焼津の第五福竜丸事件を語り継ぐCD「そして私は」を制作したい!
支援総額
目標金額 380,000円
- 支援者
- 7人
- 募集終了日
- 2015年2月1日
第6章「佐吉の悲しみ」
愛吉の死を知った佐吉は悲しみの中で思った。「辛くてもじいっと言葉を飲み込んで耐え、あらゆる事を乗り越えてきた愛吉(あいきっ)さんの心を、おらん多くの人に伝えていかなきゃなんねぇなあぇ」。「雨は神様(かみさん)の涙、風は神様(かみさん)のため息だってゆうけぇが、そこに黒い粉や、白れぇ灰が混じっちまった、きっと神様(かみさん)も思い通りにならねぇでつれえっきらよ。それでもみんなが命の大切さに気が付くように雨を降らせ、風を吹かせてるずらなぁ。そうして差別する事も無く、殺し合うことも無く、沢山(たーくさん)話し合えば誰もが幸せになれるだと、雨を降らせ風を吹かせてるずらなぁー」。
音楽- ~神様の涙~
1. 雨は 神様の涙 ポツポツ ポツポツ ポタポタ ポタポタ こぼれおちる
はやく やめばいいのにね 神様にも 悲しいことがあるんだね
なかなか泣き止まないんだね 神様にも涙が止まらないことが あるんだね
悲しいのは 君だけじゃない 寂しいのは 君だけじゃない
神様でさえ 涙を流すのだから 話してごらん 君の思いを
2. 風は 神様のため息 ヒュー ヒュー ビュー ビュー 吹き抜ける
はやく おさまればいいのにね 神様にも 悩みがあるんだね
思いどおりに ならないんだね 神様にも思い悩むことが あるんだね
悲しいのは 君だけじゃない 一人ぽっちは 君だけじゃない
話してごらん 君の心の中を きっときっと きっとわかり合えるから
悲しいのは 君だけじゃない 一人ぽっちは 君だけじゃない
話してごらん 君の心の中を きっときっと きっとわかり合えるから
その後乗組員の治療は一年以上も続いたが、その間(あいだ)も原水爆実験は続けられ、日本にも放射能の雨が降りそそいだ。100カウントあれば通常でない放射能は、鹿児島で4000カウント、二日後1万カウントに。京都には8万6760カウント、東京に3万2000カウント。雨の放射能の値は太平洋側で強かった。水道水から野菜から、無論土壌からも高い放射能が検出された。ソ連の核実験の影響と思われる放射能の雨も日本海側、東北、北陸を中心に降り始め、国境の無い魚は、水爆の恐怖も知らず海の楽園を泳ぎ回っている。それは水爆の影響がやがて世界に及ぶ危険を予測させるものだった。
こちらから音声でも試聴できます。
http://cocoltd.com/gionjuku2014/index.html
リターン
3,000円
「そして私は、」のCD1枚。名簿記載。
サンクスレター。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3000円の引換券に加え、名簿に名前記載&焼津のお土産名簿記載
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
10000円の引換券に加え、焼津のお土産。ギター教室体験券。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし