あいでみ5期生の2016年冬上海渡航が終了しました!!
みなさんこんにちは。あいでみready for?担当の七島淳平と申します。
12月25日に、上海から18人の福島メンバーと引率の大人の方々含め大きな怪我をすることもなく帰国する事が出来ました。
これも支援者の皆様、私たちの投稿を拡散してくれた方々の力があってこそです。私はもちろんの事、他のメンバーや中国側のメンバーもとてつもない感謝の気持ちを抱いています。本当にありがとうございました!
私たちは上海に行って、様々なことを学びました。
それは、中国の国の様子がどうなっているといったことや、両国間での文化の違いなど、語りだしたらキリがありません。
「教育」という壮大なテーマについてディスカッションする上で、多くのメンバーがぶつかった壁が「言語の壁」でした。お互い第二言語でのハイレベルな意見の出し合いや議論の展開を行っていたので、しばしば言葉に詰まってしまうこともありました。
しかし、私たちはそこから、どうにかして自分の考えを伝えようとする心を学ぶことができました。文も単語も発音も完璧な英語を話すことはできなくても、相手に自分の思いを伝えようとする姿勢で積極的に中国側のメンバーと話している、そんな姿がメンバー全員に見られました。これは、私たちの将来にまで行かせる大きな大きな学びだと思います。
自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じた中国という国について知ると同時に、自分たちが日常的に触れている「教育」というものに焦点を当てて、改めて1からディスカッションすることで、私たち、そして中国のメンバー全員が自分の国で行なわれている教育に対する知識を蓄え、一人一人が教育に対するしっかりした考えを持ち、自分の将来やこれからの社会について有意義なディスカッションを行うことができました。ディスカッションを終え、班ごとに全員の前で話し合った結果についてプレゼンテーションをしました。
上海で過ごす最後の夜、日本メンバーでの振り返りの時間には、大半のメンバーが涙を流しながら今回の渡航を終えての思いを語ってくれました。
涙の理由は人それぞれでした。例えば英語が話せなかった。例えばディスカッションで初めは上手く意見を伝えることができなかった。例えばチームに貢献することができなかった。
個人個人で足りなかった部分について思うところがあったようです。でもそれは、自分で自分の課題を見つけるという大きな学びにつながったと思っています。
涙を流せるほど本気で考え、本気で話して、本気で取り組んだんだと思います。あの時のみんなの目や涙に嘘はなかったと思っています。
一番最初はどこかぎこちなかった日本メンバーと上海メンバーも最後は別れを惜しんで集合時間に遅れたり(笑)するなど、ディスカションを通して日本と中国という大きな壁を取り払い、ただ「一人の人間」として友好を深めることができました。これは個人にとってはもちろん、未来の日中友好に対しても大きなインパクトを与えられる結果だと思います。
みなさんからご支援いただいたお金は、上海での活動費に充てさせていただきました。
なお、リターンについては2月末に発送を予定しておりますので、ぜひ楽しみにしていてください!!
今後の活動予定としては、報告書の作成や福島市で活動報告会を開くつもりでいます。これからもready for?ページとFacebookページをどんどん更新していくので、興味がある方はぜひご覧ください!
私たちがたくさんの学びを得ることができたのも、ready for?で支援してくださった方々を始めとする私たちの活動を応援してくれた全ての人たちのおかげです。決して私たちだけでは、何一つ成し遂げることはできなかったと思います。
みなさんのおかげで私たちは一生大事にできる思い出と、一生大事にできる学びを手に入れることができました。
本当にありがとうございました!!
七島淳平
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