事故でもなされなかった被曝牛における遺伝子レベルの研究や繁殖調査を実施するため、一般社団法人「原発事故被災動物と環境研究会」を畜産農家のご理解のもと立ち上げ、これまでに多くの業績をあげ発表してきました。しかしながら、現在でも約70頭の牛を飼育するための飼料代、管理費等は農家と研究会にとって大きな負担となっています。ついては、牛群の存続を維持するための費用をクラウドファンディングで募ることとなりました。 

 

どうかこの主旨をご理解頂きご支援いただければ研究意欲の増大に大きく寄与するものと思います。

 

|松原 保

(ドキュメンタリー映画監督)

映画「被ばく牛と生きる」を作った松原です。福島の原発事故を通して、私は生きとし生けるものの「命」の重さを改めて考えさせられました。

 

人に食べられる運命の牛が、放射能を浴びたことで食べられなくなった。食肉マーケットを保護するためには、全頭殺処分しかないとの判断で多くの家畜の命が葬られてきた。

 

汚染されても、まだ目の前で元気に生きている動物の命を絶つことは人間に許される行為なのか。命を粗末にする価値観がまかり通る世の中は真っ当な社会といえるのか。今の日本は経済と命を天秤にかけて、経済を優先する社会へと突き進もうとしています。
 

果たして、「命」とはそんなことで絶たれてもよいのだろうか。人に食べられる運命にはあるのだけど、せめて人間に役立って命を全うして欲しい。そのために残された手段は低線量被ばくの研究でしかない……。その答えを出すには長い時間と潤沢な研究費が必要です。

 

しかし、この研究に国はお金を出さない。何故なのか?大きな矛盾と憤りをずーっと感じてきました。被ばく牛の研究は、どのような成果を残すかは未知数です。でも農家と研究者が手を取り合って、命を繋ぐ行為を続ける社会こそ健全なんだと思います。それ故、ささやかながらこれからも応援したい。皆様からの協力を是非お願いする次第です。 

 

|眞並恭介

(ノンフィクション作家)

原発事故が発生した当初、半径20キロ圏内の警戒区域には約3500頭の牛がいた。無人の街や野原を放れ牛が走り回ったが、餓死や安楽死処分などで牛の数は減っていった。牛と共に大地に根を下ろして生きてきた人たちの生活も奪われた。

 

しかし、今も人が住めない帰還困難区域に生き延びている牛たちがいる。拙著『牛と土 福島、3.11その後。』(集英社)に登場する双子の兄牛は昨年亡くなったが、弟牛は健在だ。
 

想像してほしい。家畜である牛たちが可能なかぎり自力で生きている姿を。被ばくの危険を冒して牧場に通いつづけている牛飼いがいることを。知ってほしい。被ばくした牛の命とその研究を支援することは、微力であっても、人と牛が育んできた農地を守ることにつながることを。
 

除染の手も及ばない土地に暮らす牛たちが、元気に生きて、生き延びて、最後の一頭まで生ききったといえる日まで。

 

|小林美貴子

(エシカルコンシェルジュ/福島県川内村アニマルフォレスト役員(旧警戒区域内の羊 山羊保護団体))

2011年7月、警戒区域内の牛舎で繋がれたまま餓死して朽ち果てた死骸の中に生き残っていた牛の目が、「人間なんか」って責めている。家畜を置いて避難を強いられた人達の怒り、悲しみ、絶望の想いが伝わってくる。「無駄にしていい命なんてないんだ」「殺処分命令が出された牛も助けてあげたい」。

 

被災ペットや羊と山羊の保護救援活動はしているけど、餌代も多額にかかる牛まではとても救えない。一ボランティアの立場で無力感に打ちひしがれていた時、コジマ東日本大震災ペット緊急救援チームの望月和美さんから 「牛を生かすために協力してくれないか」 と言われてこの活動を知り、救われた想いでシンポジウムの受付スタッフなどのお手伝いをさせていただきながら、動物の 「命の尊厳」をなんとか守ろうとするさまざま方々の努力、想いを共有してきました。
 

あれから11年。まだ生かされている命があります。これからも生かしてあげたい命があります。このクラウドファンディングで皆さまからの餌代のご支援が集まり、生き残った牛達が幸せに天寿を全うできますように応援しています。

 


留意事項

 

▽ご支援の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

 

▽本プロジェクトは「通常型」クラウドファンディングであり、「寄付金控除型」クラウドファンディングではありません。いただいたご支援は控除の対象にはなりませんのでご了承ください。

 

▽ご支援付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。


▽ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

 

▽銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。

 

▽ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

 

▽本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

 

▽本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

プロジェクト実行責任者:
伊藤伸彦
プロジェクト実施完了日:
2023年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

飼料代・牛の管理に必要な資材の費用・獣医療の費用

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プロフィール

当研究会は、東日本大震災による被災地の畜産農家と協力し、低線量の放射性物質を長期間被ばくした牛を対象に、科学的な調査を行っています。 低線量の長期間にわたる被ばくが、人や環境に与える影響は,十分なデータがなく完全な予測はできていません。特に大型哺乳動物の被ばくに関しては実験すること自体がほぼ不可能なため、事故とはいいながらも多数残された被ばく牛の存在は世界的に見ても貴重です。国に繁殖を禁止されてしまったために遺伝的影響まで見ることはできませんが、牛の寿命は20年程度あるので、ある程度の長期被ばくの影響評価はできるものと考えています。当研究会の活動は、多くの方々の支援やボランティア活動で成り立っています。この調査研究で得られた結果を後世に残していけるよう、更に研究を進めてまいります。

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リターン

3,000+システム利用料


alt

【3千円】応援コース

・お礼のメール
・活動報告レポート

支援者
361人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

10,000+システム利用料


alt

【1万円】応援コース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ

支援者
198人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

10,000+システム利用料


alt

A|シンポジウムへご招待コース

・シンポジウムへのご招待 ※2023年3月〜5月頃実施予定/日程等詳細は決定次第1ヶ月前までにご連絡予定/クラウドファンディングの活動報告を含めた内容を実施予定です。

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ

支援者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

30,000+システム利用料


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【3万円】応援コース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ

支援者
22人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

30,000+システム利用料


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B|研究成果の発表動画限定公開・10周年記念誌お届けコース

・シンポジウムへのご招待 ※2023年3月〜5月頃実施予定/日程等詳細は決定次第1ヶ月前までにご連絡予定/クラウドファンディングの活動報告を含めた内容を実施予定です。
・研究成果の発表動画限定公開 ※2022年5月に実施予定の研究発表の動画をYouTubeで限定公開します。
・団体の10周年記念で製作した記念誌

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

50,000+システム利用料


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【5万円】応援コース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

50,000+システム利用料


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C|現地での活動の様子をお届けコース

・シンポジウムへのご招待 ※2023年3月〜5月頃実施予定/日程等詳細は決定次第1ヶ月前までにご連絡予定/クラウドファンディングの活動報告を含めた内容を実施予定です。
・研究成果の発表動画限定公開 ※2022年5月に実施予定の研究発表の動画をYouTubeで限定公開します。
・団体の10周年記念で製作した記念誌
・現地での活動の様子を録画した動画データをお届け ※5月〜6月と12月に現地で活動予定です。最短で2022年7月中にご送付いたします。

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

100,000+システム利用料


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【10万円】応援コース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

100,000+システム利用料


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D|お気持ちを上乗せ・現地での活動の様子をお届けコース

Cコースと同内容のコースです。お気持ちを上乗せしてご支援いただける方はぜひこちらへお申し込みください。

・シンポジウムへのご招待 ※2023年3月〜5月頃実施予定/日程等詳細は決定次第1ヶ月前までにご連絡予定/クラウドファンディングの活動報告を含めた内容を実施予定です。
・研究成果の発表動画限定公開 ※2022年5月に実施予定の研究発表の動画をYouTubeで限定公開します。
・団体の10周年記念で製作した記念誌
・現地での活動の様子を録画した動画データをお届け ※5月〜6月と12月に現地で活動予定です。最短で2022年7月中にご送付いたします。

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

300,000+システム利用料


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E|【30万円】団体・法人様向け協賛コース

・シンポジウムへのご招待 ※2023年3月〜5月頃実施予定/日程等詳細は決定次第1ヶ月前までにご連絡予定/クラウドファンディングの活動報告を含めた内容を実施予定です。
・研究成果の発表動画限定公開 ※2022年5月に実施予定の研究発表の動画をYouTubeで限定公開します。
・シンポジウムで貴社・貴団体のお名前を読み上げ ※希望者のみ
・団体の10周年記念で製作した記念誌

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ/ロゴの掲載も可能
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ/ロゴの掲載も可能

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

500,000+システム利用料


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F|【50万円】団体・法人様向け協賛コース

・シンポジウムへのご招待 ※2023年3月〜5月頃実施予定/日程等詳細は決定次第1ヶ月前までにご連絡予定/クラウドファンディングの活動報告を含めた内容を実施予定です。
・研究成果の発表動画限定公開 ※2022年5月に実施予定の研究発表の動画をYouTubeで限定公開します。
・シンポジウムで貴社・貴団体のお名前を読み上げ ※希望者のみ
・団体の10周年記念で製作した記念誌

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ/ロゴの掲載も可能
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ/ロゴの掲載も可能

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

1,000,000+システム利用料


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G|【100万円】団体・法人様向け協賛コース

・シンポジウムへのご招待 ※2023年3月〜5月頃実施予定/日程等詳細は決定次第1ヶ月前までにご連絡予定/クラウドファンディングの活動報告を含めた内容を実施予定です。
・研究成果の発表動画限定公開 ※2022年5月に実施予定の研究発表の動画をYouTubeで限定公開します。
・シンポジウムで貴社・貴団体のお名前を読み上げ ※希望者のみ
・団体の10周年記念で製作した記念誌

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート
・公式サイトへお名前を掲載 ※希望者のみ/ロゴの掲載も可能
・活動報告書へお名前を掲載 ※希望者のみ/ロゴの掲載も可能

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

プロフィール

当研究会は、東日本大震災による被災地の畜産農家と協力し、低線量の放射性物質を長期間被ばくした牛を対象に、科学的な調査を行っています。 低線量の長期間にわたる被ばくが、人や環境に与える影響は,十分なデータがなく完全な予測はできていません。特に大型哺乳動物の被ばくに関しては実験すること自体がほぼ不可能なため、事故とはいいながらも多数残された被ばく牛の存在は世界的に見ても貴重です。国に繁殖を禁止されてしまったために遺伝的影響まで見ることはできませんが、牛の寿命は20年程度あるので、ある程度の長期被ばくの影響評価はできるものと考えています。当研究会の活動は、多くの方々の支援やボランティア活動で成り立っています。この調査研究で得られた結果を後世に残していけるよう、更に研究を進めてまいります。

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