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焼津の第五福竜丸事件を語り継ぐCD「そして私は」を制作したい!

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支援総額

90,000

目標金額 380,000円

支援者
7人
募集終了日
2015年2月1日

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2015年01月01日 14:58

第5章「愛吉の死」

 こうしている時にも犠牲者は出ていた。高知県まぐろ漁船第7清寿丸(せいじゅまる)乗組員、吉岡洋一19歳。免疫機能低下で5月10日パラオの病院で死亡。同じく5月10日、関西丸船長、楠瀬亀寿(くすのせかめじゅ)56歳。遺骨からはストロンチウム90が通常の10倍検出され、タイのバンコク病院で再生不良性貧血のため死亡。
そんな中、若い乗組員達に気配りし世話役的存在だった無線長久保山愛吉の病状も、7月頃から黄疸の症状が悪化、一時様態が好転するも再び重態に陥り、心臓が弱り意識が低下。9月23日午後6時56分、帰らぬ人となった。遺体は残った被害者の治療に役立ててほしいという、愛吉の遺言(ゆいごん)により病理解剖に附され、愛吉はこんな言葉を残して去っていった。「地球が生まれ、人類が生存する様に成ってから、常に人類は戦ってきた事は歴史が物語って居ります。石器から銅へ銅から鉄へそして今、原子の時代が来たのでしょうが、使用法によっては善にも悪にもなる原子エネルギーは人類破滅に使用する事を禁じてほしい。私は身をもって味わって居ります。この不安と苦痛をこの上皆様に味はわしたくはありません。侵略とは何も強力な軍隊に依り侵(おか)されるだけではない。姿なき武器、水爆放射に依る空中の汚染も大きな侵略と考えられます。こんなことを書けば思想が何だかんだと申しましょうが、既に事件直後に調べたそうですから、私達の思想はおわかりの事と思います。とにかく私は平和を愛する。ぼろ船と申した人もあったそうですが、私は福竜丸時代がなつかしい、病人の愚痴ではない。原水爆の被害者は私を最後にしてほしい」と。
 MP3でこちらから音声でも視聴できます。

http://cocoltd.com/gionjuku2014/index.html
 

リターン

3,000


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「そして私は、」のCD1枚。名簿記載。
サンクスレター。

支援者
0人
在庫数
制限なし

10,000


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3000円の引換券に加え、名簿に名前記載&焼津のお土産名簿記載

支援者
6人
在庫数
制限なし

30,000


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10000円の引換券に加え、焼津のお土産。ギター教室体験券。

支援者
1人
在庫数
制限なし

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