カンボジア救急救命技術支援 無事 終了しました!
【プロジェクトのお礼】
カンボジア救急救命技術支援プロジェクトをご支援頂きました皆様へ
支援プロジェクトリーダーの津波古です。
9月10日から9月13日までの間、カンボジアプノンペンにて
救急救命技術支援プログラムを実施してきました。
これも、皆様の多大なるお力添えがあったからこそ実現できました。
プログラム実施者もそして、プログラムを受講するカンボジアの方々
1人1人、1分1秒も無駄にしないという気持ちをもって講習会に臨みました。
その気持ち、姿勢が言葉の壁を超え、とても実りある講習会となり、今後の課題
を持つことができました。
【実施された講習会プログラムについて】
非医療従事者に対する心肺蘇生法及びAED使用講習会
1 現地訓練実施期間
2017年9月11日(月)
13時30分から16時30分まで(3時間)
2 目的
JICAカンボジア職員に対する心肺蘇生法及びAEDの使用訓練指導
3 対象者
JICAカンボジア職員(非医療従事者)
4 現地訓練実施場所
JICA CAMBODIA OFFICE
6th,7th,8th Floors, Building #61-64, Preah Norodom Blvd, Phnom Penh, CAMBODIA
5 講習内容
(1)心肺蘇生、AEDの使用方法について
(2)意識、呼吸の確認
(3)応援の要請
(4)胸骨圧迫
(5)AEDの使用方法
(6)胸骨圧迫のスキル測定(携帯アプリを使用)
(7)訓練教材について(ミニアン、あっぱくん、簡易型AEDトレーナー、携帯アプリ)
6 タイムスケジュール
Time | min | 指導項目 | 講義担当 |
1:30PM-1:35 PM | 5 | 導入、自己紹介、スタッフ紹介 | 佐々木明子 |
1:35PM-2:00PM | 25 | 【講義】心肺蘇生、AEDの使用方法 | 津波古 |
2:00 PM-2:10PM | 10 | 休憩及び実技準備 | |
2:10 PM-3:10 PM | 60 | 【実技】心肺蘇生法、AEDの使用方法、一連の流れ ミニアン、あっぱくん、簡易AEDトレーナー使用 | 津波古、柳 |
3:10 PM-3:40 PM | 30 | 1、胸骨圧迫測定(携帯アプリ使用)測定1分(5ブースで実施)測定後記録・準備全体5分設定×3全体15分 2、小児新生児対応(胸骨圧迫、人工呼吸、背部叩打)1人ずつ体験(15分で1、2を交替) | 津波古、スタッフ |
3:40 PM-4:15PM | 35 | 訓練指導方法(カンボジアにおける心肺蘇生の普及啓発、指導方法、器材の検討)口頭でアンケート調査(担当大西) | 津波古、大西 |
4:15 PM-4:25PM | 10 | 質疑応答 | 津波古 |
4:25 PM-4:30PM | 5 | 閉会の言葉、記念撮影 | 佐々木明子 |
医療従事者に対するカンボジア救急救命技術支援
(CPR及びAED使用訓練、心肺蘇生指導方法について)
1 現地訓練実施期間
2017年9月12日(火)
14時00分から17時00分まで(3時間)
2 目的
医療従事者に対する心肺蘇生法及びAEDの使用訓練指導及びカンボジアにおける心肺蘇生の適した指導方法を検討
3 対象者 (30人)
国立カルメット病院、国立クメール・ソビエト病院及び国立コサマック病院の救急隊員
(医療従事者)
4 現地訓練実施場所
国立クメール・ソビエト友好病院
住所: St.271, Sangkat Tomnup Teuk, Khan Chamkamon, Phnom Penh
5 講習内容
(1)心肺蘇生、AEDの使用方法について
(2)意識、呼吸の確認
(3)応援の要請
(4)胸骨圧迫
(5)AEDの使用方法
(6)胸骨圧迫のスキル測定(携帯アプリを使用)
(7)訓練方法、機材について(ミニアン、あっぱくん、簡易型AEDトレーナー、携帯アプリ)
6 タイムスケジュール
Time | min | 指導項目 | 講義担当 |
2:00PM-2:05 PM | 5 | 導入、自己紹介、スタッフ紹介 | 佐々木明子 |
2:05PM-2:30PM | 25 | 【講義】心肺蘇生、AEDの使用方法 | 津波古 |
2:30 PM-2:40PM | 10 | 休憩及び実技準備 | |
2:40 PM-3:40 PM | 60 | 【実技】心肺蘇生法、AEDの使用方法、一連の流れ (ミニアン、あっぱくん、簡易AEDトレーナー) | 津波古、柳 |
3:40 PM-4:10 PM | 30 | 1、胸骨圧迫測定(携帯アプリ使用)測定1分(5ブースで実施)測定後記録・準備全体5分設定×3全体15分 2、小児新生児対応(胸骨圧迫、人工呼吸、背部叩打)1人ずつ体験(15分で1、2を交替) | |
4:10 PM-4:30PM | 20 | 訓練指導方法(カンボジアにおける心肺蘇生の普及啓発、指導方法、器材の検討)口頭でアンケート調査(担当大西) | 津波古、大西 |
4:30 PM-4:45PM | 15 | Ready for 記念プレート贈呈式 写真撮影 | 津波古 |
4:45 PM-5:00PM | 15 | 質疑応答・閉会の言葉 | 佐々木明子 |
【講習会風景の写真】
【収支報告について】
皆さまからご支援頂いた資金は、全額カンボジア救急救命技術支援のために使用させて頂きました。
皆様からご支援頂いた支援金は452,286円
(支援金総額554,000円、差し引き額Ready for 諸経費101,714円)
支援チーム渡航費310,620円、現地移動車両費16,350円(150ドル、9月11日1ドル109円にて算出)、現地通訳10,900円(100ドル、9月11日1ドル109円にて算出)、通信機器等レンタル費 (Wi-fi)4,900円、訓練用資機材費35,000円、資機材移送費1,800円、ネーム入り希望支援者様贈呈用記念プレート15,000円(3医療機関)、現地にて講義・実習資料作成・消耗品・雑費等20,000円、リターン報告書代(用紙、ホチキス、補強用テープ)2,443円、リターンDVD作成費用10,000円、リターン(キーホルダー)2,090円、リターン(郵送代140円×64人)8960円、リターン(封筒、メッセージカード代)2,150円、リターン(印刷代)5,000円
合計金額453,773円を使用させて頂きました。
【リターンの発送について】
今回、ご支援頂いた皆様にいち早く支援報告をするため、支援チーム一同作業進めておりますが、勤務の合間を縫っての作業となるため予定通り12月頃の発送を予定しております。
リターンを心待ちにされている方もいらっしゃると思いますので、時期が少しでも早くなるようチーム一同努力いたします。
なお、発送方法は普通郵便にて発送予定です。
【今後の活動について】
Readyforでのプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、
カンボジア救急救命支援チームは今後も引き続き活動を行なっていきます。
Ready forやFacebook等のSNS等を使用し、今後も情報の発信をしてまいります
ので、引き続きご支援、ご声援よろしくお願いします。
カンボジア救急救命技術支援チーム
津波古 憲
サイド・バイ・サイドインターナショナル
佐々木 浩二