アルバム「1998」は私のヴォーカルをすべて録音し終えて現在ミックス、マスタリング作業が進んでいます。タイトルの1998は思い入れの深い曲「せ・つ・な」を書いた年、ちょうど今から20年前ということで付けました。



 



もう変えることはないでしょう(笑)。



 



ここで収録予定曲を解説したいと思います。



 



1.勇気凛々



2005年作品。山口県で生まれ育った私は30歳だった2006年、上京して現在に至っています。この曲を歌うとちょうどその頃の気分や空気が思い出されます。編曲などを担当してくれている今福真吾さんがこの曲のデモ音源を気に入ってくれて、今回の収録につながりました。



 



2.骨格標本



2010年作品。作詞は故郷の山口に住む文香さん。好きな人の前で自然にふるまえない女の子の気持ちを歌った曲。ミュージシャン仲間の間で人気の高いこの曲、アルバムではボサノヴァアレンジでお届けします。



 



3.せ・つ・な



1998年作品。長年大切に歌い続けてきた一曲。当時、80年代に流行った少女漫画の「紡木たく」や詩人「銀色夏生」の世界観に傾倒していて、その影響が色濃く感じられる作品ではないでしょうか。



 



4.紅い龍



2015年作品。人形作家で画家の甲秀樹さんの絵に触発されて書いた曲。吉原の遊女の子どもに生まれた少年が、同じように春を売って生きているというようなそんな歌詞。本作ではスパニッシュアレンジに仕上がる予定です。



 



5.カペラに捧げる



2017年作品。アルバムの中で何かアクセント的な曲がほしいという今福さんの提案を受けて書き下ろした曲。ゴスペラーズのような曲を書こうと作った初のアカペラナンバーです。



 



6.恋なんだな



2015年作品。作曲は今福さんで初めはまったく別の歌詞がついていました。それが彼のイメージとは少し違ったようで、全面的に書き直したのがこれ。字余りっぽく歌うというのがとても難しい一曲です。



 



7.まりや



1998年作品。私はゲイなのですが、当時テレビをみていてタレントの山田まりやさんがとても輝いてみえました。そこで彼女の名前を冠した失恋の曲を書いてみたいと作りました。歌詞に出てくるパークロード、美術館というのは山口市内の県庁近くの風景です。



 



8.初夏



1993年作品。収録曲の中で最も昔、17歳のときに書いた曲。この曲、初めは収録曲の候補ではなかったのですが、レコーディングを開始後に「カペラに捧げる」と同様、アクセント的な曲が欲しいということになって引っ張り出してきました。演奏の中に聴く人が聴けばわかる有名曲のフレーズに似たフレーズが、ところどころ入っています。





minakoさん(右)と。(下北沢LOFT・2016年1月31日)




 


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