ひきこもりとお年寄りをつなぐ“御用聞き”事業を成功させたい！

「GReeeeNを育み、マキシマム ザ ホルモンが福島の父と慕った郡山CLUB♯9店長」の福井公伸さんより、プロジェクト応援メッセージをいただきました。

 

「GReeeeNを育み、マキシマム ザ ホルモンが福島の父と慕った郡山CLUB♯9店長」の福井公伸さんは、闘病生活を経てライブハウスに復帰する前、一時期、二年前の夏、キャリア・デザイナーズの職員（ジョブトレーナー）として、若者と一緒に「御用聞き」で高齢者宅の草むしりなどに参加していました。

 

福井さんより、今回のプロジェクトへの応援メッセージをいただきました！

御用聞き事業の初年度に職員として数回参加させて頂きました。参加する若者（メンバーさん）数人と担当するご自宅へ向かい範囲を分担しながら進めて行きます。ゴミを集める人、草むしりする人、庭木の剪定をする人。荒れていた庭が見る見る綺麗になって行きます。

 

ある時、お昼時間に庭先でお弁当を食べているとそのお宅のお婆さんがお茶を入れながら言います「お爺ちゃんが元気な頃みたいになって嬉しい」と。

 

ニュータウンと呼ばれていたその住宅街は長男夫婦が同居する事もなく年老いた夫婦の二人暮らしが多いと聞きます。体力的な事もあり庭の手入れまで手が回らなくなるお宅は沢山あるそうです。

 

お婆ちゃんは庭を指さしながら「あそこにブランコがあってね。子供達が毎日友達を連れて来て遊んでたの」　そう言いながら涙を流していました。

 

子供達の成長を喜び住宅ローンで家を建て笑顔に溢れた家族。そうであったはずなのに…　

綺麗になった庭は清々しさと寂しさが同居した表情に見えました。

 

キャリア・デザイナーズにはそれぞれの理由で引き籠っていたメンバーさんが「就労体験」という社会参加の一歩を踏み出しています。

 

大空の下、

土に触れ、

顔を汚し、

汗を流す。　

 

机上では得られない充実感をメンバーさんは体験します。何と尊い事でしょう。

 

労働力不足の昨今、彼らが社会に出て行く事をもっと様々な側面から援助し支援して行く事は地域社会への貢献は勿論、国益にも繋がる重要な活動だと思っております。

 

認定NPO法人キャリア・デザイナーズは理事長を始め真剣に取り組んでおられ人間的にも大好きな方ばかりです。どうか多くの方に事業の重要性を理解頂きご協力を頂けますよう宜しくお願いいたします。

 

ライブハウス CLUB♯9　代表　福井公伸

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