終了報告 ―千葉響は進化し続けます―
(2023/03/30 ありがとうコンサートより)
【ご挨拶】
私たち千葉交響楽団にとって、楽団で5弦のコントラバスを所有して低音の充実をはかることは
10数年来の、文字通り「長年の夢」でした。
終了報告をまとめなければと思い、改めてこのプロジェクトの概要を読んでいたところ、下記のように書いてありました。
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”プロオーケストラが所有するコントラバスの大半は5弦コントラバスです。低音の充実はオーケストラサウンドの生命線。しかし、当楽団ではさまざまな事情で未だ所有できていません。「千葉県唯一のプロオーケストラに5弦コントラバスを!」これは千葉交響楽団全楽団員の願いです!!”
”これから千葉交響楽団が充実した「千葉響サウンド」を確立し、オーケストラとして更なる成長を遂げていく上でも、5弦コントラバスの整備は必要不可欠であると考えています。”
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このクラウドファンディングによって「いつかそうなったらいいな」と描いていた夢を叶えることができました。
また令和5年3月30日に行われた「千葉響春のオーケストラ祭り ありがとうコンサート」では
そのコントラバスをふんだんに活用したプログラムで演奏会を行うことができ
さらに山下一史音楽監督みずから解説をして
皆様に千葉響のサウンドがパワーアップできたことをご報告することもできました。
(詳しくはfbページをご覧ください)
https://www.facebook.com/newphilchiba/posts/pfbid02i2j2FtJDzhzAFAygMvSr6Xrpd6Nz1Fv39QGnyVihS3zu37H7e7t2BrddbMKhUQGol
(千葉日報にも掲載されました)
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1047551?fbclid=IwAR0O0kYfKrVW9yRmetF3ZdWCRFPXzxweD2Mf4KrDTGvgOJ1k_-IISnRWsW4
(3/30ありがとうコンサートより。リターンで「マエストロはあなた!」「ソリストはあなた!」を選んでくださった皆さんと共演しました。)
(3/30ありがとうコンサートより。音楽監督が5弦と4弦の違いを解説。団員がコントラバスをそれぞれ実演し、比較のためチェロとも音域を重ねて響きを確認しました。)
このクラウドファンディングでは、希望していたコントラバスを購入することができただけでなく
活動をきっかけに初めて千葉響を知ってくださった方もたくさんいらっしゃいました。
皆様からの温かい応援、お声がけに
楽団員・事務局員一同本当に励まされております。
「千葉交響楽団は、これからもっと進化できる」
そう確信できましたし、そのようにお力添えをくださり背中を押してくださったのは
ご支援くださった皆様のおかげです。
5弦のコントラバス、そしてその楽器が運んでくれた大切なご縁をこれからも大事にし、
千葉交響楽団は歩みを進めてまいります。
(2022/07/17 クラウドファンディングに高額寄付をしてくださった方のもとへ、御礼の出張ミニコンサートを開催しました。)
【クラウドファンディングの結果報告と収支報告】
2022年4月25日より2,500,000の目標金額を設定にスタートしたこのクラウドファンディングは、2022年4月30日に目標金額を達成することができました。
最終的には172人の方々から総額4,407,000円のご寄付をいただくことができました。
皆さまからの支援金は、コントラバス購入費、ならびに
リターン製作費、リターンのための演奏会運営費などに使用させていただきました。
こちらの予想を上回る熱いご支援をいただきましたこと、楽団員事務局員一同心より感謝申し上げます。
ご支援ご協力、誠にありがとうございました。
【リターンの発送状況】
リターンは全て執行・発送いたしました。
【今後について】
〈いつか世界に羽ばたくオーケストラを目指して…〉
日本の首都・東京に最も近い地方オーケストラである千葉交響楽団。
今回のクラウドファンディングは終了しますが、5弦のコントラバスによって充実したサウンドをもって、千葉県民だけでなく日本中の多くの方々に「千葉交響楽団」の名前を覚えていただき、興味を持っていただきたいと思っています。
日本の玄関口である成田空港を持つ千葉県のように、千葉県といえば「千葉響!」、そしていつか世界に知られるオーケストラに。
そんな存在になりたいという願いも強まりました。
これからも、どうぞ引き続き千葉交響楽団のファンとしてお見守りください。
皆様にお会いし、充実した音楽をお届けできますことを
楽団員事務局員一同心より楽しみにしております!
本当にありがとうございました。
(クラウドファンディング達成に音楽監督・楽団員も大喜び!)
(購入したコントラバスと。左:千葉交響楽団コントラバス奏者 寺田和正 右:千葉交響楽団契約首席コントラバス奏者 前田芳彰)