【2022年の初めての多頭飼育崩壊現場対応 〜その２〜 】状態の悪い子たちがたくさんいました

（その１の続きです）

 

レスキューした2匹はすっかり元気に、フクフクまるまるに。

 

 

左が【ガブリエル】右が【まき】

ガブリエルは、のちに一番最初の卒業猫となり、まきも里親さんが見つかりました。

 

 

実は、前回レスキューした子たちと同じぐらい体調面が心配な子がいました。

 

 

推定4歳の茶白（オス）

腰が悪いのか、座っていてもふらふらしている状態でした。

依頼主もこの子のことはとても気にしており、結局母親の友人に引き取ってもらうことになりました。

 

そんなわけで次にレスキューしたのはネコ2匹。そして犬1匹。しっかり準備を整えて迎えに行きました。

 

 

推定3歳の白黒(メス)

皮膚がボコボコ。のちにノミアレルギーと判明しました。

 

 

推定3歳の三毛（メス）

ノミが多く、ノミの糞でノミ取り櫛が通らないほど毛がガビガビ。

血尿が出ていました。

 

次回以降のレスキューを迅速に進めるために、フロントライン（駆虫薬）を全頭に投薬して帰りたいのに、現場は二階建ての長屋。この家の中で逃げ惑うネコを捕まえる大変さは相当なものです…。

 

 

突然見知らぬ奴らが現れて、捕まえようと追い掛け回されたら必死で逃げて当然。

仕方ない、依頼主に手伝ってもらいました。

 

「やり方を教えるので、私たちが帰ってから一斉にフロントライン投薬しておいてください」

 

ネコたちは依頼主には慣れている様子なので、それぐらいは頑張ってやってもらいました。

 

というのも、保護費はもらっていませんから。

 

 

そしてこの回の最後はワンちゃん。

 

 

10年近く放置された爪。

衝撃でした。ひどすぎて言葉にならない。

 

 

爪切りしようね～

きれいきれいしようね～

硬くなりすぎていて、少しずつ切り進めるしかありませんでした。

 

 

お待たせ

さぁ、帰ろう！

 

～残り11匹～

 

次の活動報告に続きます。