プロジェクト概要

すべての人が持つ五感のチカラを最大限に引き出すお茶会

「闇闇茶会(あんあんちゃかい)」

 

ご機嫌よろしゅうございます。REDAYFOR?をご覧の皆様、はじめまして。闇闇茶会事務局 くまくら たみえと申します。まずは、遠州流茶道のご挨拶からはじめさせて頂きました。私は遠州流茶道を12年間学んでおります。

茶の湯の本質を伝えるにあたり、私たちが日常的に係わり合いを持つ機会の少ない、感覚に優れた視覚に障がいのある方々とお茶室で一時を共に過ごせたらきっと何か素晴しい事が起きるに違いないと確信し2012年の3月と11月に闇闇茶会を開催致しました。

 

どうか皆様、2013年5月19日に中村記念美術館 耕雲庵で開催されます「第3回闇闇茶会」をより素晴しいものにするために、そして、盲学校の生徒さんに茶の湯の神秘と楽しさを伝えるためのお茶会開催にお力を貸して頂けないでしょうか?

 

(闇闇茶会をお手伝い下さった遠州流茶道 金沢支部の方々と)

 

私の「茶道」を「茶の湯」に変えた一人の女性の声

 

城下町金沢に嫁ぐためにはじめた茶道ですが、その奥の深さに魅せられました。礼儀作法や所作など形式的で敷居が高い「茶道」ではなく、現在のような、知りたいときに知りたい情報を瞬時にスマートフォンやネットから取り出せる便利な世の中だからこそ、人間の五感で「茶の湯」の真髄を伝えたいと思うようになりました。そのようなとき、ある出来事が私の想いを更につよくしたのです。3年前のあるイベントで抹茶を頂いていた時、一人の女性が言いました。

「私、茶道が大嫌い」

理由を訊ねると、あるお茶席で回ってきた菓子鉢のお菓子を取り損ねて、畳に転がしてしまった時の周りの冷ややかな目がトラウマとなり、未だにあの時の恐怖感が忘れられないと言うのです。確かに、お茶席では、礼儀作法、所作、お道具の拝見など型にはまった事だらけでお茶を楽しむどころか、その窮屈さにお茶席が終わった時には疲労感しか残らないことも多々あります。千利休が確立した茶道とは、こんなにも堅苦しいものだったのでしょうか?それほど堅苦しく窮屈な茶道が500年もの間続くとは、私にはどうしても理解ができないのです。

 

(お茶会で使う茶釜)

 

茶の湯は会話の多い楽しい会合だった

 

茶道の成り立ちを調べていくうちに、禅との関わりが深く精神性を求めていること、作法は相手を思いやる気持ちから成り立っていること、お茶席に会する人には上下がなく、全ての人が平等の下、様々な事を討論したり、夢などを妄想する集まりであったことを知りました。

その様は、以前視覚に障がいのある方々が主催された1泊2日の研修に参加させて頂いた時のようでした。彼らは、目が不自由な分、言葉でコミュニケーションをとります。視覚以外の五感で場の空気を読み、相手が発する言葉の強弱など微妙な変化から相手の心の内を察するのです。

 

もし、視覚に障がいのある方々と一緒にお茶会が創れたらどんなたのしいお茶会になるだろう・・・

 

私はお茶会を、視覚に障がいのある方々と一緒に創れたらどれほど楽しいものになるだろう・・・思いを馳せ、早速石川県視覚障がい者協会へ協力を求めました。しかし、感触はあまりいいものではありませんでした。その後も再度同協会へ協力の要請をお願いしましたが、やはり良いお返事は頂けませんでした。ここで、諦めるわけにはいきません。まだ何ひとつ始まってもいないのですから。

以前から交友のあった関東在住の視覚に障がいのある方に協力を頂き、2012年3月「第1回闇闇茶会」を金沢21世紀美術館 松涛庵にて10席の開催にこぎつけました。それに続いて、2012年11月には「第2回闇闇茶会」を旧園邸の松向庵で5席を開催致しました。

 

(以前開かれた闇闇茶会の様子)

 

ご参加下さった方々の感想は、

・ 待合からお茶席に手を引いてもらった時の手の温もりに安心感を頂いた

・ 自分の名前を呼ばれた事に改めて嬉しさを感じた

・ 作法が気にならなくて楽しくお茶を飲めた

・ 想像力が膨らんだ

 

などの嬉しいご意見を沢山頂きました。一方では、このまま、「闇闇茶会」を継続していっていいのだろうか・・・という思いも拭いきれません。第1回目も第2回目も参加して下さった方々の大半からは、支持されるご意見やご感想を頂きました。けれど、私が目指している「闇闇茶会」はもっと沢山の視覚に障がいのある方々に参加して頂き、もっと自由に言葉が飛び交い、しかし、もっと感覚を研ぎ澄ます茶会です。

第1回目も第2回目も視覚に障がいのある方のご参加はそれぞれわずか2名ずつでした。そこで、私は、第2回闇闇茶会にご参加下さった視覚に障がいのある方に直接私の疑問をぶつけてみました。その方は、大きく3つ弊害があるとおっしゃっていました。

 1.今までにもたくさん、差別など嫌な思いをしてきた。

 2.行きたくても、介助がないと行けない

 3.お茶会になじみのない人が多い

 

これら3つの弊害のために、お互いに交わる機会を失っているのだとしたら、何かを創造したり、視野を広げる上で大きな損失だと私は思うのです。

違いを排除するのではなく、違う世界を覗くために自分の枠をはずしてみる

私たちは、視覚から多くの情報を得て物事の判断材料としています。そして、自分と考えの違う人、生活習慣の違う人を無意識の内に、自分の枠にはめようとしていませんか?もし、自分の枠を外し、相手をありのまま受け入れたらどんな世界がまっているのでしょうか?私は、そんなことを考えるだけでワクワクしてきてしまします。

 

(感覚を研ぎ澄ます茶会)

 

3つの大きな弊害の解消法

 

.今までにもたくさん、差別など嫌な思いをしてきた

彼らがどのように声をかけてほしいのか、どのようなことが、彼らを傷つけるのか、普段どのように接してほしいのかなどを一人でも多くの方々に知って頂くために、闇闇茶会のパンフレットでもっと視覚に障がいのある方々のことを知っていただくため、コミュニケーションの取り方などをご案内します。

 

2.闇闇茶会へ行きたくても、介助がないと行けない

多くの視覚に障がいのある方は、駅までならなんとか行けるとおっしゃいます。駅からお茶会会場までのタクシーを用意致します。

 

3.茶の湯を知らない人が多い

闇闇茶会では、未来に目を向けていきたいと考えています。盲学校の学生を対象に茶の湯の楽しみ方、実際に床の間やにじり口などのお茶室や水屋(キッチン)を手で触れてなぞってもらい、どのようなつくりになっているのかを観てもらったり、お茶筅を振ってお茶を点てたりなどを体験をしてもらい、茶の湯をもっと身近に感じて頂くことも今から取り組んでいきます。

 

(茶碗ってどんな形だろう)

 

これからの未来

 

私の夢(妄想)はどんどん大きくなるばかりです。100年前は海外に渡航するのにも数ヶ月かかっていましたが、現在では、数時間でどこでも訪れることができる時代です。

世界が狭くなった分、様々な人と出会う機会が増え、お互いの違いが容易にわかるようになりました。お茶会で様々な境遇の人々、文化や思想の違う人に加えて視覚に障がいのある方々も集い、知恵や夢、妄想をふくらましたらどんなすばらしいものが創造されるかが楽しみでしょうがありません。

現在は障がいとして認識されていますが、近い未来に個性として認識される事を心から願っています。

 

(手を取り合ってゆっくりと前へ)


 ■ 引換券の詳細

サンクスレター

心を込めて書かせていただきます。

 

「闇闇茶会」パンフレット

「闇闇茶会を楽しむ い・ろ・は」や「視覚に障害のある方々とのコミュニケーションの取り方」などが掲載されたパンフレット

 

金沢和菓子菓子折り(1箱)(季節のお菓子となります。)

城下町金澤の和菓子を吟味してお届けします。

 

石川県の純米地酒720ml 1本(写真はイメージです。)

 (お酒のため未成年者にはお送り出来ませんのでご了承ください。)

 

視覚障がいの方と過ごすお茶の時間 〜闇闇茶会(あんあんちゃかい)〜開催に向けて、皆様の、暖かいご支援をどうぞ宜しくお願い致します。


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