実行者の想い #1「皆様の温かいご支援をお願いします」

皆様の温かいご支援をお願いします。

あまわり浪漫の会会長　長谷川　清博

あまわり浪漫の会の会長を務めています、長谷川清博です。

本活動は、1999年に旧勝連町教育委員会が勝連城10代目城主「阿麻和利」をテーマに2000年3月に「勝連城跡」にて上演したのが始まりです。翌年からは、公演会場が野外から会館ホールへ。また主催団体も行政から本会へと移行し、活動開始から本年で21年目を迎えました。

活動を継続する中で様々な困難な状況に陥ることもありましたが、各方面からのご支援を受けながら、活動を継続することが出来ておりました。しかし、昨年３月に発生した新型コロナウイルス感染症拡大の影響による、全国学校一斉休校、緊急事態宣言の発令による活動自粛ですべての活動が中止となり、2020年夏に予定していた5年ぶりとなる勝連城（グスク）公演や通年で開催していた自主公演やイベント出演も中止になりました。

そんな最中ではありましたが、今年度最初の公演を国の補助事業を活用し、6年ぶりとなる「グスク公演」を本年１月に勝連城跡で開催することが出来ました。ただ、新型コロナウイルス感染症防止に掛かる経費については、補助金では賄いきれず、事務局からの持ち出しが必要となり、残念ながら活動資金が底をついてしまいました。 それでも、毎年開催している卒業公演は是が非でも開催したい。これまでメンバーを率いてきた9代目「阿麻和利」役をはじめとする高校3年生25名を送り出す門出の卒業公演を何としても開催したい。中・高校生がひたむきに一つのものを作り上げていく過程で互いを認め合い助け合いながら成長してきた姿を目の当たりにしてきた大人として、同学年の子どもたちや沖縄県内だけでなく全国の肝高の阿麻和利ファンにその最後の雄姿を観てもらいたい。

コロナ禍で大変な状況の中ではありますが、「肝高の阿麻和利」の舞台活動を経験してきた歴代の先輩から引き継がれてきた想いのバトンリレーを途切れさせないよう、みなさまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いします。