皆様こんにちは!
前回は、支援現場のニーズからコーディネートシステムが生まれたお話をさせていただきました。
今回は、コーディネートシステムが出来るまでのストーリー(その2)として、開発に取り掛かってから、1年目くらいまでを書いてみたいと思います。

 

夏の暑い日だったと思います。
私は、群馬大学の障害学生支援室(当時)を訪れていました。
顔合わせのご挨拶と、システムを具体化していく上で、具体的に、どのような業務を行っているのか、どういった機能が要求されるのかをヒアリングしに伺いました。
支援室の皆様は、海のものとも山のものとも分からない私を、暖かく迎えてくれました。

 

訪問の後日、メールも頂いたりしました。
 「真っ暗なトンネルの中を手さぐりで進んでいたところに、
  一筋の光が見えた、そんな思いです。」

こんなメールを頂いてしまっては、なお更頑張らないわけにはいきません。

 

技術的には、Google AppsとGoogle App Engineという両方ともGoogleのクラウドシステムですが、これらを使うことにしました。
私自身は、今まで使った事がない技術だったので、書籍を買い、Webで検索し、勉強しながらのプログラム作成となりました。
私は技術系の出身なので、新しいことを勉強しながら挑戦できて、エキサイティングでした。

 

今思うと、作成したプロトタイプ版は稚拙なもので、完成度も高くありませんでした。
しかし、何らかの可能性を感じさせるものだったのでしょうか、支援室の皆様からは喜びの声を頂くことが出来ました。

 

一般のビジネスでのシステム開発では、最初にシステムの仕様を定義し、それが実現できればお終い、となるのですが、コーディネートシステムの場合は、作りながら仕様を考えて変更していくというスタイルを取っています。
最近のIT業界では、「DevOps」といって、開発(Development)と運用(Operations)を切り分けないで、共に協力しながら作っていきましょう、ということが提唱されていますが、それを先取りしてやっているのです。
しかも、4年たった今でも、使ってもらった現場からのフィードバックとして、仕様の見直しと新しい機能の追加を行っています。

こんなに開発と運用が密に連携して開発が進められているシステムは、沢山は無いだろうと自負しています。
そんなシステムだからこそ、皆さんを笑顔にしてくれるのかな、と思います。

 

修学支援に関わるより多くの関係者の方にも使っていただけるよう、ご支援をお願い致します!

(その3へ続きます)

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