皆さまのご支援でくま捕殺に歯止めがかかりました

くま仲間の皆さまへ
この度はご支援本当にありがとうございました。皆さまのご支援がなくては、とても継続できていなかったくま共存活動でした。
くま目撃情報から、行ける場所、通える場所を吟味し、全くご縁もない場所に行って、地元の方々と仲良くする、そこからが難関です。
くまを守る団体のイメージが悪く、「怖い思いをしているのに、人間よりくまが大事と言うなら、ここに住んでください」「動物愛護でしょ?頭がお花畑ですか?」など、私たちの活動と全く関係ない団体の活動痕跡の払拭から始めなくてはなりませんでした。
私たちは、くまが居る素晴らしい山の麓に家が欲しい、皆さんのために、くまと人の棲み分けのためにしっかり活動したいと、伝え続けます。
信頼関係が何よりも大切な田舎。私たちは村のお祭りに参加させてもらったり、農営組合の方にお話を伺ったり、私たちも地元の方と仲良くできるかを試されます。全くの都会者で、知らないことばかり。
そんな中で、くまの農作物被害で捕殺した農家さんと村の人に、「くまが出てきたらお願いします」と、秋の緊急どんぐり活動が受け入れられる運びとなりました。
防除しても農作物が食べられたら、捕殺しかない現状から、くまが最も出てくる秋の冬眠準備時期に、どんぐりを置く場所までが決まりました。場所は都度、経緯を読んで変わるでしょう。
モデルを作ることが必須だと思います。支援者様は捕殺を一緒に止めるくま仲間です。
本当にありがとうございます!
支援金の使途
皆さまからご支援頂いた資金は、全額くま共存活動のために使用させて頂きました。出没場所調査とどんぐり置きは、現地に合計13日行くことができました!旅の食費は各自自腹で、交通費、宿泊費、活動費(1日8000円)、車を出して長距離運転別途1万円手当に使わせていただきました。設置カメラ、SDカード、電池も必要で購入できました。山に行けるスタッフは5名、日程調整と予算で主に2人で活動しました。秋のどんぐり置きは北陸と兵庫県で合計10箇所。くま共存啓蒙活動は、少人数でもくま出張の時にくまの生態を説明、環境イベントでは3回講演とパネル展示で伝えています。パネル展示と講演費用にも使わせて頂きました。報告書は会誌の中で賄っており、紙で送る実績が活動の信用につながっています。イベントで配布しやすい利点があります。不足はスタッフが自腹で払っています。オンラインでも調査ややり取り、事務仕事等は無償ボランティアです。
リターンについて
11月28日にすべてのリターンの発送を完了しました。万が一、12月3日過ぎても届いていない方は、お手数ですがご一報ください。



















