こんにちは、アライアンス・フォーラム財団東京オフィスより、栄養士の太田旭です。今日は私たちがザンビアの農村地域で行っている栄養教育事業の紹介をしたいと思います。

 

突然ですが「人の身体は食べたものでできている」「食と健康の因果関係は大きい」ということを、皆さんはどれくらい実感し、食の力を信じていらっしゃいますか?

私が出会ったザンビアの農村部の方々の多くは、食事は空腹を満たすためと捉えている人が多く、栄養のあれこれや健康のあれこれといった情報に対し、その効果が実感できていないため、健康的な食習慣を見につけるまでの行動までは変えられず、「聞いたことはあるけどできない」という状況になってしまっているように感じます。
 

慢性栄養不良の解決には!?

 

やはり、調理担当者であるお母さん達が、日々の食事の中で子どもに栄養豊富な食べものを適量・継続して与えられる食習慣を作ることが不可欠である、と考えています。

 

お母さん達への栄養・健康に関する情報発信は非常に重要であると言えます。しかしながら、その情報発信源である地域クリニックでは、研修を実施する機会がほとんどなく、地域クリニックのスタッフ達は栄養に関する研修を十分に受けることができていません。そのため地域のお母さん達は栄養に関する知識を十分に取得することができず、各家庭で健康的な食習慣を実践するに至るまでの栄養の影響力・食事の大切さを実感できていないのです。

 

 

栄養教育にスピルリナ!?

 

2012年に、スピルリナを配給しながら栄養教育を実施したザンビアの村があります。今年の春にその村を訪ね追跡調査を行ったところ、スピルリナによる栄養素の効果が実感でき、村の人たちの食習慣が変わったという結果が出てきました。実際に村の方々から「1日3回食事を食べるようになった」「お金に余裕がある時は、炭酸飲料じゃなくてタンパク質が多い豆を買うようになった」と、嬉しい声もきけました。村の地域クリニックのデータを見ても、スピルリナを食べ栄養教育を受けた家庭の子ども達は、その後4年間二度と栄養不良状態に陥ることはなかったそうです!!!

 

 

 

時と場合に合わせてスピルリナ!!

 

現地で状況把握のためのヒアリングを行った際、雨季の間の約6か月間は畑が浸水し食物の収穫が皆無に近い状況となることを知りました。できれば地域にある食材を有効活用して栄養改善ができることが理想ですが、このような事態には高栄養価な食品を上手に活用して欲しいものです。そう、その高栄養価な食品としてスピルリナも挙げられます。

 

 

アライアンス・フォーラム財団の栄養教育ターム

 

ざっくりとですが、私たちはこんな感じに栄養教育が展開しています!というのを以下の通り紹介したいと思います。

  1. 意識や知識レベルとその推移を把握するのため、クリニックスタッフへの栄養・健康に関する意識調査と理解度テストの実施
  2. 幼児の食事摂取状況を把握するため、家庭訪問及びキーフーズ調査(食文化・食習慣調査)の実施
  3. 知識や技術の補完を目的に、各種テスト及び調査結果を反映させた研修カリキュラムの作成と提案
  4. 地域クリニックのスタッフを対象に理解度が低かったテーマを取り上げ、アクティビティ中心で視聴覚的な教材を用いて学ぶ研修会の実施(例:〇×クイズ、紙芝居、劇、ペープサート等)
  5. 行政との連携力向上目的に、上層部保健スタッフによるクリニック研修会の視察・情報交換会の調整と実施
  6. 地域への啓蒙活動として、研修会受講者から地域のお母さん達に対する栄養教育デモンストレーション実施のための調整
  7. 地域のお母さん達の声を活かすために、研修修了者に対し栄養教育手法が地域に与える効果の測定(お母さん達向けアンケートの実施)
  8. 各家庭で実践していただくための、キーフーズ調査の結果を反映させた高栄養価なレシピの開発と提案
  9. お母さん達が高栄養価なレシピを実際に作れるようになるための、クリニックスタッフと共に行う地域母親への衛生教育と調理実習

 

 

スピルリナを誰でも買える仕組みへの挑戦


スピルリナの生産・販売基盤を整え、スピルリナで栄養効果を実感したい!健やかな生活を送りたい!と願うザンビア国民1人取り残すことなく、その口にスピルリナが運ばれますように。

 

クラウドファンディングも後5日!!是非、私達のプロジェクトへ応援をお願い致します!!!

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