【ミナトリーの声｜伊藤 優希さん】大人になった私自身が高校生に「何ができるのか？」

私たちキャリアbaseの活動理念に共感し、共に高校生を支えてくださるサポーターやボランティアの皆さまを“ミナトリー”と呼んでいます。

 

ミナトリーとして活動・活躍いただいている方々に『私にとってのキャリアbase』を教えていただきました。

 

今回は、学校現場のサポーターとして、キャリアbaseの活動に共感していただいているミナトリー 伊藤優希さんのお話をお届けいたします。

 

キャリアbaseに私も支えられているから全力で応援したい

ミナトリー 伊藤優希さん

改めまして、ミナトリーの伊藤優希と申します！
この度は1人1人のご支援を賜りまして心から感謝申し上げます。

 

こちらの法人と出会ったのは、昨年の12月。
Instagramで高校生の居場所支援というキーワードに強い関心を抱き、ボランティア説明会に出て、早速Facebookを登録。

実際、私は高校生のキャリア教育の現場（高校訪問）に伺い、プログラム支援や高校生と一緒に考えながらのワーク、スポーツなど様々な活動を行っております。

 

■高校生だった頃の私に似ていると感じる高校生の目

社会人になった今、私は都内の様々な高校に訪問しては毎回刺激をいただきつつ、高校生の様子を見ると高校生だった頃の私に似ているようでした。

大人を信用していない目。まさにそんな感じでした。

 

虐待、ヤングケアラー、精神疾患。

教育熱心が故に子の希望や思いに耳を傾けず、自己肯定感の喪失や自傷行為...

 

私自身も病気がきっかけで医師や教師、親の意向で通信制高校に転校せざるを得ない過去があります。第1志望に入った都立高校だったのに...。その時の記憶や抱いた感情、思い、今でも鮮明に残っています。

1人1人の高校生の事情は異なれど、似たような境遇に立っている彼らは、おそらく同じ感情を抱いているのだろうな…そう思った今、私自身が大人になって「何ができるのか？」それは、親でも教師でも進路指導教員、塾講師や支援員でもない、外からきた外部の機関それもNPO法人という形での支援だ、そう感じたのです。

 

■高校生の力になりたい、役に立ちたい

ミナトリーとして月1～2回を目標に活動しておりますが、毎回高校訪問に伺う度、自身の不甲斐なさを痛感しております...。みんな心を閉ざしていて、なかなか対等に話してくれない...。それでも崖っぷちに立たされていたり、八方塞がりで困っていたりする高校生の力になりたい、役に立ちたい、その思いは自身の経験から人一倍強いと自負しています。

だからこそ、仕事ではなく「無償ボランティア」という形で活動することに意義があると感じております。私にできることなんて微々たることです。

ただ、どんな逆境に立たされても自身が望むように思い描いたら、きっとそれは実現するんだよ、どんなに周りが批判しても、夢や希望を語って笑われたりしたって、自分が「～やりたい」「～になりたい」と強く思えば実現するんだよ。私は私でいいんだ。

少しでも自己受容や私が放った言葉が響いて刺さってくれると嬉しいなぁ...そう願って毎回活動させていただいております。

 

キャリアbaseは、正に私が願っていた形を実現して下さったと思っております。10～15年前に、もしキャリアbaseを知っていたら私は利用していただろうなぁ。。

それぐらいこちらの法人は私自身も支えられておりますし、全力で応援したいと思っております。

■ご支援いただいた皆さまへお礼

今回のクラファンに応援やご寄付をいただいた皆様、本当に心から感謝いたします。

 

何をするにしても、お金はかかってしまう、それでもその思いを応援してくださる方がいらっしゃるからこそ、私たちは安心して活動が出来ております。

 

目標金額の達成に私も心が途中折れそうでしたが、最後の走り込みで達成することができ、本当にうれしいです。これからもどうぞキャリアbaseの支援やご協力の程をよろしくお願いいたします。

 

そして、もしお時間や余力がございましたら、、、ぜひ私たちと一緒に活動しましょう♪

 

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ミナトリーのご案内

ミナトリーにご登録されていない方で、キャリアbaseのボランティア（ミナトリー）にご興味があるという方は、仮登録後、オリエンテーションへのご参加をお願いしております。

下記URLより仮登録いただけますと幸いです。
https://form.run/@careerbase-minatory