虐待死〜取り残された子

今日も幼児の虐待死が報道されました。

年間、児童の虐待死は約50件。

虐待死、あってはならないことだと思います。


でも、皆さん、その影に、兄弟を失った子ども達が存在すること、ご存知でしょうか？



今回の事件も、死亡した女児(前夫との子)の他に、現在の夫との子どもがいると報道されています。

そう、多くの虐待家庭は、唯一の子ども一人が亡くなったわけではなく、


生き残った、というか、亡くなった子の兄弟か居るわけです。



双子の子ども一方が可愛がられ、一方が虐待を受けるというケースもあります。


要するに、虐待が起こる家庭は、単なる育児の知識不足ではなく、


親の歪んだ心理が非常に働いているのです。



Art for Children's SHINEが入っている現場でも、

全国放送で報道されたくらいの虐待親を持つ子ども達が、セッションに参加してくれています。

子ども達の兄弟は、親の虐待によって殺され、

残された子ども達が施設に入っているんですね。

その後、どのように、残された子ども達が生きるのか。


そこまで、メディアは追いません。


だけど、やっぱり大変な道。


そういう子を見ると、子ども達は、本当に一生懸命生きてる！

そう思います。



でも、『一生懸命』じゃ、救えないものがあるんですね。


子どもの心じゃ、抱えきれない、大きな心のショック。


やっぱり、こういう子ども達を支える大人が増えてほしい‼︎


心から、そう思います…