超高齢化の島・宮城県網地島の休耕地を開墾し、農業から元気に!
支援総額
目標金額 2,320,000円
- 支援者
- 6人
- 募集終了日
- 2015年6月5日
能登地震で倒壊した七尾・一本杉通りの名店「一本杉川嶋」を再建したい
#地域文化
- 現在
- 18,765,000円
- 支援者
- 332人
- 残り
- 20日
能登半島地震|全焼した輪島朝市通りで再建し輪島塗を作り続けたい
#地域文化
- 現在
- 5,155,000円
- 支援者
- 168人
- 残り
- 35日
もう一度目黒に富士を! 富士山遥拝所を造り「江戸名所」を復活したい
#地域文化
- 現在
- 3,480,000円
- 支援者
- 38人
- 残り
- 6日
特急白鳥にも使われた食堂車を石川県の復興へ!サシ481に「幸あれ」
#地域文化
- 現在
- 2,121,000円
- 支援者
- 107人
- 残り
- 13日
「むらびとらべる!」で幸せな拠点づくりを|京都南山城村から新挑戦
#地域文化
- 現在
- 2,080,000円
- 支援者
- 70人
- 残り
- 37日
陸羽東線で活躍した蒸気機関車を修復し、歴史と共に未来へ!
#地域文化
- 現在
- 2,039,000円
- 支援者
- 138人
- 残り
- 37日
能登半島地震で営業継続の危機、どうか信寿しを存続させて下さい。
#地域文化
- 現在
- 1,795,000円
- 支援者
- 59人
- 残り
- 39日
プロジェクト本文
網地島の休耕地を開墾して自給自足を目指し元気に活気ある島にしたい!
こんにちは!宮城県石巻市の「網地島」で活動している阿部孝博です。私は網地島で育ちました。東日本大震災当時、現在自宅がある石巻市不動町にて被災しました。震災後はじめて地元の網地島へ行った時に、被災した島の様子を見たり島の人の話を聞いて様々な衝撃を受けました。そこで私は‘網地島エーベ’という団体を立ち上げて、網地島をもっと元気に活気ある島にしようとプロジェクトを始めました。網地島エーベでは、網地島の多くの休耕地を、7月頃から今ある畑の2〜3倍は開墾し、ビニールハウスも設置していきます。そして島の方が必要としている野菜を作っていく予定です。
休耕地を開墾するための機械、畑の管理費(ビニールハウスや肥料代等)の資金が不足しています!
是非皆さんのお力をお貸し下さい。
(網地島の風景)
(開墾の様子)
震災後1ヶ月以上インフラが復旧しなかった網地島に強い衝撃をうけ、
農業で元気にしたいと決意しました
網地島は、震災後1.5mも地盤沈下したため港が一時なくなったり、1カ月以上もライフラインが普及せず、配給が何も来なかったことを知りました。そして、震災前に来ていた移動販売は今でも復活しておらず、震災後に臨時で始めた島の婦人会(平均年齢85歳の4名)の「青空市場」(1回/週)で何とかまかなっている現状を知り、衝撃を受けました。
(島の婦人会がやっている青空市場)
元々網地島は、地理的条件の厳しい離島ということもあり、1960年代には島民が3000人いましたが、年々島を離れる人が多く、過疎化が進んでいました。そこへきて震災により100人ほど島を離れたため、現在400人を割り込んでいます。住民の平均年齢は75歳前後で、高齢化率(65歳以上の人口の割合)85%という、全国でも類を見ない超高齢化地域です。20年ほど前に小学校や中学校が閉校となり、交番も空き家になりました。
昔は農業と漁業が盛んな島でしたが、現在では島のほとんどが休耕地となり荒れ果てています。その休耕地を開墾して、将来的には自給自足できる島を目指し、網地島エーベを立ち上げ活動しています。
2013年から網地島エーベではこれまでジャガイモやサツマイモを育て島の方々にも食べていただきました
2013年より休耕地を開墾して、ジャガイモやサツマイモからスタートしました。農業はほとんどやった事がないため、はじめる時は周りの人から本当にできるのかと言われていましたが、草だらけの畑の開墾から始まり、島で農業をやっているお年寄りに色々教えて頂き、励まされながら、1年目・2年目とジャガイモを育てることができ、島の皆さんにも配る事が出来ました。皆さんも喜んで下さり、エーベと聞くと「ああ、じゃがいものね」と言われるようになりました。
島民にはジャガイモは「あっふぁいも」と呼ばれ、島で獲れる「あっふぁいも」はおいしいと、島外の方にも喜ばれています。今年から育てる作物の種類を増やして、さらに畑を広げていく予定です。そして将来的には、島の皆さんが必要とする、新鮮で安価な地元産の農作物を作ってお届けできればいいなと思っております。
(じゃがいもの収穫)
休耕地を開墾するのに人の手だけでは限界があります
機械等を使って早く網地島の休耕地を開墾したいと考えています
網地島エーベは、農業経験は素人同然のメンバーばかりですが、色々な方に教わりつつ徐々に作物を増やしていき、今後島の皆さんが必要な野菜を作っていけたらと考えています。一人暮らしになり畑が続けられなくなった高齢者に、今まで島で作られていたような季節の野菜(じゃがいもやタマネギ、キャベツ、ホウレン草、大根、人参など)を届けていけたらと考えています。
(休耕地)
目標は“島内での自給自足”です。
こういった取り組みを始めたことで若い方など関わってくれるようになりました。しかし開墾していく為の機材がなく、今まではほとんど人力でした。これから畑を拡大していくにあたり、草木の生い茂った休耕地を開墾するためのユンボ、移動や運搬に使う軽トラ等多くの農機具が必要です。また、今後色々な野菜を作るに当たっても、畑の管理費(ビニールハウス、肥料代等)もかかってきます。今回この企画で資金を得て、農地を拡大し、収穫量を増やし、島の大事な産業と呼べるようになっていきたいと考えています。そして島の特産品を作るなど、島の産業にも繋げていければいいと考えています。また島の活性化をすすめている‘ジョイフル網地島’と協力し、若者にも網地島の良さを知ってもらい、過疎高齢化を食い止める手助けをしたいと考えています。離島、被災地、過疎地とマイナス要因ばかりではありますが、発想を変えてここでしか出来ないことをチャレンジしていきたいと思います。一緒に今後の農業について、離島について、過疎地について考えてみて下さい。
(網地島の様子)
網地島の休耕地を開墾して、島の中から盛り上げ元気にするために
どうぞ皆様ご支援お願いします!
〈関連記事〉
http://toyokeizai.net/articles/-/33838
〈開墾のスケジュール〉
7月 開墾
7〜8月 ビニールハウス設置
〈引換券について〉
■サンクスメール(網地島の風景写真付)
■網地島で獲れた’あっふぁいも’(島の言葉でじゃがいものこと)1kg、1.5kg、2kg
■島の野菜+地物の詰め合わせ
(写真は参考資料)
■網地島Tシャツ(これから作成予定です)
■ジョイフル網地島Tシャツ
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
石巻の離島「網地島」で生まれ、震災後から島の活性化の為に「網地島エーベ」を立ち上げ、島内での自給自足に向けて農業の拡大を進めています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
1,サンクスメール(網地島の風景写真付)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
1,サンクスメール(網地島の風景写真付)
2,網地島で獲れた「あっふぁいも」(島言葉でジャガイモのこと)1kg
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
1,サンクスメール(網地島の風景写真付)
2,網地島で獲れた「あっふぁいも」(島言葉でジャガイモのこと)1.5kg
3,網地島エーベTシャツ
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
1,サンクスメール(網地島の風景写真付)
2,網地島で獲れた「あっふぁいも」(島言葉でジャガイモのこと)2kg
3,網地島エーベTシャツ
4,ジョイフル網地島Tシャツ
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円
1,サンクスメール(網地島の風景写真付)
2,網地島で獲れた野菜(あっふぁいも他)+網地島の地物の詰め合わせ
3,網地島エーベTシャツ
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
プロフィール
石巻の離島「網地島」で生まれ、震災後から島の活性化の為に「網地島エーベ」を立ち上げ、島内での自給自足に向けて農業の拡大を進めています。