肝高の阿麻和利卒業公演2021へのご支援ありがとうございます
皆さまいつも応援していただきありがとうございます。あまわり浪漫の会会長の長谷川でございます。
『「肝高の阿麻和利」卒業公演を開催したい!卒業生の感謝と未来への恩送り』クラウドファンディングにご支援いただき、関係者並びに出演者一同、深く感謝いたしております。誠にありがとうございました。
2月12日から3月24日の期間で開始した今回のプロジェクトは、短期間にも関わらず全国各地から332人もの方々からのご支援のおかげで、当初目標金額450万を3月15日に達成し、最終的に5,361,000円の支援をいただきました。改めて、「肝高の阿麻和利」を応援してくださっている方々が沖縄県内だけでなく全国各地に大勢いることを認識した次第です。
今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による、全国学校一斉休校、緊急事態宣言の発令による活動自粛ですべての活動が中止となり、活動を開始できたのが例年より半年遅れの9月となりました。感染症対策の制限がかかる中、全体での稽古もままならず、メンバー一同不安にかられる日々を過ごしておりました。その中で国の補助事業を活用し、6年ぶりとなる「グスク公演」を勝連城跡にて1月に開催することが出来ました。公演当日は、寒風吹きさす悪天候の中での公演となりましたが、観客を迎えての今年度最初の公演に出演者メンバーは公演が出来た喜びとそれを楽しみに来場された大勢のみなさんとの会場内を包み込む一体感に初演当時を想い返しました。「肝高の阿麻和利」の舞台活動を経験してきた歴代の先輩から引き継がれてきた想いのバトンリレーを途絶えさせたくない。コロナ禍で先行きが不透明な時期ではありましたが、毎年開催してきた卒業公演を是が非でも開催したい。これまでメンバーを率いてきた9代目「阿麻和利」役をはじめとする高校3年生25名を送り出したいと卒業公演開催を決定しました。
短期間での取り組みではありましたが、プロジェクトを成功させようといろいろな方々からのサポートをいただきながら、今回の卒業公演が開催できたことに阿麻和利関係者一同改めて感謝申し上げます。その想いに応えようとメンバー一同稽古に取り組んできました。公演開演前の気合い入れや終演後の卒業セレモニーで卒業生から「今まで当たり前だった活動は当たり前ではなかった。この場所は自分にとってかけがえのない場所だった。コロナ禍の時期に支えてくれる人が周りにたくさんいることに改めて気づかされた。これからも後輩達が「肝高の阿麻和利」の活動を引き継いでくれることを信じている。」と、思いの丈を語ってくれました。3月26日から28日の3日間の公演も無事に全日程を終了し、最終公演はチケットも完売する中、25名の卒業生の巣立ちを見届けることができました。これからの活躍に期待しています。
皆さまからご支援いただきました資金は、感染症対策用品の購入や、感染症対策のために座席数を規定の半数以下とするため、減額となったチケット代金の補填として公演にかかる費用に充てさせていただきました。また、今後の活動を継続していくための費用として、大切に活用させていただきます。ありがとうございました。
リターンの発送について、公演チケットと平田大一氏の講話会参加チケットに関しては既に送付済みとなっております。うるま市の特産品の発送は現在発送準備を進めており、準備が整い次第順次発送して参ります。「特別ダイジェスト編集版 卒業公演2021&感動!本番直前バックステージ動画付!DVD」は公演映像の編集作業に入っております。発送は2021年8月を予定しておりますので、DVDの到着まで楽しみにお待ちください。また、ご支援いただいた全ての方から、ご希望の方のみ「肝高の阿麻和利公式ホームページ」へお名前を掲載させていただきます。こちらも現在準備中となっておりますが、近日中に掲載させていただきます。
コロナ禍の状況は先行き不透明ではありますが、応援いただいた皆様方に中高校生がひたむきに一つのものを作り上げていく過程で互いを認め合い助け合いながら成長する姿をこれからも届けられるよう、また、次世代に継続できるよう取り組んでいきます。
この度は、本プロジェクトにご支援いただいた皆様方本当にありがとうございました。重ね重ねお礼申し上げます。
あまわり浪漫の会 会長 長谷川清博