愛知県名古屋市で親御さんや子供達に寄り添った施設をこれからも

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。「株式会社ひまわり 代表」の伊藤昌弘です。

 

自分の仕事スタイルに合った子どもの預け先がなかったことから、自分で作ってしまおうと思い立ち、愛知県名古屋市中村区に2016年5月に認可外保育施設「託児所ひまわり 泊まれる保育&学童」をオープンしました。

 

 

現在では、「託児所」、「児童発達支援・放課後等デイサービス」、「就労継続支援B型事業」など、4つの施設の運営させていただいております。「託児所ひまわり 泊まれる保育&学童」を始めてから、今年の4月でちょうど4年が経過しました。2020年3月27日現在まで671人の子どもたちと共に過ごしてきました。

 

少しずつではありますが、私と同じ悩みをお持ちのお父さん、お母さんのサポートができ始めていると思っています。今後もより皆さまに寄り添った運営を行なっていくために、今回2つの取り組みを行ないたいと考えています。

 

①：現在、私の自宅で運営している「託児所ひまわり」を広い建物に移転します。

②：私の自宅を、障がい者向けのグループホームとして運営を行なっていきます。

 

託児所の移転先をより快適で安全にするための内装工事を500万円が必要です。これまで、利用者さんのご希望に応えるべく、短期間で施設を増やしてきたため、融資を受けられる状況ではありません。

 

そこで、クラウドファンディングを利用させていただき、皆さまと共に、これからの施設を作っていきたいと思いました。第一目標金額を達成しないとご支援金額を受け取ることができないため、まずは200万円を目指します。皆さまどうかご支援のほどよろしくお願いします。

 

 

 

 

今、世の中は新型コロナウィルスの影響、経済への打撃で大変なご状況かと思います。そんな中、なぜこのタイミングでクラウドファンディングを実施するのか説明させてください。

 

私たちの託児所や施設も例外ではなくコロナウィルスによる打撃を受けています。仕方がないことではありますが利用者さんの数は半数以上減っております。それに対して行政からの補填も今の所はありません。

 

このままでは施設を閉じなければいけなくなるかもしれません。また、緊急事態宣言などが終わって、いざ働かないと行けないとき、子どもたちを預けられる場所がなくなるということは親御さんたちにとっての負担がさらに増えてしまいます。

 

施設をなんとか維持していきたい思いです。

 

私たちは、現状を維持するだけではなく、働くお父さん、お母さんにさらに寄り添ってサポートができるよう、託児所ひまわりの移転のためにクラウドファンディングの挑戦を決めました。今は苦しい時期ですが、この状況を皆さまとともに乗り越え、その後、私たちができることを全力でサポートをさせていただきたいと思っています。

 

 

 

 

活動の始まりは、自分自身の「仕事」と「子育て」を両立させるためでした。

 

子育てって本当に大変ですよね。

 

自分の時間がなくなったり、子ども中心になったり、子どもってかわいいですが、わがままなときもあるし、とにかく大変なことが多いです。

 

実は、私自身、子育てへの協力をあまりしてきませんでした。（結果、戸籍にはバツが2つ　ついています。）男は仕事で家計を支える、女は子育てを含む家事を担当すれば良い。と本気で思っておりました。

 

そんな私でしたが、自分ひとりで子ども3人を面倒見ながら、仕事をこなさなければならない状況になる可能性が高くなった時期がありました。どうやって、仕事（海外出張もあり、休日なし）をしながら小学校に通わせ、面倒をみたら良いのかを考え、トワイライトスクール、学童保育、24時間対応の託児施設、などいろいろ調べましたが、私の助けになってくれそうな施設はありませんでした。

 

何かできないかと考えた私は空き家状態になっている自宅（現在の託児所ひまわり 泊まれる保育&学童）を年中無休の泊まれる施設にできないものかと考えました。自分で作った施設に、自分の子どもたちを預け、同じ悩みを持っている方と悩みをシェアできればとの思いで、2016年5月に託児所ひまわり 泊まれる保育&学童をオープンしました。

 

 

託児所を始めてから気づいたこと。「子育てをしているお父さん、お母さんはこんなに大変だったんだ。」

 

周りで子育てをサポートしてくれる方がいれば良いのですが、すべての人がそうではありません。私の場合もそうでした。近くに自分の両親がいましたが、母が病気で家事が全くできない状態だったため、子育てを手伝ってもらうことができませんでした。

 

私の場合は託児所を始めてから、幸いなことにとても良い保育士さんと出会い、さまざまなことを教えてもらいました。「自分の子どもと接するのと同じではダメなこと」、「命を預かっているという重み」など。

 

託児所では、お泊りの次の日に学校や幼稚園、保育園に送るという活動も行なっております。朝、子どもを起こして、朝ごはん食べさせ、歯磨き、着替え、など身支度を整え、目的地に送る。

 

これを毎日毎日繰り返すってめちゃめちゃ大変だと思いました。眠ければぐずるし、嫌いな食べ物だと食べてくれないし、あっという間に時間が過ぎていきます。子育てに精一杯で、自分の時間がこんなにも少なくなることを、自分で子どもたちと接してみて始めて気づきました。

 

「お母さんはこれをほぼ365日続けるのか…。」改めて尊敬しました。託児所を年中無休にしたのも、お母さんに休みはないと考えたからです。

 

 

 

当施設でお預かりするお子さまの中に、おもちゃを投げる、おもちゃの取り合いで引けない、お友だちをたたいてしまう、お子さまを結構、見かけることがありました。

 

いろいろ調べてみると「発達障害」という言葉を知りました。保健士さんに相談したところ、児童発達支援・放課後等デイサービスという施設があることを知りました。その施設はお預かりしながら、療育ができる施設で国が援助してくれると聞きました。

 

当たり前かもしれませんが、「子ども」といって一括りにして考えるのではなく、さまざまな状況の子がいて、その子たちに適した接し方があります。

 

そんな経験から、「子どもたちの成長とともに、必要なサービスを提供できる施設を開所していきたい。」と考えるようになり、託児所だけではなく、以下のような施設、サービスも始めてきました。

 

2016年5月開所：託児所ひまわり　泊まれる保育&学童　（認可外保育施設）
2018年5月開所：子育て応援　ひまわりサポート（児童発達支援・放課後等デイサービス）
2019年3月開所：子育て応援　ひまわりサポートPlus （児童発達支援・放課後等デイサービス）
2019年4月開所：ひまわりキッチン（就労継続支援B型事業所）

 

 

 

 

 

「託児所ひまわり　泊まれる保育&学童」は2020年5月で4年が経過します。日曜・祝日になると15人前後のお子さまをお預かりするときもあります。そろそろスペース的に限界を迎えており、引っ越しを計画しております。

 

たまたま、子育て応援　ひまわりサポートを運営している建物の2階がまだ内装手つかずで空いているので、「今よりももっと広く、もっと安全に、もっと楽しく子どもたちが過ごせる空間にリノベーションしたい！」とプロジェクトの立ち上げを決意しました。

 

現在はただの空間として遊び場などに使うこともあるのですが、危険が多いです。予測できる危険な部分をすべて排除し、快適な空間へリノベーションしたいです。

 

 

また、障がい児の短期入所施設が少なく、作ってほしいと利用者からの声をいただいたこともあり、今まで託児所だった自宅を障がい者の共同生活援助施設（グループホーム）として運営していきます。グループホームとは一人暮らしは無理でも、助け合いながらであれば、共同生活ができる障がい者の方々が一緒に生活するシェアハウスです。

 

利用対象者はグループホームで十分生活ができると認定されることが必要です。（名古屋市であれば、区役所の障がい福祉課に申請が必要です。）グループホームとして施設登録すると同時に、「短期入所」と「日中一時支援事業所」としての登録を行ないます。障がい児専門の託児所というイメージを持っていただければわかりやすいかと思います。

 

・グループホーム　　＝障がい者（18歳以上）の方が共同で生活する場所です。

・短期入所　　　　　＝障がい児（子ども）も使える一時的な泊まれる施設です。
・日中一時支援事業所　＝障がい児を一時的にお預かりする施設です。

（国や地方自治体の援助が受けられます。）

 

 

 

 

元々は私自身の仕事と子育ての両立するために始めた取り組みでしたが、その中で、世の中のお父さんやお母さんの苦労を身にしみて実感しました。それと同時に、そんな方々の役に立ちたい、サポートをしたいと思うようになり、それを精一杯やり続けて今に至ります。

 

 

自分たちで子育てができる方は良いのですが、それができないご家庭もあります。そんな人たちにこそ利用していただければと、頼っていただければと思います。それは決して子育てをおろそかにするということではなく、子どものための判断だと私は思います。

 

これからも、皆さまに寄り添った、必要とされる取り組みをしていきたいと思います。どうかご支援のほどよろしくお願いします！