望む未来を自ら選べるように。ベナンの子どもたちに教育の機会を

皆様

　現在、日本時間の１０月６日朝６時頃と思いますが、時差が８時間ありますので、ベナン時間では夜の１０時になろうとしているところです。

　本日（１０月５日）、Cove での支援が無事に終了いたしました。時差がある点と、これまた例によって電波の悪さでリアルタイムにご報告出来ていない点をご了承ください。

　決して焦らしている訳ではございませんが、準備の様子などもしっかりご報告をしたいと思っておりますので、まずは前日（１０月４日）の様子の写真をご覧ください。

　学年ごとに、教科書や筆記用具、定規やクレヨン、コンパス、ノート、糊などを置いていきました。

　カラフルで、新品で、見ているこちらがワクワクしてきます。見づらいかと思いますが、１枚目の写真をご覧ください。こちらは Primary 6 の子たちのセットですが、ペンケースも付いています。このペンケースは、私の友人の旦那様のお母様が作ってくださいました。ご趣味でお裁縫をされているそうで、私の活動を知って、ご協力くださいました。数に限りがありますため、人数的にちょうど良かった Primary 6 の子たちにあげることになりました。私もお母様の作品をいくつか頂戴したのですが、クオリティのレベルが高すぎて、本当に機能的なのです。お母様、本当にありがとうございました！！

　教材をまとめ終わったら、いよいよそれをバッグに詰めていきました。水色のバッグにつきましては、すでにお知らせした通りですが、紫色のナップサックは、数日前に急遽買い足したものです。私の友人や親族から個人的にお金をいただいたり、クラリスの伝手で、ベナン国内の団体から教材が大量に届いたということもあり、バッグが足りなくなったのです。

　しかし、何とここでトラブルが発生しました...。買い足した分を含めても、バッグが２７個ほど足りないという事態に見舞われました...。完全に私たちのカウントミスなのですが、時すでに夜になっており、今から他のお店でそんなに大量に購入することも出来ませんでした。結果として、足りない分につきましては、バッグではなく、クリアファイルのようなもの（一応閉じれるタイプですが、マチはありません。）をクラリスが買ってきてくれたので、それで対応することにしました。子どもたちは、バッグがないことにがっかりしてしまうと思いますが...。

　最後に、何てことなさそうな２枚の写真をご覧ください。クリップが付いています。こちらのクリップは、以前私が務めておりました学校の校長先生がくださったものです。この書類は、プロジェクト当日に使うものなのですが、量も種類も多く、分けて閉じたいのだが何かいいものはないかとクラリスに言われました。ホッチキスなど流通していないですし、自分の筆箱にホッチキスは入っていたのですが、残念ながら針を切らしていて、最初は見た目が不恰好だけど仕方ないということで、洗濯ばさみを使っていました。しかし、不意にこのクリップをいただいたことを思い出しました。クラリスは初めてこれを見たようで、使い方が分からず、クリップだとも思わなかったようです。

　明日は Cove の３つの学校を周るので、学校ごとに袋を分けました。そして、どの学校のものかが分かるように、メモをクリップで挟みました。

　教材やバッグ、教科書など、目立つものはもちろんご支援いただいた全ての皆様のおかげでございますが、善意で無償で作ってくださったペンケースや、書類や袋を閉じるクリップまでご支援いただいたものだと思うと、本当にこのプロジェクトは色々な人に支えられているものだと痛感いたしました。

　プロジェクト当日の件につきましては、またこちらの新着情報でもお知らせいたします。ブログでも綴りますので、よろしければそちらもご覧くださいませ。ご報告まで今しばらくお待ちください。