前回は代表のハルディさんをご紹介しました。今回はCOPの活動を支えるチームのご紹介をしたいと思います。COPでは、それぞれミッションの異なる4つのチームを編成してさまざまな課題に取り組んでいます。

 

COPはカリマンタン(ボルネオ島のインドネシア領)全土を活動の対象としていますが、その面積は日本の国土の約1.5倍もあるため、カリマンタンの東部に拠点を置く『エイプ・ガーディアン』と、西部に拠点を置く『エイプ・クルセイダー』に分かれて活動しています。

 

彼らは、違法なプランテーション開発などオランウータンとその生息域に影響を与える活動の監視や、オランウータンの救助・リリースなど現場の最前線で活動を行っています。

 

違法なプランテーション開発の調査。時にはプランテーションの労働者となり潜入調査を行う

 

何気なく労働者に近づきオランウータンの目撃情報について聞き取りを行う

 

 

『エイプ・ディフェンダー』は、東カリマンタン州にあるリハビリセンターの運営と、そこで保護されているオランウータンのトレーニングや世話を行っています。

 

救助されたオランウータンのうち、怪我を負っていたり親が殺されてしまったりなどの理由で、自らの力で生きていけないと判断された場合、このリハビリセンターで保護されます。

 

リハビリセンターにある施設は2015年にスタッフが自らの手でつくった

 

去年10月に撮影した、当時生後3ヶ月のオランウータンの赤ちゃん

 

写真のオランウータンの赤ちゃんは、去年9月にアブラヤシ農園で救助されたそうです。オランウータンは育児放棄をすることはないため、何らかの理由で母親は死亡してしまったと考えられます。その後、この赤ちゃんはポピーちゃんと名付けられ、24時間体制でお世話されています。現在は歯も生え始めたようですくすく育っているようです。

 

『エイプ・ウォーリアー』は、違法な野生生物取引などオランウータンに影響を与える可能性のある社会の監視、政府や企業への働きかけ、普及啓発や学校での教育活動の実施など、現場での活動と社会とをつなぐ役割を担っています。

 

「COP SCHOOL」では、講義や議論を通じて野生生物保護のために何ができるかを学ぶ

 

「アート」を通じたオランウータン保護活動の普及啓発

 

特にユニークだと感じたのが、オランウータン保護とアートを結び付けたライブ活動「Sound for Orangutan」や美術展「Art for Orangutan」です。これらのイベントにより、COPは多くの若者を巻き込むことに成功しています。

 

また、このような場を通じて問題に関心を持った若者に対して、より深く具体的なアクションにつなげるために毎年「COP SCHOOL」と呼ばれる研修を実施しています。現在、COPの活動の中軸を担うメンバーの多くも、この「COP SCHOOL」の卒業生です。

 

COPの活動については私たちのウェブサイトもぜひご覧ください!

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