メンバー紹介/筒井伸

はじめまして。信州大学大学院の筒井伸と申します。

僕たちのプロジェクト「南米エクアドルの漁村に「地域工房」を建てる。復興のその先へ。」をご覧いただきありがとうございます。

 

 

早くもプロジェクト公開開始から15日となり、多くの方々からご支援いただいております。本当にありがとうございます。これからもメンバー一丸となってより良いプロジェクトになるよう努力していきます。今後ともご支援いただければ幸いです。

 

 

さて、今回は僕がどのようなきっかけや考えでこのプロジェクトに関わるようになったのかをお話させてもらうことになりました。

 

 

僕が初めて南米に訪れたのは17歳の頃で、約10ヶ月中米のコスタリカ共和國という国で暮らしていました。

小さくボロボロで、半分スラム地区のような場所で過ごした経験を通して、様々な困難を乗り越えた人々の力強さ、そしてそこから立ち現れる建築に魅力を感じていくようになっていきました。

 

 

その後大学に進学し、４回生になった2017年にチャマンガでの文化センター再建プロジェクトについて教授づてに伺いました。
チャマンガの写真を見た時、自分の感じている建築の魅力を持っている場だと直感的に感じ、参加に踏み切りました。

 

 

建設プロジェクトと並行して、震災後に立ち上がる地域住民同士が協働で復興することによる力強い風景を、小さな部材同士の関係性レベルまで着目し、とにかく記録していきました。
現在復興住宅などのトップダウン的な復興も進んでいますが、それだけではなく、住民の方々が築いてきたこの地固有の風景を持続・更新していくことも大切であると考えたためです。

 

そしてこの度、本プロジェクトに参加させてもらうことになり、前回チャマンガで取り組んだことがが少しだけ活かせるような機会をもらいました。
まだまだ道のりは長いですが、住民の方々やプロジェクトメンバーと楽しみながらより良いプロジェクトにしていきたいと思っています。

 

筒井伸