本日も貴重なご寄付を賜り、誠に有難うございます。 プロジェクト開始から10日が経ち、メッセージの数も増えてまいりました。 更に責任感が強くなる思いです。 特に小学生のお子さんがお年玉をご寄付いただいたメッセージには感銘を覚えました。 ぜひ運転席に遊びに来て下さいね!

 

私も30年前は文句なく鉄道少年でした。多感な小学校高学年で、駅の皆さんは大変親切に、そして厳しくご指導いただいたものです。

今日、そんな当時を知る鉄道OBの方々と久しぶりにお会いし、お話をする機会がありました。

そのご縁を繋いで下さったのは、下のテレビ特番に出演された、竹田さんという加賀市在住の鉄道OBの方でした。

「さよなら!ブルートレイン 寝台特急「北陸」 上野~金沢の旅」

http://www.bs-j.co.jp/bangumi/html/201210112658_21073.html

残念なことに竹田さんは、昨日病気療養の甲斐なくご他界されました。

今宵はそのお通夜が営まれ、故人の遺徳を垣間見させて頂くこととなりました。

多くの鉄道OBの皆様のお陰で今の私や保存会があり、何より竹田さんは、車掌として、駅員として、30年間支えて下さった恩師でした。今保存されているクハ489-501の運転席を自由に見学させてあげようと強く願った当会の活動の原点も、私が子どもの頃に乗せて貰った、走る特急列車の運転室での感動を、今の子ども達に少しでも与えられればとの思いにありました。 現在ならば安全上不可能ですが、竹田さんのような、鉄道少年の思いを汲んで希望を叶えてくれる「ぽっぽや」さんの姿に憧れた方々は多いと思います。

 

クハ489-501は、竹田さんも「白山」や「雷鳥」「能登」で乗務経験があったと生前に伺いました。 当然、関東から関西まで、幅広い地域にこの車両に関わった「ぽっぽや」は大勢いらっしゃることでしょう。 そのお一人お一人にも思い出はあり、当時の姿のまま残されているからこそ思い出も歴史も連綿と繋がります。 このプロジェクトの昭和39年当時の姿に戻すということは、若い私ども保存会のメンバーにとっては未知の昔の話ですが、竹田さんや、ボンネットを小松にもたらした多くの鉄道OBの方にとっては「かけがえのない青春時代」を蘇らせることであり、生きた証だと感じます。

 

どうぞこのプロジェクトへの更なるご理解を、よろしくお願い申し上げます。

 

写真はテレビ収録前日の、「北陸」ラストランの金沢駅。かつての同僚で最終列車を担務された車掌さんと一緒にEF70型電気機関車の北陸の写真を持つ竹田さんです。 人生の終点駅に着くのは残念ですが、長らくのご功労有難うございました。

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