NPO法人化へむけて動き始めました

ちびたまのしっぽ 愛の会は、現在は法人化をしていない任意団体です。主に夫婦でがんばって活動してきました。

今回、クラウドファンディングでたくさんの方にご支援をいただき、保護シェルターをつくることができるまでになりました。
この機会に、個人ではなく団体として活動できるよう、2021年春の設立を目指し、NPO法人として法人化をするために動き始めています。

 

 

活動資金
保護活動には、たくさんの活動資金が必要です。

多くの方にご支援・ご協力をいただきながらも、これまで資金の多くは日中の仕事のほかにアルバイトを掛け持ちしながら捻出してきました。

睡眠時間も削り活動をしており、収支報告のような帳簿をつける時間もありません。

 

ですが、法人化をしてメンバーに協力してもらうことで、いただいたご寄付が何に使われたのか、会計を管理・ご報告させていただくことができるようになります。

また、きちんとした法人であることで、活動資金を集めることも、広く山口県や全国の皆様からご協力を募ることができます。

 

NPO法人設立後は「認定」の取得を目指します。認定NPO法人となれば、寄付をしていただいた方にも寄付金控除のメリットがあります。

 

非営利活動法人が資金調達をすることを「ファンドレイジング」といいますが、今後は自分たちで働いて資金を稼ぐだけではなく、ファンドレイジングにも力を入れて、安定した資金調達をしていきます。

 

 

活動内容

保健所からのレスキューもTNR活動も、長年がんばってきましたが、個人としての活動では限界があることを痛感してきました。

 

保健所の開所時間に合わせるため、仕事の後や昼休みに駆けつけ、写真を撮ったり引き出したりしてきました。

 

活動メンバーが増えれば、私以外のメンバーが保健所にいくことができます。
活動資金が多く集まれば、時間をつくることもやりやすくなります。

 

TNR活動は、地域住民のご理解や啓発活動がとても重要ですが、活動メンバーが増えればポスティングやイベント開催もより多くできますし、個人ではなくNPO法人であることで、信頼性も高くなります。

 

 

活動エリアを広げます
当会の所在地は山口県長門市で、野良猫も野犬も多い地域ですが、残念ながら山口県は他の地域でも同じような状況が続いています。

長門市だけではなく山口県内で広範囲に活動できる団体を目指しています。

 

 

永続的な活動

個人活動では、その個人になにかがあると活動を続けることが難しくなります。今回このクラウドファンディングを大きく後押しした事が乳癌の告知であることも事実です。

NPO法人になれば、法人のメンバーに何かがあったり変更があった場合にも変わらず活動を続けていくことができます。

 

 

さいごに

今回、保護シェルターを建設することで、山口県の犬や猫を1匹でも多く救うことができるようになることは、本当にありがたいことです。

感謝の言葉では足りません。

 

シェルターを含め、当会のような活動の必要がなくなる日まで、NPO法人となることで、より広く、永く、活発に、透明性をもって活動する団体となれるよう、これからも邁進していきたいと思います。

 

先の記事でご報告させていただきました通り、広範囲に活動できる団体となるための不動産を購入するために、ネクストゴールの目標金額を再設定させていただきました。
私利私欲ではなく、山口県の動物の未来のために、平身低頭重ねてお願い申し上げます。