支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 206人
- 募集終了日
- 2024年12月25日
プロジェクト本文
皆さまから多くのご支援をいただき、第一目標である200万円の目標金額を無事達成することができました。心から御礼を申し上げます。
私たちにとって、READYFORでのクラウドファンディングは初めてで、個人活動が長く団体としてはまだ1年未満の知名度のない私達に共感をいただけるのか不安を感じながらのスタートでした。しかし、気持ちを寄せてくださる方がこのようにたくさんおられることに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
クラウドファンディングに挑戦した事で、クラウドファンディングを通して活動を知り応援してくださる皆様に、離れていても応援してくださる先輩や仲間に、賛同して活動してくれているメンバーに、何もできなかった私を変えてくれたちゃまに、心からの感謝とちゃまを愛してくださる皆様に深く御礼申し上げます!本当に本当にありがとうございました!
クラウドファンディングの挑戦期間は残りわずかですが、新しいプレハブの隔離部屋を増やすことを目標にネクスゴール260万円に挑戦いたします。
現在のシェルターにも隔離部屋はあるのですが、すでにいっぱいの状況です。継続的に治療が必要な猫たちも多く、元気になって里親さんのところにいくまでには時間が必要です。このままでは、隔離が必要な猫たちを受け入れられなくなってしまうため、新しいプレハブの隔離部屋を必要としています。
皆様のおかげで200万達成でき、これによって当面の医療費等の資金の不安は無くなりましたが、更なる猫白血病隔離施設の確保のために、ネクストゴールにチャレンジさせていただきますので、最終日の12月25日(水)23時まで、引き続き皆様のあたたかい応援どうぞよろしくお願いいたします。
猫の命を救い、地域の相談者様に真摯に向き合う
「ちゃまの家」活動継続に向けご支援を!
ページをお読みいただきありがとうございます。NPO法人アニマルケアハウスちゃまの家代表の羽入です。
私はこれまでの10年間個人で動物の保護活動を続けてきて、今年の3月には茨城県の利根町で愛護団体を立ち上げました。これまで個人では難しかった大掛かりなTNR※なども、メンバーと力を合わせてできるようになりました。
これまで保護やTNRした頭数は80頭を超えますが、その半数の40頭が里親さんが見つからなかったり、ウイルスキャリアや人馴れのできない子だったりといった理由で譲渡が難しい子たちです。こうした子たちは自宅のシェルターで継続した保護をしています。
活動を進めていく中で、猫の命を守る活動とはいえ、そこには人と人のトラブルがあることがわかりました。TNRや不適切な多頭飼育による問題の解決に向けては、地域の皆様のご理解・ご協力をいただきながら、相談者様の話をよく聞き、抱えている悩みへのケアも必要と考えています。
現在では、特に高齢者世帯の多頭飼育崩壊や猫が外で増えてしまっていることに危機感を感じる方が少ないケースが大きな課題となっています。
このような活動を続ける中でご相談は増えていき、負傷や病気を理由にTNRできずに保護する子も多くなりました。そのため、今まで自己負担でやりくりをしていた医療費や継続したケア費用が不足しています。
同じやり方ではこの先保護猫たちを支えられなくなると思い、今回初めてのクラウドファンディングへの挑戦を決意しました。長期的に活動することを前提に考えてはおり、今後カフェや施設を開設した際の収益などを、医療費をはじめとした保護猫活動費に充当できる仕組みは作っていきたいと考えています。
1匹でも多くの猫の命を救い、地域の皆様と協力しながら不幸な猫を増やさないための啓蒙活動を進めていくことができたらと考えています。
あたたかいご支援、情報拡散のご協力をよろしくお願いします。
※TNRとは…T(トラップ=捕獲)・N(ニューター=避妊去勢手術)・R(リターン=捕獲場所へ戻す)の一連の活動のこと
「ちゃまの家」として活動をはじめた経緯
活動の原点
私は幼い頃から動物が好きで、思い返すと40数年前の小学生の頃から、捨て犬や捨て猫を放っておけずに拾っては里親さんを探すため、まだSNSもなかった時ですので一軒一軒歩いて聞いて回ったり、生後1日で捨てられてしまっていた子犬を家族に迎えてミルクで育てたりしていました。
里親さんに繋げられたときのうれしさと寂しさは今でもはっきりと覚えていて、今の活動の原点だと思っています。
その後、約10年前から個人として動物の保護活動をスタートし、近所の野良猫や負傷や病気の子(検査でウイルスキャリアとわかった譲渡の難しい子など)の保護を中心に、自宅をシェルターにしながら隔離して飼養してきました。いつも隣に動物がいる生活を送る中で、たくさんの悲しい別れも経験してきました。
今も忘れられない『ちゃま』との出会い、別れ
そんな中、一匹の雄猫との出会いがありました。それが『ちゃま』です。
ちゃまはどこからともなくやってきて、いつの間にか家族になっていました。どこにでもいる茶トラの猫ですが、私にとっては特別な存在でした。
ちゃまは生後6ヶ月位の頃に自宅の庭に現れ、最初に去勢手術をした猫です。当初は地域猫として外で生活をしていました。
いつも外でハンターをしては、私にプレゼントしてくれる優しい子でした。毎日のように玄関先にはねずみがおいてあって、誇らしげにどうぞって!私が落ち込んでいる時、2人でよく星空を見て、その時に「いつかちゃまの家を建てるからね」と話していました。これが私とちゃまとの約束です。
保護猫を逃がしてしまった時は、そっと連れ戻してきてくれたり、母親のいない子猫が捨てられていたときはその子達の親代わりになって面倒をみたり、獣医さんには雄猫じゃないみたいだねって言われていました。言葉や人の心がわかる賢くて優しい最高の相棒でした。
しかしちゃまは、その後のウイルス検査で猫エイズだということがわかりました。それまで猫の病気に対しての知識があまりなく、その時に猫エイズというウイルスの存在を知り、その他にもたくさんの怖いウイルスがあることを学びました。
これまで犬を保護したり、里親になったりしてきましたが、ちゃまが猫エイズのキャリアということをきっかけに、きっとこのような猫がたくさんいるはずだと考えるようになりました。
それから沢山の猫と出会い保護していく中で猫エイズの他にも猫白血病、猫ヘルペスなど治療の必要な猫たちとの出会いと悲しい別れも経験しました。辛いことが多い活動だと感じることもありましたが、そんな時もいつもそばにいてくれてたのがちゃまでした。
しかし、そのちゃまもウイルスが原因で亡くなってしまいました。最期はとても苦しみながらも私の腕の中で息を引き取りました。
立ち直れないほどの悲しみに暮れましたが の中で、ちゃまとの「いつか、ちゃまの家を建てるからね」という約束を果たすべく、ちゃまの様に苦しんでいる子たちの居場所を作るためにママ友だった仲間とちゃまの家を立ち上げました。
「ちゃまの家」これまでの活動について
愛護団体NPO法人アニマルケアハウスちゃまの家は、利根町の愛護団体として発足し、これまで個人では難しかった大掛かりなTNRなどもメンバーと力を合わせてできるようになりました。
|シェルターと隔離部屋
現在、自宅シェルターの他に、離れ一室と保護初期の隔離部屋としているプレハブがあります。
保護したばかりの猫はウイルスやノミ・ダニがいる可能性があるため、検査を受けるまでの間は保護初期の隔離部屋であるプレハブに収容し、隔離期間後、検査、ワクチン接種などを済ませた後、自宅シェルターまたは預かりさん宅に移動します。
自宅シェルターには、エイズキャリアの子を隔離する部屋を用意しているため、検査の際にエイズウイルスが発覚したときには自宅シェルターの隔離部屋で隔離をし、理解ある里親さんを待ちます。
離れの一室は猫白血病の隔離部屋として建てられましたが、現在は猫白血病キャリアの子がいないこと、そして保護頭数が多く自宅シェルターでかかえきれなくなってしまったことにより、保護部屋として使っています。
猫と一言で言っても体格、免疫力、好き嫌い、相性など、個体差があります。また猫はストレスを感じやすいため、自宅シェルターに移動の際は、自宅シェルター内の初期隔離部屋にある大型ケージで過ごしてから、その子にあった部屋への移動を考えます。
さらに野良猫は猫ヘルペスなどの「猫かぜ」と呼ばれるウイルスを持っていることが多いため、各部屋ごとに消毒をおき、お世話の際は念入りに消毒をするようにしています。
特にウイルスキャリアの子のお世話の時は、衣類の着替えや消毒もしながら、ご飯の食べる量やトイレチェックをします。
この様に自宅シェルターは常にいっぱいの状態なので、私達家族は個々に部屋は持たず、保護部屋は猫たちのために猫たちが暮らしやすい環境にしています。
また、活動を進めていく中で、猫の問題といえ、そこには人と人のトラブルがあることがわかりました。TNRをすすめていくにあたりまずは地域の皆様のご理解とご協力が必須と感じ、猫に対する啓発イベントの開催や、店舗等にご協力をお願いしてチラシを貼っていただいたりしています。
猫の命を守る活動ですが、そこには人と人とのトラブルや問題があるため、TNRや多頭飼育問題の対応をするときには話をよく聞き相談者様や悩みを抱えている人へのケアも必要と考えています。
私達の町は高齢者が多いため里親を探す際にも、おしなべて60歳以上での里親をお断りするといった形式的な基準でなく、一定の条件をつけさせていただき里親もしくは預かりをお願いしていきたいと考えています。
そうすることにより、私達も猫も高齢者の方にもメリットがあると考えています。
地元の手付かずな猫の問題解決のために全力を尽くしています
私たちが住む利根町では、これまで「猫にご飯をあげないでください、あげたらあなたの責任です」のような案内しかなく、保護についても乳飲み子猫の収容(茨城動物指導センター)しか受けておらず、その他の猫の問題については手つかずのままでした。
さらに高齢者が多いためか猫が外で増えてしまっていることに危機感のある方が少なく、「猫を外で飼ってしまう」「避妊去勢費用の捻出が難しい状況」に加え、子猫を見るのを楽しみにしている方などが、(餌をあげていることが悪いことだとの認識があるのか)隠れて餌やりをして、どんどん猫が増えてしまっているといった現状です。
私たちへの保護依頼も増加しており、保護の際に必須となる初期検査、ワクチン、内外駆虫薬や避妊去勢の費用に加えて、継続的な医療費を含め、検査結果に応じた治療費用が膨らんでいる状況にあります。負傷や病気を理由にTNRできずに保護に切り替える子も多く、シェルター保護の子が増え、現在は41匹の猫たちを保護していますが飼養管理にも多くの費用がかかっています。
クラウドファンディングへの挑戦理由
活動を知った方々から少しずつご支援をいただけるようにはなりましたが、相談件数も多く活動資金はどんどん膨らみ、現在は自己資金を切り崩しながら活動を継続している状況です。
当初はご支援やご寄付だけに頼らず、収益事業を行って活動運営費を工面していく予定でしたが、土地取得後の整備にかなりのお金がかかってしまったことと、土地の使用用途の問題などで思うように事業を進めることができていません。
長期的に活動することを前提に考えてはおり、今後カフェや施設を開設した際の収益などを、医療費をはじめとした保護猫活動費に充当できる仕組みは作っていきたいと考えています。しかし今、医療費などの手元の資金が不足してしまっています。
また、クラウドファンディングを通して、私たち「ちゃまの家」の活動を多くの人に知ってもらい、ペットショップなどから家族を迎えいれるのではなく、保護猫を家族に迎えることを考えたり、TNRや地域猫についての理解を深めるたりするきっかけにもしていければと考えています。
● 目標金額 : 200万円
● 資金使途
・保護した猫たちへの医療費、保護猫の継続ケア費※1、シェルターの維持費※2
・READYFOR手数料、諸経費
※1. 保護後の初期医療費(血液検査、ウィルス検査、検便、ワクチン、内外駆除薬)、避妊去勢手術※3、負傷猫、猫風邪等の状態の悪い猫の点滴や投薬などの継続的なケア費など
※2. シェルター維持費内訳(毎月の概算):フードおやつ代‥¥120,000/消耗品など雑費‥¥40,000/水道光熱費‥¥50,000/交通費‥¥5,000
※3. TNRでの不妊手術にはどうぶつ基金のさくら猫無料チケットを使わせていただいています。
活動を継続し、不幸な命をなくすために
外で日向ぼっこをしている猫たちを見ると癒やされますし、一見幸せそうに見えます。今後もTNRを進めながら、もっとたくさんの保護の必要な子の保護や治療をし、譲渡に繋げていきたいです。
そして皆様からのご支援によって、当面の医療費の確保ができれば、将来的にご支援に頼りきりにならずにTNR活動を継続していくための、収益事業としてペットホテルや老犬ホームの運営を行なっていきたいと考えています。
しかし、猫は野生動物ではありません。猫たちにとって外での暮らしは過酷なものです。メス猫は年に2〜3回の出産をし、自分だけでも大変な外の暮らしの中で子育てし、沢山の子猫が栄養失調や病気などで亡くなっています。
このような状況の猫を増やさないように、そして不幸な命をなくすために、皆様のご理解ご協力、そしてご支援がなければ、私達の力だけでは限界があると感じています。
どうか私達の活動にご賛同いただき、ご支援をよろしくお願いいたします。
応援メッセージのご紹介
俵屋 明日香 さま
猫専門ペットシッターfelice
茨城県の小さな町 利根町にて、たくさんの愛情と熱い想いで一つひとつの命を救い、あくなき挑戦を続ける『ちゃまの家』さまの想いに心打たれました。
私も同じ動物に携わる者として、微力ながらこの保護猫活動を応援いたします。
この様な一人ひとりの小さく前向きな行動が連鎖して、いつの日か大きな力となって『ちゃまの家』さまの後押しとなることを心から願っております。
渡辺 法子さま
公務員
「猫と人が共生できる町づくり」を目標に猫目線、人目線で陰ながらお手伝い出来ればと思ってます。
山﨑 敬子 さま
特別職地方公務員 / 預かりボランティア
わが町に動物愛護団体を作りたい人が居ると知り合いの方からお聞きしたのが2023年6月の事でした。我が家でも保護猫を4匹飼っていたので、是非お会いしたいと紹介していただいたのが代表の羽入さんでした。
私自身保護活動には興味はありましたが、自宅で保護した4匹以上は無理だなと感じておりました。助けたい、でも、どうすればいいのか・・・中途半端な気持ちが、ずっとモヤモヤしておりました。
そんな中、もっとたくさんの命を助けたいという真摯な思いを持ち、たくさんの素敵な仲間と共に『ちゃまの家プロジェクト』を始動した羽入さんに感動し、私もなにかさせてもらえればと預かりボランティアをやらせていただくことに。
不幸な命を無くしたい、たくさんの動物を幸せにしたいという強い思いを持つ代表。その思いは誰にも負けていません。是非皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いします。
松本 恵美 さま
神栖わんにゃんレスキューOHANA 代表(前列右端)
OHANAの仲間でもある「ちゃまの家」さんがクラウドファンディングをはじめました!
代表さん、とっっても「愛」のある方でとっつっても「素直」な方でとてつもなく謙虚な方です。猫のためにどうしたらいいか犬のために何かできることがないかいつもいつも考えています。そして、ズバっと行動してくれています!!
そんな素敵なちゃまの家さんの応援です!皆様、どうぞよろしくお願い致します
紀子 さま
ちゃまの家保護っ子里親
利根町で初めて動物愛護団体「アニマルケア ちゃまの家」がNPO法人として認証されました。「1匹でも幸せにしたい。小さな命を助けたい。病気の子を保護したい」代表の羽入さんの猫愛に溢れる優しく強い気持ちと素晴らしい行動力にとても感動しました。沢山の頼もしい仲間と日々活動を頑張っている「ちゃまの家」に私も微力ながら協力したいと思います。
ご留意事項
▽ご支援の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
▽ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
▽ご支援完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽本プロジェクトのリターンのうち、【●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページをご確認ください。
▽ご支援に関するご質問はこちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 羽入 恵美( 団体名 特定非営利活動法人アニマルケアハウスちゃまの家)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年2月28日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
保護した猫たちへの医療費、保護猫の継続ケア費、シェルターの維持費、READYFOR手数料、諸経費として活用させていただきます。
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プロフィール
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リターン
3,000円+システム利用料
お気持ち支援|3000円
・お礼のメール
・団体のインスタグラムでサポーターとしてお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 115
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年6月
10,000円+システム利用料
カレンダーで応援|1万円
・お礼のメール
・団体のインスタグラムでサポーターとしてお名前掲載(希望制)
・2025年用オリジナル手作りカレンダー
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年6月
3,000円+システム利用料
お気持ち支援|3000円
・お礼のメール
・団体のインスタグラムでサポーターとしてお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 115
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年6月
10,000円+システム利用料
カレンダーで応援|1万円
・お礼のメール
・団体のインスタグラムでサポーターとしてお名前掲載(希望制)
・2025年用オリジナル手作りカレンダー
- 申込数
- 6
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- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年6月