「松原の人形は見たことあるか?この辺りでは一番立派なんだ。見た方が良いよ」
そうすすめられて、見に出かけたのは松原の人形道祖神・ニンニョサマだ。

高さはどちらも3メートルほど。全身に杉の葉を纏い、さまざまな国の国旗や「祈願無病息災」、「祈願交通安全」などと書かれた旗が差し込まれている。

 

「去年はニンギョ立てをやらなかったから、今年はやるよ」

 

 

大館を代表する人形道祖神のビエンナーレだ。何をさておいても取材に行くしかない。

 

 

 

 

「今日は2年に1度の特別な日」

 

午前8時、小雨がぱらつく中、作り替えの行事が始まった。男女33名が集落の中心部にある公民館とニンニョサマを祀るお堂の2カ所に分かれて作業にあたっていた。

 

 

「ここはパワースポットですよ!」

 

宮原さんが興奮した様子で言った。

 

「立っているだけで気持ちがいいです」

 

地面に焼物の欠片が落ちているのを見つけた。平安時代のものかな、と思って拾い上げると、思ったよりも厚く表面に縄目が付いていた。

 

「これ、縄文土器ですよ!」

 

・・・・・・・

 

クラウドファンディングはおかげさまで達成率80%を超えました!たくさんのご支援ありがとうございます。残り約2週間、どうぞよろしくお願いいたします。(小松)

 

 

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