カンボジアの青年作家達を日本での記念絵画展に連れて行きたい！

　今年の５月に完成したばかりのオリジナルぬりえをご紹介いたします。カンボジアのどこの書店を探しても、カンボジアの塗り絵はありません。あるのは、海外から輸入した塗り絵ばかりです。

　日本の子ども達にも、もっとカンボジアを身近に感じて欲しいと願い、３３点の塗り絵デザインと日本語でカンボジアの遺跡や文化の紹介文、カンボジアのクイズや数字を入れて出版しました。切って使えるお面やポストカードも付いています。

　案内人には、プノンペンを拠点に社会問題をデザイン・アートで解決したい、という想いのもと 2014年にカンボジアで結成されたクリエイターの集団Social Compass（http://socialcompass.jp/)から可愛いワッティーイラストを提供していただきました。

ワッティーとインディーのクメール体操は、カンボジアでも子ども達に大人気です。

　また、美術を学んだことがないカンボジアの子ども達にもカンボジア人アーティストたちがデザインしたぬりえを楽しんでもらいたいと思い、NGOワールド・アシスタンス・フォー・カンボジア（http://www.cambodiaschools.com/)と提携して、塗り絵デザインの配布に協力していただきました。７月までにカンボジアの４５校の小学校に、約1万枚の塗り絵デザインを配布しました。塗り絵配布に際し、印刷代、色鉛筆の資金援助を特定非営利活動法人ACC・希望（http://www.acc-japan.jp/）からご支援いただきました。提携団体の皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。