【メッセージ】実行委員会メンバー 井澤秀哉

 

土から生える2024図録制作のクラウドファンディングは残り5日。

 

ここまでご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。

 

目標金額300万円達成まであと少し、ラストスパートです。

 

 

 

本日は、実行委員会メンバーである株式会社 井澤コーポレーション代表取締役

 

井澤秀哉のメッセージをお届けします。

 

井澤さんの持つ土への想い、地域への想いは土から生えるにとって大きな推進力です。

 

 

 

 

 

 

こんにちは、土から生える2024実行委員会メンバーの井澤秀哉です。

 

私がこの産地の最大のコンテンツが『土』である事に気づいたのは

 

2017年にカネ利陶料の岩島会長を尋ねた時です。

 

鉱山に連れて行って頂き

 

『この土が出来るまでにどのくらいの時間とどの様なプロセスで出来るかを考えたことがあるか？』

 

と問われました。

 

 

 

 

 

 

8000万年前にマグマから花崗岩が出来て風化し、500万年前にあった東海湖の下に堆積したことで

 

世界最高の可塑性原料(蛙目粘土や木節粘土)が出来た。

 

地殻変動で隆起した地層を今掘っていると教えて頂きました。

 

 

 

 

 

 

今までのこの大切な土の出来るプロセスを知らずにいたことは

 

窯業に対する自分の取り組む姿勢がいかに浅かったかを思いしり崩れ去る瞬間でした。

 

そしてこの土の大切さを窯業に関わる全ての人に広める事を決意しました。

 

 

 

 

 

 

2021年にセラミックバレー協議会が立ち上がり、私もそのメンバーになりました。

 

セラミックバレークラフトキャンプや美濃のラーメン丼展、美濃焼の解剖本作りなど

 

必ず『土』を伝える要素を入れて、事業を展開しています。

 

 

 

その中で安藤雅信さんと高橋綾子さんが発起人として2008年に行われたアートプロジェクト

 

『土から生える』の存在を知り、復活させたいとの思いに至りました。

 

 

 

 

 

 

最初はお二人ともに当時の苦労などを考えると無理だと言われましたが

 

地域の若手メンバーの熱量により心動かされて開催する事になりました。

 

 

 

準備期間もない中で20代から90代までが仲間として同じ目的を共有し

 

素晴らしい内容にて16年ぶりに復活することができました。

 

 

 

 

 

 

そしてこのプロジェクトをアーカイブに残しながら次へ繋げていき

 

一貫性と継続性を表現することが未来の価値を構築すると考えます。

 

 

 

 

 

 

セラミックバレー美濃の理念に『土への感謝』を掲げています。

 

地域のイベント事業を通して幅広い年代が交流し知識や理念経営を学べる人材育成の場となり地域が活性化していく。

 

未来この地域は世界中から憧れられる場になると信じています。

 

土から生える2024の図録は、その未来に繋がる大切な記録です。

 

 

 

土から生える2024 実行委員会メンバー　井澤秀哉