原点は忘れられない後悔。「今」だからこそ成し遂げたい大学生の挑戦

こんばんは。手紙書道家の akina です。

 

日本一周をはじめて今日で17日目。

 

香川☞徳島☞高知☞愛媛☞大分☞宮崎☞熊本☞鹿児島☞沖縄☞福岡☞佐賀☞長崎（現在）

 

県を行ったり来たりしながらも、もう少しで遂に四国・九州・沖縄を制覇しようとしています。

 

その土地に行かないと出逢えなかった「人」「自然」「食」。

 

そして、和紙職人さんの工房を直接訪れたからこそ触れることのできた「紙」や、職人さん自身の「生き方」「想い」。

 

旅のテーマである”心動くものに触れる”ということが、日本一周というチャレンジの中で実現できていることを、嬉しく、有難く、感じています。

 

紙巡りについては、紙の全産地を回ることより、「この方にお話を聞かせて頂きたい！」と決めた方にアポをとり、工房などに訪問させていただくようにしています。

 

主にお話を聞かせて頂いているのは、

〇原料・道具

〇職人さんの生き方・考え方

〇その土地の紙の歴史

 

などについてです。

 

「作り方」ではなく、その方にしか聞けないお話の数々は多くの学びに溢れています。

 

そして、和紙の現状は知っていたつもりだったけれど、

 

各地の職人さんから、和紙の世界に今起きていることを聞くと、すごく考えさせられます。

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道具を作る人がいなくなっている。

原料農家さんがいなくなっている。

 

受け継がれてきた高い技術が途絶えようとしている。

 

こだわってこだわって作ったとしても、そこまで求めていない人の方が多い。

 

だから紙が売れない。

 

大変だってわかっているから、子どもたちに継がない。

 

だから途切れていってしまう。

 

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そんな「今」、

 

【私にできることは何だろう。】

 

“　この人が、作った紙が欲しい。こんな風に作られた紙を使いたい。　”

 

純粋に自分が今感じているそんな想いを、ぎゅっと込めた作品を創りたい。

 

そして、その紙に触れた人に、背景までお伝えすることで、同じ想いを持つ人を増やしたい。

 

そう改めて思いました。

 

だからこそ今私にできることは、正しく学び、自分の心が動く紙に出逢い、それを届けていくことだと思っています。

 

貴重なお話を聞くことが出来る「今」を大切にし、その先にある「フランス個展」という大きな舞台で、沢山の人に紙の魅力を届けるために、これからも精進して参ります。

 

↓　この写真は佐賀県の名尾和紙の原料である「カジ」です📷

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

引き続き、クラウドファンディングの方も見守って頂けますよう、宜しくお願い致します。

 

2022.04.14 手紙書道家 akina