キハ2号を守る会の誉田 勝(こんだまさる)です。

 

30年前には国鉄からJRへと各交通事業者が合理化、民営化へと大きく経営に舵を切り、不採算は許されず、事業が成り立たず廃線という形で消えていった各地の路線が当時いかにも多かったことか。その中で、苦しい中でも国鉄路線を継承して三セク鉄道として頑張ってこられた各地の鉄道の多くが今も存続している素晴らしさに感動しております。


この廃線と同時に役目を終えた車両の保存?が当時プームとなり、各地の公園などに別府鉄道のキハ2号と同様に残された鉄道車両も数多くありました。

こういった車両も30年以上の時を経て、多分にもれず、補修も満足に受けられず、人知れず消え去った車両もまた数多くありました。

我々はせめてこのキハ2号はそうさせたく無いという思いからキハ2号の修復の活動を5年前からスタートさせました。

活動を始めてからは「知識の無い素人に何が出来るのか?」「修繕という名の改悪では」とのご意見や批判も多数頂いたり、また色々な予想もしない困難が我々の前に立ちはだかりましたがようやくここまでやってまいりました。

 

やはり往時をしのぶことができる、実物の車両が今も残っている素晴らしさは、何ものにもかえがたいものです。

我々の活動はユネスコ勧告の大掛かりな遺産を残す活動とは全く比べ物にはなりませんが、かつて地元の産業振興や住民の足として貢献した公共交通として立派に役割を果たした車両を地元の産業遺産として永久に残そうという活動で、各地で同様な活動をされている団体がせめて勇気つけられるような活動として、また、キハ2号を残して良かったと思ってもらえるように何とかこのプロジェクト成功させたく思います。何卒皆様、最後まで我々の活動への大きなお力添えを頂ければ幸いです。

 

           旧別府鉄道キハ2号を守る会    代表  誉田  勝

 

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