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2023年12月30日 10:22

10年間の活動の大きな折り返しを実感!?

2023年が終わろうとしています。

 

昨年の今頃は横浜港に到着した九五式軽戦車を御殿場市内の保管場所に受け入れするために大騒ぎしていたとは信じられません・・・

 

お披露目会がはるか昔のことに感じられるのは、9月に北海道から九五式軽戦車改造ブルドーザーを受け入れしたり、防衛省や御殿場市と打合せを毎月のように繰り返して、あっという間に2023年が暮れて行くからなのかもしれません・・・

 

年末ということで、お礼方々、思いつくままに想い出の写真をアップしようと思います。

 

賛助会員であり、自衛官OBであるOさんは、機甲科生徒出身の根っからの戦車乗りであり、自分が高校生時代からのプラモデルやエアガンといった趣味を通した先輩であり、よき理解者であります。今回のプロジェクトにも当初から携わって頂き、そのモデラーとしての能力をいかんなく発揮してくれたのがこの砲塔内部の小物塗装仕上げです。木製37mm砲弾など細部にこだわりが光ります!

 

この砲弾搭載の際に、砲弾ラックに徹甲弾と榴弾用の二種類があり、高さを調節することで搭載位置を変更出来ることが判明しました。また、予備砲弾ラックにも更に凝った仕掛けがあるので、こちらは発煙弾など更にデリケートな弾種搭載もされていたのではないか?と想像が膨らみます。

・・・惜しむらくは、このようなお話は戦中戦車乗りの方から直接伺う機会がなかったこと。今となっては本当に悔やまれます。艦船や航空機に搭乗員の手記は割と多いのに、本当に戦車乗りの方の手記は少なすぎると感じます。また、現在の研究家もその方面に精通した方が本当に少ないですね・・・

 

英国から別梱包にて後送りされてきたオリジナルスピードメーターも、取付完了後からしっかり走行距離を刻んでくれています。再取付時の308kmはミクロネシア連邦ポナペ島で武装解除された際の実走行です!お幌目会で約10km走行しましたので、現在は318㎞です。

 

運転席ハッチの内側の防弾ガラスケースも英国での調整が間に合わず、日本輸入後にO氏が仕上げて取付けしてくれました。この部品が完全稼働する現存車はこの4335号車のみだと思われます。この部分は軽合金製で風雨から守られやすい位置なので、ポナペ島現存車にも部分的に残っている車両が数台あり、是非とも再現したいとオリバー氏も自分も意気投合した部分なので、想い入れも大きいのです。

 

判らないことが積み重さなり、自分ごときが第一人者と言われる現状に危機感を覚えつつ、こうなって来ると、戦後米軍供与戦車に乗られていた方、戦後61式戦車で活躍された先輩方、そして退役が進む74式戦車搭乗員の方々の聞き取り調査を進めるのが「いま」とても大切なのだと実感するのです。

 

お披露目会後に「戦車を洗車する」自分です!

本物の戦車を洗車する機会は人生で初めて!レプリカや装甲車は洗車できても、戦車を洗車することはなかなか出来ない経験でした(^^♪←これが今年一番の出来事だった気がします!!

 

来年2024年は、みなさまと共に博物館設置に向けて具体的なお話を語る一年にしたいですし、しなければなりません!

 

この九五式軽戦車改造ブルドーザーの修復も行う計画です。そのための修復費用をクラウドファンディングにて募ると同時に、くろがね四起修復計画の時と同様に修復前の現状を多くのみなさまに見学して頂く機会も作りたいと考えております。

 

2月あたりに、出来るだけ多くの方に見学して頂ける機会を数回設けたいと検討中です。年明け早々にご案内出来ます様に頑張っておりますので、もう少々お待ちください、とにもかくにも、来年もみなさまのご支援が頼りです。穏やかな年末年始をマンスリーサポーター様がお過ごしになられることを祈念しつつ、一年のお礼方々、2023年最後のレポートとさせて頂きます。

実行者:小林 雅彦

 

 

 

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