消滅危機言語の与那国語で影絵芝居を作り、日本各地に届けたい！

台湾LGBTを巡る戯曲リーディング始動しました！
本日よりキャストが集まり、読み合わせを開始しました。
とっても素敵な俳優さんたちで、楽しく稽古ができました。
 

左：奈良坂篤さん　中：大嶽典子さん　　右：緒方和也さん

今回のAsianRib Presents「未来創造　Diversity Art Festival 2023」は「ダイバーシティー」を謳っていて、どのプログラムも「今の私達」にとって大切だと感じていて、全ての作品推しなのですが、LGBTQに関しては台湾が日本の先を歩いていて、特にリン・モンホワンは自信がゲイであるという事をカミングアウトして創作を行っているので、そんな彼の作品を日本に届けたいと思うのです。
 

「誰もが平等に人を愛する権利」を持つためには、「私、LGBTQじゃないし関係ない」とスルーするのではなく、彼らを知り認めてこそ、そこに「権利」が生まれるのかなと思います。
 

『赤い風船』、『アメリカ時間』は台湾で2019年同性婚法が施行されてすぐに書かれた作品と、2020年コロナ禍で書かれた作品です。
 

父と息子の、そして母と娘の、親子間の葛藤がメインストーリーとなっています。自分に置き換えてみることで、もっとあなたのお父さんに、あなたの息子に、あなたのお母さんに、あなたの娘に、そして「人」に優しくなれる作品かと思います。
 

父：私達はずっとお前に一番のものを与えようと努力してきた
                               　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『赤い風船』より

母：アンタはお母さんのこと、ただの飯炊き女だと思ってるんでしょ！

『アメリカ時間』より

LGBTQを巡る台湾戯曲翻訳リーディング

開催日時：3月23日（木）・24日　15：00/19：00

料金：一般3000円/学生1000円※要学生証（定員60名）

『赤い風船』、『アメリカ時間』

作：リン・モンホワン　翻訳：山﨑理恵子　演出：E-RUN

出演：奈良坂篤、緒方和也、大嶽典子　

【チケットのご予約はこちらまで】

WEB予約　：　https://www.quartet-online.net/ticket/daf2023

メール予約：　asianrib2018@gmail.com

【全プログラムの詳細】
https://asianrib.wixsite.com/diversity-art-2023